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葦✖️諸橋大漢和

前回に続き、葦に超自然的な力を見出しているような熟語です。

葦事(ヰジ)
墓穴の中に用ひる葦に關する仕事をいふ。

葦炭(ヰタン)
古、棺の中に入れたもの。

葦簾(アシスダレ)
葦で編んだ簾。大嘗會、又は、諒闇の時の倚廬に用ひらる。蘆簾。

葭灰(カクワイ)
あしの灰。あしの美紀の中の薄いまくをやいて作った灰。この灰を樂器の律管の中に置いて氣候を占ふ。冬至節に、律が黄鐘の管に中れば黄鐘管の葭灰が飛動するの類。

葭管(カクワン)
葭灰を入れた律管。管楽器の美稱。

諸橋轍次 著 大漢和辞典『葦』大修館書店

ここまでくると、書かれている内容が何を意味するのか、ちょっと調べた位では全くわかりませんでした‥。

おそるべし、諸橋大漢和。
調べものをするはずの辞書で、わからないことが増えてしまうなんて。
そもそも日本語の用例が載っていないように見えるのですが。
漢和辞典って、日本語の漢字の使い方を調べるものと信じていましたが、そこから間違っていたのかもしれません。

大漢和の使い方から勉強し直します‥‥。




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