見出し画像

山の上の家事学校を読んだ

久しぶりに、刺さりました心に。
2度3度と読み返す本になるでしょう。

決してハッビーエンドでも無いし、
悩みながら読み終わる部分も有る。
それでも、良かった。
読んで良かった。

自分が家事を担う立場と言うか
家事とくくって良いのかなぁ?
大きく広い家庭内の事。
賃金の発生しない作業。

どこまでを家事と線引きするかは
自分自身、又は家庭内での決め事。

一人暮らしならしない事も有るが、

1人でもしなきゃ行けない事。
パートナーや家族が居て
初めて行う事も多い。

本の中で、主人公や重要な人物が、
感じること、
別れた妻の感じること。

人それぞれ。

若い青年が、
ゴミの後始末について納得しない。

校長先生が、
まったく関係ない労働ではなく、
生活に必要な労働。

こう言うやり取り。
男だからって事でもない。

でも、
生活する上で、
誰かがやるだろう
自分はこれをやったからやらない、、、

家事とはなんだろう。

いく人もの人が
過去をひきずり、
今を生き
未来を考える

その中で、家事をキッカケに
人としての意味を、
いや、生き方を考え直す。
人柄も見え隠れする。

良い意味で、頭の中を整理して
考えてみたい。

家事の仕方の本ではなく、
人として、の本な気がして
大切に読み返そうと思った。

#山の上の家事学校
#近藤史恵
#読書

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?