申請主義の日本においては情報は自分でとりに行くのがコスパよしって話。
単純にサボりなのに、体力の衰えを年のせいにしようとしている42歳のちゃんさとです。
♯あきらめたらそこで試合終了だよ
♯人とか環境のせいにした時点で試合終了だよ
♯自戒
さてさて。
今回は申請主義の日本においては情報は自分でとりに行くがコスパよしってテーマです。
日本の社会保障は基本的に申請主義なので、知らなずに損していたってことたくさんあると思います。
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申請しようとして初めて知ることがある
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例えば障害年金は国民年金保険という月額16,520円の保険料を払っている(免除でも可能)から、何かあった時に受給ができるわけです。
つまり払っていなければ対象にならないということ。
初診を終えた後に障害年金の話を聞いて急に保険料を納めようとしてもダメなんです。初診日前に追納をしておく必要がある。
こんな話は誰が教えてくれるでしょうか??
必要な方に届かずに「知らなかった」「もっと早く教えてほしかった」等々よく耳にします。
障害年金には遡及請求といって「認定日に遡ってもらえる請求方法」がありますが、最長で5年しか遡れません。
例えば、6年前に障害認定日がある方はこの請求方法で請求しても5年しか遡れず、1年分損してしまっているんです。
障害基礎年金2級で言えば1年で80万円くらい損していることになります。
もっと言えば、手帳の更新と自立支援医療の更新の時期を同じにするこで診断書代がかからないなんていうお得な情報もあったりする。
精神障害の方で年金受給の方は年金証書で手帳の更新や申請が可能だったりもする。こんなお得な話もさらにある。
でもこの上記二つはお得に見えていて実は損しているなんてこともあったりするんです。
これって申請しようとして初めて知ることだったりするし、申請時に知らなかったりもする。
もう少し踏み込んで話します。年金証書で更新するから診断書代がかからない。 ここまで終われば大変お得ですねって話なんですが、一部注意が必要な方がいるんです。
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結果的に損することもある。。。
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お得な情報の裏で結果的に損してしまうこともあるんです。
それがコチラ→精神障害者保健福祉手帳の等級と障害年金の等級が違う方です。
例えば障害年金の等級が2級で精神障害者保健福祉手帳の等級が1級の方。
意外とありますよね。
この方がお得だーって年金証書を使って精神障害者保健福祉手帳を更新した場合、1級だった等級が2級になってしまいます。
年金証書で更新した場合等級がそのままスライドしますので、年金が2級であれば手帳も2級になるイメージです。
♯当然のことながら1級であれば1級。
ここで何が問題かというと精神障害者保健福祉手帳1級によって様々な助成、割引などを受けている方。その方は今まで受けていたものが等級が下がることで受けられなくなる可能性があるということです。
具体的なところでいうと1級だから受けることができていた医療費の助成が2級になったことで受けられなくなってしまったとか、生活保護受給中で手帳の等級が3級に下がったことで障害者加算がなくなってしまうなどなど。
医療費の助成ってかなりでかいし、生活保護の障害者加算だって月額で25000〜15000くらいあるものがなくなるのは相当に痛いはずです。
年金証書での更新が可能というお得な情報の裏で年金の等級と精神障害者保健福祉手帳の等級が同じになるということも知らないと結果的に損している状況になってしまうんです。
「精神障害で年金取得の方は年金証書で精神障害者保健福祉手帳の更新ができますよ」ってアナウンスも自治体の担当によってはお知らせしてくれないって状況もあると思います。
しかし、一方で等級が下がる可能性のことを知らずに「年金証書での更新一択のアナウンス」をしてくる方もいたりします。
これが厄介。
親切に言ってくれているのは分かりますが、結果的に不親切になっていることに気がついていない。
やっぱり自分の身は自分で守ることが重要ってことなんです。
自分で情報をとりに行くのがやっぱりコスパ良いんです。
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ではどうすれば良いか??
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まずはこの人だと決めてその人の情報を受け取る。
これだけ情報が沢山あると、ネガティブなものから様々です。
平時であれば良いですが、メンタル的に疲弊している時はネガティブな情報に目が行きがちです。
そうなるとさらに疲弊する。
だからこの人って決めてまずは情報収集。
その上で補足として自分で調べたり、他の人の情報をとりに行くのがオススメです。
※ちゃんねるsatoshiはオススメです↓
♯結局自分のチャンネル紹介
先ほどお話した障害年金と障害者手帳の等級が違う方は年金証書での更新ではなく、お金がかかっても通常通り診断書を提出して精神障害者保健福祉手帳の更新・申請するのが良いと思います。
この一択です。
診断書の内容によっては確かに等級が年金と一緒なのかもしれない。
けれど意外と前回の診断書(申請時に1級になったもの)とほぼ同じで書いてくれる先生も多く、診断書で出した方が等級も1級のままになる可能性も高いです。
そもそもですが、障害年金と障害者手帳は審査する機関も、審査基準も違うんです。
なので等級を下げたくないのであれば、診断書を提出しいつも通り更新をするのが良いです。
もし自治体の担当から「年金証書でも更新可能ですよ。」と言われたら、さらりと「ありがとうございます。等級が下がってしまうので通常通り診断書の提出での更新をお願いします(ニヤリ😁)。」と言ってあげてください。
自分も等級はそのままキープし、行政の方にも知識を与える。
これぞWin-Win戦法です。
どうせならお互いにお得になった方が良い。
お得な情報の裏でこういった落とし穴みたいなことも実はあったりもします。
先ほども言いましたが、正しい知識を手に入れて自分の身は自分で守ることが超重要でございます。
ではまた。
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