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『アウトプット大全』

「アウトプット」という言葉は、どのようなイメージを持っているでしょうか。テストを受けること、プレゼンテーションで使用することなどという感じがしますが、私が思うにそれらは機会が与えられて、自然に出てきただけだと思います。

「アウトプット」はインプットした内容がふとした瞬間に出てくることが、究極の姿だと思います。頭の引き出しを増やし、必要な時に「引き出す」ことが、アウトプットなんだと考えています。

そうはいっても、自然と引き出せるためには、ある程度小さな日々のトレーニングが必要ですよね。私がこうしてNoteを書かせて頂いているのも、読んだ本を小さなアウトプットに起こしているのですが、こうした作業についてまとめて下さっているのが、『アウトプット大全』です。

そして、特に本を読むことは、私は大きなアウトプットに繋がるインプットだと考えています。本を一冊読むと、一つの世界が広がります。私は読んだ本を自分が普段仕事をしていて見える本棚の置き、隣同士の本と本のテーマを関連させて、ふと新しいアイデアが出てくることがあります。本は多くのことを教えてくれるのですが、そのことについても、以下の本が教えてくれます。(『人生で大切なことは、全て「書店」で買える』)

また、一方で『文系研究者になる』という本は、このアウトプットが研究の中ではどのようにされるべきかを体系的にまとめて下さっています。人との出会いは、インプット、そしてアウトプットの両方に繋がりますし、研究発表をして、それを実行に移すことは、社会全体に繋がる大きなアウトプットになります。私たちも、日々の中の小さいなアウトプットの量を増やし、多くの人と繋がっている実感を得られると、幸せの総量は増えていくでしょう。



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