失明の危機
すみません。一カ月もあいてしまいました。
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慌てて病院に連れて行ったのですが、はなの顔を見て先生の顔が曇ります。
「う~~~~ん、ちょっとどうなるかわからないねぇ。どこまで回復するかは。」
思いがけない先生の諦めモードに事の深刻さを痛感し、また泣いてしまいました。
まさかこんな事態になるとは思いもよらず、はなに申し訳ない思いでいっぱいになります。
やっぱり新しい子を入れるというのは、無謀なことだったんだ。
何よりはなを大事にしてやらないとなのに、子猫にかまけて境界線を誤った。。。
ワタシ自身の脇の甘さを思い知らされたようでした。
とりあえず、治療は開始してみようと数種類の目薬と風邪薬を出されます。
しばらくは目をかかないように、またもエリ生活が始まってしまいました。
はな。
いったい生涯で、どんだけカラーつけて過ごしたっけ?(笑)。
やっぱり普通の子ならすぐに治るようなことでも、はなは重症化してしまいます。
それでも約一カ月かけて、ようやく襟が取れました。
心配してた失明はなんとか回避できたものの、ほんの少し、瞳孔の隅っこに白濁が残ってはいました。
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そんなことがあったものの、はなはとても良いお姉さんだったと思います。
長女のミルは、一人生活が長いのと性格もあって、小さい子に興味も愛情もまったく示しませんでしたが、はなはそばにくっつかれてもふざけてちょっかい出されても、ほとんどし返すこともなく、ただ子猫のしたいように遊ばせてくれていました。
はなの目が落ち着いた翌年。
何故か立て続けに子猫の面倒を見ることになります。みんな、野良上がりの子で保護猫です。
その年に、我が家にやってきた子猫は数えたら5匹。
あの一年だけだったので、今思うと不思議な年でした。
段ボールで捨てられていた3匹をアニキが連れてきたのが最初の子たち。生まれてすぐに捨てられた様子でした。ほんと、やめて。
中でも一番小さかったオンナの子だけ、最初からとても弱かったので一生懸命やり尽くしましたが、早々に虹の橋を渡ってお別れすることになりました。
十日間だけうちの子になった「きよちゃん。」
とてもとても小さくてかわいかったです。
他の子たちは、なんとか元気に育ってくれて。
動物病院からの紹介で、二人は一緒に家族に迎え入れてもらうことが出来ました。
きよの兄弟。てんくんとぱんくん。甘えん坊で、ほんとにかわいかったなぁ。
くろすけ。きよと入れかわりにまさに転がり込んできた。
チビ太。お向かいさんちの庭で鳴いてるのを発見。
みんなそれぞれに、楽しい時間をワタシにくれて、新しいおうちにいきました。
もう10年も前のことになるのかぁ。。。
みんな元気かなぁ。。。
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