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僕が「もうダメ、諦めた」と言えない訳

店主が卒業した服飾専門学校、文化服装学院

学生時代は本当に刺激的でした。
当時の文化服装学院は大きく3つに分かれていました。
・ファッションデザイナー育成のファッション工科
・スタイリスト、プレス(広報)育成のファッション流通課
・服を作るを目標にした服飾課
店主が在籍た流通課はとにかく派手!逆に服飾課は大人しく女性らしい人が多かったです。その服飾課に背の高い『鳥ちゃん(仮)』という友人がいました。
その鳥ちゃんが「私、モデルになりたいの」と夢を語っていました。子供で視野が狭かった僕たちは「無理だよ、傷つくだけだよ。止めなよ」とモデルオーデションに行くのをとめました。
鳥ちゃんはその頃流行っている美人とはちょっと路線が違っていました。また大人しく優しい性格の彼女、酷い事を言われるのではないかと心配しました。ところが『鳥ちゃん』はオーデションに合格!パリコレ登場!ファッション誌『流行通信』の表紙に!
(↓右が鳥ちゃんです)

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ファッション工科だった丸山敬太君
(↓丸山君との学生時代の思い出notoです)


敬太君は「会社員やりたくない!アイドルの衣装が作りたい!」と日頃言っていました。またまた普通の事しか言えない凡人の僕達「せっかく有名企業からスカウトが来ているんだから、まずは就職した方が良いよ」と心配しました。
ところが…。各芸能人に直接電話した敬太君、『ドリームズ・カム・トゥルー』の吉田美和さんの衣装を担当する事に!そして彼女の援助で自分のブランドを設立!
それからの店主、「ダメだ、無理だ、諦めた」は言わないよう心に誓いました。北九州で初めてのベトナム料理屋を始めたのも、自作キッチンカーを作れたのも、彼らの活躍を脇で見れた経験からだと思います。有難いです。
同時に偉そうにくだらない事を言って、引き止めたりして本当に申し訳なかったです。

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