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左利きのたわごと②

左利きあるあるはたくさんあります

①に引き続き 書いていきたいと思います

冒頭の写真は、昔フィンランドで買った左利き用のハサミ

実は使いにくい

ムーミンのキャラクターで人気のミーの柄が可愛くて購入しました

線に沿って綺麗に切れなくて使わなくなりました
切れ味はいいのですが

今回は、左利き×看護師のこれまでの経験を書いていこうと思います

小学校くらいまでの辛さは、年を重ねるごとに気にならなくなりました

そして、看護師になってからまた色々不具合があるなって思うようになったのです

特に看護技術を学ぶ時
採血
尿管を入れる
吸引(痰をとる)
など

看護学生時代の演習や実践は右利き仕様です

患者さんに安全に技術を提供するためには、必要な物品を置く配置がかなり重要となります
時には、自分のいる位置も変えなくてはならなくなるのです
ベッドの反対側に位置を変えるとか
かなり不利だなと
評価者も右きき縛りの考え方が多い人だと
心の中で「はっ?」ってなることも多かった

今は動画とかVRなどが発展しているので
検索次第では良い教材に出会えるかも知れません

当時はそんなものはなく
自分で考えてやっていくしかなかったし
周りに左利きの辛さを言える仲間がいないと愚痴も言えず辛いのです

なんとか長年やってきて
気にならなくなってきた頃…

私の勤めている病院では定期的に部署異動があります

新生児室に異動したことがあったのですが、これまた大変でした

全て右利き仕様に配置されていて
しかも全てが小さいので怖さもありました

自分が使うエリアを一時的に変えることもできたのでしょうが、ものを動かすことのリスクもあって
右利きの世界に慣れるしかなかったです

働く環境が変わってしんどいのに
さらに右利きの世界…
適応するのに時間がかかることを許していただきたい

あとは後輩に看護技術を教える時
左利きやから逆ねーとか言いながら、教えているんですが、たまに忘れる時があります
後輩をなんかぎこちないなーと思って見ていたら
一生懸命左手で操作をしようとしていたのです
おいおいっと思いながら、いうのを忘れてごめんねっと謎の謝りを入れることがありました
教える時も結構気を使うんですよね

あと、左利きの子に技術を教えてあげてって言われたこともあって
(いやいや、本人左手前提で、右手での方法理解できるで)
と思いながら、教えたこともありました

左利きの宿命なんでしょう

なんだか愚痴っぽくなりましたが、とにかく一書きたかったのです

以上、左利き看護師の戯言でした


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