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このまま…、走って・走って・走りまくってほしい。

ワシントン・ナショナルズのCJ・エイブラムス選手は肩で魅せて、シンシナティ・レッズのエリー・デラクルーズ選手は足で魅せたけど、どちらもチームは負けてしまった。


ナショナルズは貯金がなくなり、レッズは借金4。

なかなか厳しい戦いが続いている。


そんな中でも輝きを魅せているのが、デラクルーズ選手の

盗塁数が両リーグトップの21個。
ナショナル・リーグでトップの成績で、2位の選手が14個。アメリカン・リーグのトップの選手も14個なので、ダントツのトップ!(5/9現在)


ただ、数字に残らない部分でも印象的なを魅せている。


5/8のダイヤモンドバックス戦の初回、無死一塁の場面でデラクルーズ選手が放った打球は平凡なショートゴロ、ダブルプレーコース。結果は予想通りダブルプレーになったけど、ダブルプレーを逃れようと、打った瞬間から全力疾走する姿はほんとに素晴らしかった。

このプレーに限らず、いつも一生懸命に走る選手なので、見ていて気持ちいい。


また、エイブラムス選手も同様で、やはり一生懸命走る。

両選手とも足の速い選手ではあるけど、足が速いとの一生懸命走るのとは違う。


足の速さはある程度持って生まれたもんではあるけど、一生懸命走ることは誰でもできる。


そういった意味では、MLBの選手たちはよく走る。一生懸命走る。

中にはそうでない人もいるけど、とにかくよく走る。


遠くへ飛ばすこと、ヒットをたくさん打つことも魅力的だけど、一つのアウトを阻止しようと一生懸命走る姿や次の塁を狙うひたむきな走塁はそれに勝るとも劣らない。


かつてイチロー選手がMLBで大活躍していた時も、内野安打が多い選手…と言われていたけど、それもやっぱり一生懸命走った結果であり、その積み重ねが大記録につながっている。


野球少年やこれから野球を始めようと思っている子ども、野球をやらせたいと思ってる親御さんは、ぜひこういったプレーを参考にしてもらいたい。


そして、ダブルプレーを阻止しようと一生懸命走る選手を、ダブルプレーで仕留める内野陣の守備も素晴らしい。

MLBのダブルプレーはカッコイイ!


なぜだろう?


日本のプロ野球ではあまり思ったことはなかったけど、MLBではよく思う。


ダブルプレーの練習に割く時間も日本の方が圧倒的に多いと思うけど、それでもどんなアプローチからでも完成度が高い。


日本では、一軍と二軍で構成されていて、最近は三軍もあるけど、MLBはルーキーリーグから1A・2A・3A・メジャーと一流になるまでが長い。

その層の厚さの違いなのか!?


でも、一生懸命走ることや一生懸命プレーすることは一流も二流も関係なくできること。


デラクルーズ選手やエイブラムス選手のように、一流でありながらもそれに驕ることなく一生懸命プレーする姿は見ていてほんと気持ちがいい。


応援したくなる。
というか、応援している。

いつまでもその姿勢を貫いてほしい。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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