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コラム(サウンド)

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音楽や作曲に関する解説など。
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#音楽

教科書に載せたい程の名曲「やっと家に帰れてとてもうれしい」

昨年末くらいに映画を観ていたらちょっと気になる曲と出会いまして、いろいろ調べていくうちに上記の動画を発見しました。ロシアの曲で、タイトルは「やっと家に帰れてとてもうれしい」。歌っているのはエドゥアルト・ヒーリさん。バリトン歌手だそうです。1976年の映像。 Wikipediaで彼の情報を見てみるとネット界では2009年くらいにこの動画が流行ったみたいですが全然知らなかった。。。 乗り遅れたも何も10年遅れてしまいましたが(とは言ってもネットで流行るまでにそれ以上かかってます

作曲家からみたソルフェジオ周波数についての考察

ネットを徘徊してたら、体に良いと言われる「ソルフェジオ周波数」という曲というか理論というか噂を発見しました。巷で「528hzの音楽がDNAを修復する」というやつ。結構前からあったんですねぇ知らなかった。 これについて作曲家の立場から書いていこうと思いますが、先に結論だけ書いておきますと、 周波数にこだわらず、ポジティブな気分でリラックス出来るインスト曲なら何でも良いです。 どういう事?って方も、何のこっちゃ?って方も続きをどうぞ:) ソルフェジオ周波数とはネットでこの言

音楽理論を学ぶことで得られるもの

私は音楽の短大に通ってました。そこで得られた物は何かなぁ。と振り返る事があります。 というのは、作曲するにあたって音楽理論を学ぶことは必要か?という話がたまに出てきまして、その答えを自分なりに頭の中に纏めています。 ぶっちゃけ言いますと、ある程度のクオリティの曲なら音楽理論を学ばずとも感覚で作れます。鼻歌なら誰でも作れますよね:) まぁこれも世の中に音楽が溢れてて無意識に感覚を得ているからなんですが。 あと「学校に通うよりスタジオで実践して身に付けろ。そのほうが効率的」

コード進行:IV-V-III-VIについて色々

はじめに以前Twitterで「IV-V-III-VIのコードはゲーム音楽職志望時には飽きられているから避けるべき」というのが流れてきました。 で、思ったのですが、、ゲーム音楽をやってきた身からすると、このコード進行使ったことあるかなぁ。。。無いかも。。というのが素直な感想。 IV-V-III-VIはハ長調で言うと「FM7-G7-Em7-Am7」となりますが、うーむ、思い出せないだけかもしれませんが、もう少し複雑なコードを含めた進行は意図的によく使うものの、このままの状態で

ほしのわのおと♪(うたいり)テキストコメンタリー

テキストコメンタリーって言葉、使い方あってるかな。。?とりあえず進めてみます:) 以前から曲を作るとき何を考えてるのかを書いてみたいな、と思ってたのですが、実際にどうやればいいかちょっと迷ってました。 そこで今回は先日アップした星乃環ノートちゃんイメージソング「ほしのわのおと♪(うたいり)」について、noteのコンテンツから生まれた曲なのでnoteですぐ聴けるしこれなら分かりやすいかも、という事で書いてみます! 「ほしのわのおと♪(うたいり)」を別窓で開くかダウンロードし