1-8:30 もののけ姫はなんで難しいのかしら…

映画館でもののけ姫見た 大まかな話は知ってるけどちゃんと見るのは初めて 最後に見たのは中学生くらいのときだったから結構時間がたってる 一人で行く夜の映画館は楽しい

見たらこれ子どもわからなくない?がたくさんあった 子ども向けと言うには難しくない? 誰も子ども向けとは言わないけど… 私も解説しろって言われたらわからない 難しかったわ もちろん面白かった 考察しようと思えばいろいろできそうな気がする 考察してる人たくさんいると思うけど絶対見たくないのだわ 考えなね…

なんで難しいのか?→複雑だから→どこか複雑なのか?→単純な二項対立じゃないから だと思った 登場人物の判定基準に善/悪がないので、単純にこの人はいい人または悪い人と分けられない そうすると敵味方もよくわからんくなってしまって複雑なのかしら…

①陣営

一応ざっくり自然サイドと人間サイドにわかれてはいるんだけど、その中でも派閥がある 自然サイドはサン含めた山犬一族、猩々、乙事主、シシガミらになるけど、そもそもサンが「山犬にも人間にもなれない娘」だとモロが言ってる 猩々もサンを人間だと敵視してる

人間サイドはアシタカ、たたら場のエボシら、侍、ジコ坊だが皆派閥がばらばら そもそもジコ坊と侍たちの関係が展開早くてよくわからんかったわ 朝廷からシシガミの首を取ってこいと言われたのがジコ坊で、侍たちも一応仲間ではあるのかな たたら場を攻めてた侍たちとは別勢力っぽいような もうわからない 

アシタカ以外の人間たちは同じシシガミ退治を目的としてるけど仲間じゃない それぞれの目的がある

②善悪基準ではないけど一貫した人物像

これが一番はっきりしてたのがエボシ というかエボシからこの論?を引っ張ってきてるので… 人物を作中の善悪ポジで分けるのは無理というか無駄だと思った 

エボシは祟りを恐れない人物と作中で言及されてる 自然サイドからは憎まれているが、たたら場では病人含めた皆から尊敬され信頼されてる 病人はらい病?「エボシ様は私達を人間として扱ってくれた」とあるが、それは当時の人が忌避していた呪術的なものをエボシが信じていないから 近代的な人物像?

エボシの神をも恐れぬ行動は無知ゆえだと批判的に描かれてるのかな?と思ったのはたたら場での女とジコ坊の会話 女たちはたたら場の外のことを知らず、そのため殿様や侍たちを恐れない 帝のことを聞いても「みかど…?」という反応 この様子とエボシの森に対する行動は似てる ただ女たちの無知はエボシの意図あってのことのような気がする 候補としてはエボシへの信頼を保つため? たたら場の者(特に女)は、山犬狩りに行った者が数人戻らなかったとき、男を責めはするがエボシには何も言わない 実際は谷底に落ちた者を見捨てたのはエボシなのに 今日はここまで

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