聴診はカサカサ音との戦い
ブルガリアの医学部では、2年後期から一般内科・外科の病棟実習が始まります。
まずは患者の疾患に関する簡単な概要や、問診と身体所見を取り方を指導医から学びます。
この時期に、実習のグループメンバーで競い合っていたのは誰が1番正確に聴診ができるかどうか。
医学の知識を踏まえてディスカッションする事は難しいけれど、心音を聞き分ける事ができれば、心雑音がある、なしで指導医に報告できるし(本当は聴診はもっと奥が深いが...)、何より自分で選んだ選りすぐりの聴診器で聴診するなんて、