『G1日本ダービー』枠順確定前上位人気馬分析

こんばんわ。シャルルです。

では、本題に入ります。
今日の記事は今週末行われる『日本ダービー』の上位人気馬分析となります。
現段階予想で用いた全成績・舞台成績・距離成績・近走成績に加えて、データと前走内容を踏まえて上位人気馬の分析を行います。

今回はオッズ10倍未満の馬を対象に分析を行います。

ということで、『日本ダービー』上位人気馬分析、参りましょう。

『日本ダービー』上位人気馬分析

人気・単勝オッズはnetkeiba様にて、5月23日12時に公開されているものを使用しています。

想定1番人気 ソールオリエンス 3.5

前走は皐月賞で0.2秒差差し切り勝ち。
立ち回りとしては、最内枠で最後方からスタートし、4コーナーで外に大き目に膨れつつだが、まっすぐに進路を取って上がり最速の差し切り勝ちで、コーナリングに問題は残ったものの、騎手の腹を括った好騎乗も含めて、能力の高さを示した結果。
新馬戦の動きを見る限り、右回りだとコーナーで外に膨れてしまうようだが、左回りでは問題なく回れており、今回の舞台替わりは好材料。
また、後方でしっかり脚を溜めて差し切っていることから、折り合い面も問題なさそうで、距離延長は問題としないだろう。
データ分析としては、この馬特有の条件で考えていく。
無敗の皐月賞馬は過去9頭存在しており、内2頭がダービーを回避、7頭の成績は5-1-0-1で唯一馬券外はテン乗りでレーン騎手が騎乗したサートゥルナーリアの4着、大崩れはなくこの馬は継続騎乗。
2着に敗れているのはエフフォーリアで、武史騎手が騎乗しており、今回はリベンジなるかというところ。
追い切りの動きは執筆時確認できていないが、状態が悪くなければ確実に抑えておくべき1頭だろう。

想定2番人気 スキルヴィング 4.6

前走は青葉賞で0.1秒差の差し切り勝ち。
青葉賞では後方待機から上がり最速で外を回して差してきており、かなりスムーズな競馬で騎手のコース取りがうまかった印象。
データ上青葉賞は勝ち馬がなく相性が微妙なレースではあるのだが、2.3着は結構あるレースで、単に勝てていないだけ。
ダービーは最も運がいい馬が勝つといわれているレースで、単に運なかっただけで、能力自体が劣っているというわけではなさそうで、この馬は十分にG1級の力は有している印象。
不安材料がないわけではなく、青葉賞のタイムが正直微妙で、昨年のダービー5着のプラダリアが、青葉賞を勝って臨んだのだが、そのタイムが2:24.2、対して今年が2:23.9と大きく変わらないところで、ダービーのタイムが昨年で2:21.9と2秒の差があり、速力はかなり足りていない印象も受ける。
ただ、青葉賞馬が勝てないというジンクスを破る可能性は十分あるかなと。

想定3番人気 ファントムシーフ 6.8

前走は皐月賞で0.5秒差の3着。
皐月賞では、落鉄もあって上がり2位の脚を使って3着まで伸びてきており、重馬場で落鉄していてということを考えれば十分に末脚を発揮したと個人的には考えていて、しっかり折り合って後方で足を溜めてしっかり末脚を発揮した印象がある。
今回乗り変わりで初騎乗の武豊騎手で、過去60年以上、初騎乗の馬は勝っていないというデータかジンクスかが存在しており、その理由として、前走でダービーを見据えた騎乗をすることがかなり重要と考えられていて、昨年のドウデュースも皐月賞では折り合いに終始し、しっかり終いを伸ばす走りをして、ダービーでも同じ立ち回りから勝ち切った。このように前走でしっかりダービーに向けた走りをしておくというのは大事。
テン乗りなのでレースではそれができていないものの、追い切りに3週連続で乗るほどコンタクトを今回取っており、一概に悪いとも言えないのは事実でしょう。
おまけ程度になるが、この馬は乗り替わりで3戦3勝しており、継続の時は負けている比較的稀有なパターン。
不安材料はハービンジャー産駒が東京2400mの成績が悪すぎるので、そこはデータ的に不安視している。

想定4番人気 タスティエーラ 8.9

前走は皐月賞で0.2秒差の2着。
皐月賞で先行して残ったのはこの馬のみで、3着以内のほか2頭は後方から差してきたということを考えると、勝ち馬との差は着差ほどないと考えてよさそう。
ただ、重馬場で早めに仕掛けての2着ということで、疲労が残っているのではないかと、状態面に心配は残る印象。
また、この馬も乗り変わりで松山騎手からレーン騎手に変わる。
ソールオリエンスの無敗皐月賞馬のデータで唯一着外になったとして挙げたサートゥルナーリアの鞍上はテン乗りでレーン騎手で、不安ではある乗り変わり。
ただ、剛腕で動かしていける騎手ではあるので、手が合えば力は出せるコンビかなという印象もあり、何とも。
テン乗りで勝てないジンクスを破るなら3週連続で追い切り騎乗のファントムシーフのほうが可能性が高そうに感じるものまた事実。

想定5番人気も少しだけ…

サトノグランツ
この馬を取り上げることにした理由は連対馬はほぼ5番人気以内なので、取り上げます。
個人的には菊花賞で狙いたいかなと。
だからと言ってダービーで軽視するわけではないのだが、ズブいのかエンジンのかかりが遅い印象で、切れる脚はない。
ただ、結構長くじりじりと伸びる脚を使うので、前目につけて仕掛けてきたらかなり怖い印象。
そしてまとめで触れますが、父はサトノダイヤモンドで、5番人気以内で唯一父がダービー連対馬。
菊花賞で狙いたい気持ちに変わりはないものの、ダービーでもかなり有力な馬だと思います。

まとめ

ここまで分析をしてきましたが、実は4頭に共通して不安材料があるので、ここで触れていきます。
というのも、過去11年連続でダービー連対馬を父に持つ馬が連対しているというデータが存在していて、スキルヴィング、ソールオリエンスはキタサンブラック産駒でダービー14着。タスティエーラはサトノクラウン産駒でダービー3着。ファントムシーフはハービンジャー産駒で未出走。
しかし、昨年2着にイクイノックスが来たようにキタサン産駒はかかわっており、他にも例はあるので、世代交代の流れでこのデータは使えない可能性は高いなと。

ということでまとめます。
連対は過去10年で5番人気以内で決まることが多いので、ここに加えてサトノグランツまではしっかり分析してみるのもいいかなと。
今回の記事ではサトノグランツは軽めですが…
データを調べて、ハーツコンチェルトはかなり面白い1頭かなとも思った旨を書き残しつつ、明日は葵ステークスの最終予想、明後日に目黒記念とともに最終予想となりますので、よろしくお願いします。

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