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「首相辞意」一般紙夕刊は間に合わず、朝日遅版は都構想採決も

※2020年8月29日にCharlieInTheFogで公開した記事(元リンク)を転載したものです。


 8月28日、安倍首相が辞意を固めたとの一報が各社から流れたのは午後2時を過ぎてからのことでした。在阪一般紙は28日付夕刊の締め切りに間に合わなかった模様です。夕方に大阪駅と天王寺駅周辺の売店などをめぐりましたが、最終版後の追っ掛け版を取った様子も確認できませんでした。

 一方、大阪府議会では「大阪都構想」の協定書(制度案)採決が午後1時半すぎに行われ、可決しました。こちらの反映状況は版によって差が出ました。

 今回入手した新聞は全国紙はいずれも大阪本社版で、朝日新聞(3版、4版)、毎日新聞(4版)、読売新聞(3版、4版)、日本経済新聞(1版、3版、4版)、産経新聞(4版)、神戸新聞(4版)です。毎日、産経、神戸は昨年までに夕刊の版建てを再編し1個版体制に変わっています。

 各社の反映状況は次のとおりです。(×は採決前、─は記事なし)

実況天気図日経平均外為都構想採決朝日3版6時前引12時×朝日4版9時前引12時×毎日4版9時前引12時─読売3版6時前引不明×読売4版9時前引不明○日経1版6時11時10時×日経3版6時前引11時×日経4版9時13時12時○産経4版─前引──神戸4版─前引10時─

 複数版体制を取っている社では朝日新聞のみ、遅版でも都構想採決は間に合いませんでした。


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