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「いつもどおり」の有難さ
1月10日は通っている茶道教室の初稽古の日だった。
普段は洋服で稽古しているが、この日は着物で集まり、教室が晴れ晴れとした雰囲気になる。
「福寿海無量」(ふくじゅかいむりょう)
毎年1月になると教室に掛けられるこの軸。
元は観音経の「福聚海無量」という言葉から来ているそうで、一説によると「幸せの集まった海が無限に広がっている様子」を表すらしい。
そして「今年も変わらずこの軸を拝見できることに感謝しましょう」というような説明を、先生が毎年してくれる。
いつもは「ふんふん」と聞いているこの説明が、今年は実感を伴って身にしみる。
自分が変化を求めて行動することができるのも「いつもどおり」が前提にあってのことと気づく。1日も早く全ての人に平穏な日々が訪れますように。
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