九州から名画座が無くなった日
10日夜の北九州市小倉旦過市場大規模火災により、隣接していた名画座『昭和館』が焼失しました。
(⇓旦過市場公式サイト)
(⇓昭和館公式サイト)
翌日心配になった店主、『昭和館』さんの状態を確認に行きました。
旦過市場、川側は無事のように見えます。
平和通り側も平穏です。
しかし、飲食店が並ぶ『新旦過横丁』は大きく損壊していました。
美味しいコーヒーで有名だった『タンガコーヒー』さんも入り口が残るのみに見えます。
別方向から昭和館を確認に行くと…。
全焼でした。
改装したらなんとか、などという希望も根底から崩れました。
「上映スケジュールを置かせてください」
10年前!チャオカフェ実店舗オープン時、お食事に来られた当時の支配人さんから、上映スケジュール印刷物をお預かりし、店頭に置きだしたのが『昭和館』さんとのお付き合いの始まりです。
映画好きの店主、毎月のように『昭和館』に足を運びました。
後に店主は北九州映画好きが集う『北九州映画サークル協議会』に入会。
(⇓北九州映画協議会公式サイト)
会の毎月上映会でも『昭和館』さんにお世話になっていました。
実は昭和館、九州唯一の名画座でした。
(⇓北九州紹介noto)
何度も経営危機に直面され、閉業をなんとか踏みとどまれていた館主樋口さんの気持ちを考えるといたたまれなくなります。
★初めましての方にチャオカフェ歴史のまとめです。
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