「結露」という曲
ずっと大事だと思っていたもの
背負わなくてはいけないと思ってきたもの
自分でそう信じてきたものは
本当に必要なのかと問いかけてみる。
自分が必要だと思ったのか。
誰かが必要だと言ったのか。
果たしてそれは「わたし」なのか。
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「結露」
作詞作曲/Chano
知らない わたしがどんなふうに映るかは
知らない あなたがどんなふうに見たいかは
わたしはもう泣かない
もうニ度と傷つかない
この道を歩むのは わたし わたし
伝っていく雫が
体を濡らしたけど
凍りつきそうな冷たさも
溶かして 溶かして みせるわ
裏切られたと ふりかざしたナイフは
深く傷をつけるだけで
何ひとつ 癒せはしない
わたしにもう迷いはない
もうニ度と振り向かない
この道の行く先には愛しかないもの
こぼれ落ちた跡は
消えない 消えないけど
何度も拭ったこの手で
あかりを灯すわ 灯すわ
透明のような あの日の涙は
どんな色にも染まりうるけれど
わたしは負けない 腐ってやらない
鮮やかな光を映してみせる
伝っていく雫が 体を濡らしたけど
凍りつきそうな冷たさも 溶かしてみせるわ
こぼれ落ちた跡は
消えない 消えないけど
何度も拭ったこの手で
あかりを灯すわ
消えてしまいそうな
暗闇を知っているから
このあかりのあたたかさを
知ってる 確かに 知ってる
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