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元 営業系介護福祉士?

就職先を選ぶのに、まだ片意地張っている気がする。
本当にやりたい事じゃなくて、見栄の張れるカッコいいこととか、つい考えてしまう。

介護士辞める前に辛い思いもしたから、時々ふと、元の同僚を見返してやりたいって思う事がないと言えば噓になる。
見返すとは、たとえば営業でガッツリ前職の倍稼ぐとか、肉体労働を離れて優雅にデスクワークをするとか、
可能なら夢のリモートワークとか。

…まあ50代元介護職でデスクワークましてやリモートワークの求人案件なんて、ありえないんだけどね。

仮に「見返したい」だけで仕事を選ぶとしたら、自分の適性とかやりたいことは二の次で、営業あたりになるのだろうか。

以下、回想とちょっとたられば。

営業は私の最初のキャリアでもある。あの時はやっと芽が出て来たかな?っていうタイミングで妊娠そして出産。復職後に今度は会社の経営が大きく傾いてしまい、結局自分の本当の実力はよく解らないまま。

それから時を経て今から4年前、もしかして私は営業・販売に向いていたのでは?と思える出来事が、あったといえばあった。

当時介護士だった自身の怪我休業と、息子の金銭トラブルとがあろうことか同時発生。そのとき会社に内緒でバイト3件掛け持ちしながら副業をスタート。いわゆるMLMといわれる形態のビジネスだった。

始めてすぐ、立て続けに成果が出て自分でもびっくり。そして3カ月で最初の称号(表彰基準)をクリア。ビギナーズラックだったのかそれ以降停滞してしまったけど、怪我明けで復職してからも介護士の本業よりこちらのビジネスに心血を注ぐようになってしまっていた。

ちなみに権利収入で経済的に独立しようなどという野望はなく、単純に息子を助けたかったのと、怪我をすると収入が途絶えるガテン系職種のセーフガードとして取り組んだだけ。

あと一つ白状すると、もしこのビジネスで成功したら世の介護士仲間に光を与えられるかも!などという戯けたこともちょこっと考えていた(笑)

(尚このビジネスでは成果は出たものの報酬が持ち出しを上回ることがなく、中断してしまう)

こうして私は常日頃、介護福祉士以外の世界を見ていることが他の同業者よりも多かったと思う。また趣味の自転車友達の職業が多岐に渡っていたこともあり、

「もっと違う働き方があるんじゃないか?」

などという思いが次第に募る。相談できる人もおらず、コロナ禍とも相まって仕事がますます嫌いになり…最後はストレスで感情を自制できない状態になり、退職することになる。


そして今。

長い長い休息期間をつかって、自分の可能性に賭けてみるべく色々チャレンジしている。

他の仕事にも就けるようにとパソコン音痴を克服し、Wordの資格をまずひとつ取得。

このあとExcelの勉強を開始。Webライターの講座も受けているけど、来る2月13日に漢字検定2級を受験するためちょっとペースダウン。

もっともガテン系職種やもう一度介護職に就くとしたら、ハッキリ言ってこれらの資格は要らないことになる。じつは介護の仕事もあるいは施設ではなく訪問ならばと、考え始めてもいるところ。


ともあれ、今はせっかくの人生の充電期間。

精一杯足掻くだけ足掻いてから、また麺麭の為に働くのなら、働こう。



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