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『イノベーションのDNA』

内容を読んで新しいなと感じるのと同時に、自由だなと思った本として、『イノベーションのDNA』について書いてみたいと思います。この本は、『イノベーションのジレンマ』という本で有名なクレイトン・クリステンセンさんが書いたもので、新しいものを生み出すイノベーターには、共通した要素があるという主張が入っています。


例えば、自由に直感的にいいと思ったものを集めるおもちゃ箱を持ってみることを、本書では勧めています。それが「アイデアネットワーク」を作るきっかけになるとのことでした。その「関連付ける力」以外に、本書では4つの要素を挙げています。それは、「質問力」、「観察力」、「ネットワーク力」、「実験力」です。

この中で特に、「質問力」はもちろん相手への問いもありますが、自分への問いも含まれています。息をするように自然に、「明日は何から始めようか?」という問いから始まってもいいし、「なんで私はこれをやっているのか」という具体的な課題に対する質問でもいいので、問いかけてアクションを引き出す姿勢が必要です。

その「問う」力ということで、他にためになった本が、『哲学はこう使う‐問題解決に効く哲学思考「超」入門』という本です。この中では、自分への問いの出し方を始め、相手との対話を深めるためのヒントが多くあります。


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