見出し画像

Chara「命のまつり」その17~看護学校②

寮生活が半年過ぎ、私はアパート暮らしを始めた。

自分でアパートを探した。
大学生の多い場所だったので、たくさんアパートがあったが内容はぴんきりだった。
昭和60年、築何年か不明の木造アパート2階建て、しかも1階。
窓はサッシではなく木の窓だった。家賃は2万円。
部屋は4畳半、6畳、2畳の台所と和式トイレ、お風呂はもちろんない。
近くに銭湯があり当時1回200円、シャンプーをすると220円。
電話もなく近くの公衆電話を使っていた。

寮生活の時は親から2万円のお小遣いを貰っていた。
1人暮らしになって仕送りは4万円にしてもらった。
もっと増やしてと言えば増やしてもらえたと思うが、自分でどれくらいできるかやってみたかった。

すぐにアルバイトを始めた。お弁当屋さん、食事はそこで食べれる。
消費期限が近いおにぎりとかもらえる、結構たすかった。
大学生がよくお弁当を買いにくるお店で、とっても繁盛していた。
ちょっといいなと思うお客さんにこっそり唐揚げを1個おまけにいれたり
していた。

そして、お弁当屋さんのバイト仲間と一緒に遊んだりして、
看護学校は40%、バイトと遊び60%みたいな生活になっていた。

そして、つぎはいよいよ病棟実習デビューへ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?