「灰と幻想のグリムガル」感想 #6

※感想であらすじを書きすぎると感じ、前回のケムリクサの感想からなるべくあらすじを省くようにしています。


前回からメリイがパーティに加わったのですが、今回も相変わらず協調性が無く、メンバーを困らせます。そんな中ハルヒロ達の戦いは以前よりも上達したもので、以前は単体行動をしているゴブリンだけを狙っていたのですが、3体のゴブリンを一気に相手にしています。以前は剣を刺しても肉の感触が気持ち悪いと言っていましたが、今では感触で手ごたえを感じるとのこと。たくましくなりましたね。

ただメリイがずっと後ろで待機していて、回復してくれるかと思えば戦闘が終わってからでないとしてくれません。マナトとは考え方が違うのではないかと思い、メリイに話を聞いてみるも上手くコミュニケーションが取れず何も聞き出せません。むしろここまで非協力的だとじゃあ何でパーティに入ったんだと思うばかりですね。夜になり、ハルヒロもマナトの死に際に頼んだと言われても自分には出来ないと頭を悩ませていると、近くにマナトの姿が現れます。本当に幽霊のように現れたか、ハルヒロの幻覚かは分かりませんが、その時だけ虫の音も、火の音も無く2人の会話だけが続くのですが、マナトはパーティがどうなっていくのか見せてくれと言い残し姿が消えます。私としては、このシーンはマナトの頼んだとは何の事か意味が分かったシーンではないかと思います。もしかしたら自問自答だったけど、マナトがそう言っている風に思えた・・・という方が前者よりは素敵じゃないですかね。

次の日もゴブリンを狩りに行くのですが、ハルヒロはパーティメンバーとジョブについて考え(主にモグゾーの事)どう改善すればより良いパーティになるかを考え始めます。個々を見直してパーティ全体を見る、もう立派なリーダーですね。メリイは相変わらずでしたが、別れ際ハルヒロに食事に行かないかと誘われます。しかし「結構です」といつもの偉そうな口調ではなく敬語で返してしまいます。まさかそんなことを言われるとは思わなかったという戸惑いと、心境の変化がみられるようなシーンだと思います。

結局メリイの事は何も分からないと、前の日に酒場でメリイと話をしていたオリオンいうパーティのシノハラという人に話を聞くことになりました。これじゃオリオンをなぞるじゃなくてオリオンをたどるだなと思いましたがくだらないので言わないでおきます。するとシノハラではなく、ハヤシという人が昔メリイと同じパーティにいたという事で話をし始めました。見習い義勇兵同士でパーティを組み、順調に行っていたがメリイにたくさん負担をかけていたという話や、デッドスポットと遭遇してそのせいで3人を犠牲にしてしまった話などメリイの壮絶な過去を知ることになります。その話でこの回は終わってしまうのですが、それからハルヒロ達はどうするかのか、これが次回からの見どころだと思います。


一度見ているとはいえもう折り返し地点ですね。このアニメだけはもう1周したいと思い正直消化も追いつかない中見てきたのですが、もうここまで来たら当然全部見ますよ。ちなみに追いつかないというのは2,3日以内に見られないという意味でいつまでも溜めてしまうという事ではないです。私は放送から2日以上見ないままにするともやもやする人なのでよほどの理由が無い限り溜めこむ事はありません。

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