とりあえず修了できそうだよのご報告

ご無沙汰しております。
何だか、すごく時間が空いてしまって…どうしましょう…何から話したらいいのでしょう…という気持ちでいっぱいです。とにかく今日は「修了ができそうだよ〜」というお知らせをしたいと思います。それよりも自慢することがたくさんあるじゃん!美術手帖やartscapeの話を早くしてくれ!とお思いでしょうが、今日は一旦、「修了できそうだよ〜」と言わせてください。

修了するにはですね、審査会に通らないといけないのですが、それが1月の末に終わったところです。「修了できそうだよ〜」とちょっぴり曖昧な訳は、まだ確定していないからなのですが、これからなにかヤバイ事件などをおこさなければ、大体大丈夫なのではないかと思われます。

でもってそういう話しをすると、論文書いたの?と聞かれますが、私の専攻は作品としての提出が決まりなので、論文的なものを製本して「これはこれでれっきとした作品です〜」という態度で、「本研究は1991年から1995年まで存在した画廊、レントゲン藝術研究所について過去の資料の分析を通じてその活動を明らかにし、90年代の⽇本のアートシーンにおける位置付け、役割を検証することを⽬的としています。2017年から2020年にかけて⾏なってきたリサーチプロジェクトに基づき、考察した結果を冊子にまとめました。」的なテキストを添えて提出しました。ですので、論文ぽいものは書いたけども、作品ってことになり、どっちとも言えない複雑な感じで修了します。

学部2年の終わり頃から始めた研究も4年目に突入してしまって、毎日あれやこれやと考えていることがたくさんあるので、本当はもっと書きたいことが山ほどあるのですが、修了という区切りを考えた時に、ひとまず、第一章としてこの論文もどきちゃんを提出したのであります。それからこの、思いの丈を審査会で教授陣へプレゼンしまして、無事修了!!!ハッピー!神様ありがと〜!!という気持ちです。

しかし、簡単に終わらせてくれないのが我がアートプロデュース専攻。作品で提出するということは、どういうことだかおわかりですか。つまり、修了制作展で展示をしなければならない、ということです。冊子を展示台に置いて、軽い説明を横に添えれば良いじゃんとおっしゃりたい気持ちもわかります。でも、それでいいのか?私、そんなんでいいのか?逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ!という気持ちもあり、ひとまずちょっとした展示プランを大学へ提出しました。何かあるとすぐ「ああ、私は今、めっちゃ試されているんだ…」という気持ちになっちゃう私ですが、今回もそうで、大学から究極の2択を迫られて、案の定…
以下大学から提示された展示空間です。
①展示台に冊子を置くくらいの空間
②横7メートル、奥行き3メートルの空間
こういう時、絶対に①にすべきだし、9割の人間は①にする、もはや①が正解だと思うんですが、あの時の私はどうしてか、売られた喧嘩は買うぜ!というようなアドレナリンが出ており、やらねばならない試練だ!と勝手に解釈してしまって、結果巨大な空間を手に入れてしまったのであります。

ですので、現在、やっとの思いで修論を書いたというのに、自分自身でさらに過酷な状況に追い詰めてしまい、とてつもなく反省しています。買ってしまった喧嘩は最後まで戦わなければ死ぬのみなので、130%くらいの力(そもそも初期戦闘能力が低い)を出して頑張りますが、コロナで大学に全然入れないという過酷な状況下で動いているので、とりあえず優しい心を持って見に来るという条件を先に提示しておいて、以下、告知です。

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会期:2021年3月9日(火)~3月14日(日)
休館:会期中無休
時間:10:00−17:00(入館は16:30まで)
入館料:無料
会場:〒166-8538 東京都杉並区和田1-49-8
女子美術大学杉並キャンパス1号館1階 110周年記念ホール
アクセス:東京メトロ丸ノ内線 東高円寺駅下車 徒歩8分

緊急事態宣言が伸びるとか伸びないとか、もう先のことなんて何もわからない〜って感じなので、朝起きて、「いい天気だし、お散歩でもしようかしら〜」みたいな気分になった方だけいらしてください。よろしくお願いいたします。

それでは、お会いできるまで、お元気で◎

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