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病棟実習話

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病棟実習で起こったあれこれをまとめています
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#アルコール

ドヤ顔で診断ごっこをしていたあの頃の話

世間ではコロナウイルスが猛威を振るっていますね。 みなさんいかがお過ごしですか? 学生時代の日記を見ていたら、ちょうど9年前の今日、同級生Aに、 『急性気管支炎』 と診断されていました。 その時は医学生2年目後期で、初めての内科実習真っ盛り。 問診したり、診察したり、初めて実際の患者に触れて、病気の知識がついていくのが嬉しくて、みんな鼻息が荒かった時期でした。 グループのメンバーが体調を崩すと、みんな嬉々として自分の診断を披露したものです。 あの日も実習中にゴホゴホ

【続】消化器内科病棟でもブルガリアンジョークはジョークじゃなかった

いわゆるお酒にまつわるブルガリア人のジョークですね。 ブルガリアには旧ソ連時代の建物を取り壊す資金がなく、いたるところに廃墟や廃工場があります。 廃墟化された酒造工場に、エタノールが放置されている事もあるようで、こっそり忍び込んではエタノールを飲んで、アルコール依存症になる人が後を絶たないなんて話もあるほど。 消化器内科という分野は、臓器として細かく分けると、食道、胃、小腸、肝臓、胆嚢、大腸と、幅広い臓器に関する疾患を診る診療科です。 それなのに、うちの病院に入院して