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うちのまわりの気になるシダたち

普通に生えているシダ植物といえば、上の写真のようなやつでしょ、と思い込んでいました。
ですが、noteでホウライシダの記事を拝見していて、あ、そういえば、うちのまわりにも気になるやつがいる!と思い当たった次第です。

ホウライシダ記事はこちら↓

イノモトソウ

人家近くや山地の林縁に生えます。
井戸の脇などに生えることから、イノモトソウ(井の許草)という名前がついたとか。
確かに隣家との境のコンクリートブロックや、玄関先、庭の室外機の裏など、硬いものの縁に生えてきています。

翼※1があり、葉は栄養葉と胞子葉の2種類があります。

栄養葉。胞子葉よりスッキリした形。

胞子葉は、縁が内側に巻き込み、胞子嚢※2ができます

胞子葉と胞子嚢。胞子葉は存在感があります。

※1 翼(ヨク=葉柄にあたる箇所にある平たく広がったもの)
※2 胞子嚢(ホウシノウ=胞子が入っている袋のようなもの)

オニヤブソテツ

海岸部の陽当たりのよい場所に生えているシダだそうですが、写真のシダは、隣家との境の狭い場所にわさわさと生えています。うちは関東の平野部にありますし、この場所は陽当たりもよくないです。
近所で他にこのシダが生えているのをみたことがなく、なぜここにだけこんなに生えているのでしょうか。

胞子が存在感を主張しているので、うちの庭にも進出してくるのでは、とちょっとドキドキしています。

イヌカタヒバ

盆栽の世界では、コガネシダとも呼ぶそうで、晩秋から紅葉します。
盆栽として愛でる気にならないほど隣家との境に生い茂っていて、オニヤブソテツと勢力争いをしています。

(名前が間違っていたら、コメントで指摘していただけると嬉しいです。)

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