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Excelやっぱり覚えた方がいい理由

現在、日商PC検定データ活用3級取得のためExcelを勉強中。あと授業2回ほどでテキストの履修が終わり、模擬試験に取り掛かれる見込みです。

本当のところ今度の就職職種は物流なので、仕事ですぐにExcelが求められることはないと思うのですが。
とにかく今はただ知ることが楽しいという動機だけで学んでいます。

なのですが! 

ふと、どんな職業でも、やっぱりExcelは知っていた方がいいのかなと思いました。
というのも、アナログ現場だからこそ起こってしまった悲劇もあったことを、思い出したからです。

これまでの職場は高齢者の介護施設。基本アナログな現場でした。永年仕事でPCを使うことは殆んど無く、ようやく4年前から最後の職場でケース入力と書類作成で少し使うようになった位です。

ケース入力の方は教育委員が作成したマニュアルがあったからまだ良かったのですが、議事録や稟議書を書くときはマニュアルもない上に、誰にも書き方を教えて貰えず途方に暮れました。

今にして思えばその書類のひな型が、Excelだったのです。

「ただ文字打ち込めばいいんだよ」とだけ言われて「じゃ議事録当番よろしく~」と丸投げされる。で、書き始めたのはいいが、一文字だけ修正したいのに前後の文字ぜんぶ消えるのなんで??? とパニックしたこともしばしば。

部署の端末は1~2台と限られており、モタモタしていると周りに迷惑。だからと言って遠慮して譲ってばかりいると私の番になった時には周りは帰ってしまい、聞ける人がいなくなる。

あーでもない、こーでもないと孤軍奮闘しているうちにどうやら本部の作ったひな型を崩してしまったらしく…翌日大目玉を喰うハメに。。

(その時やらかした内容はよく覚えていません。罫線を消したか何かあり得ない書式を設定したかといった辺りでしょうが)

今でこそExcelのセル入力は理解していますが、当時はExcelの存在すら知りませんでした。

介護現場は殆んどが中途採用で占められています。私のように手書きの職場からの転職組で一定以上の年代の人は、まずPCスキル皆無と考えていいでしょう。

IT化は良いことですが、そういった介護業界特有の事情を加味しながら推し進めていって欲しいものです。

じつは私と同じ憂き目に遭った人が他にもいたようです。

Excel研修をやってくれとまでは言わないけど、せめて紙のマニュアルでいいからセル入力くらいは教えるべきではないだろうか。

それから組織としての教育だけでなく、困った時に聞ける職員が限られていたようにも思いました。
仕事に必要なPCスキルを自信をもって教えられる人が数えるほどしかいない。下手すればその人とシフトが合わない限り、永遠に議事録は仕上がらない、なんてことに。

聞いても逃げる職員も、いましたしね。


こんなわけだから職業を問わず、というかアナログ現場にこそ最低限のIT知識を持った人は必要だと、感じた次第です。

もっともPCスキルを持った介護職員が少数派のうちは、デキる人は何かと便利屋にされてサービス残業が増えてしまいそう。可能ならば、施設で教育委員会の他にIT委員会を設置して、ちゃんと仕事として評価すればいいのでは?

(?にしたのは、委員会が増えることで現場の負担が増えることも懸念されるから)

やれやれ、どうしても介護現場の話になるとつい長くなってしまいます。


Excelはもちろん日常生活でも出来た方がいいですね。というのも、例えば通販の注文書などでもよくお目に掛かるようになったからです。
私自身、過去に入力の仕方とメール添付の仕方で躓いて発注し損なったことが何度かありました(;^ω^)
(メールは使っていたけどOutlook を知らなかった、というのもある)


アナログ仕事の人や年配の人も、まずはセル入力の仕方だけでも誰かに聞いて覚えましょう!





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