ぱすてるメモリーズの2話よ安らかに眠れ


以前このような記事を書きました。それから1か月以上が経ち、冬アニメも終わりに近づいてきた頃

このような事態となりました。

上記の記事で「心配になるくらいの再現率」と書きましたが、心配していたことが起きてしまいました。いや、当時の私としては「心配になるくらいの(とはいってもお蔵入りになることはないでしょおそ松さんじゃあるまいし)」くらいに思っていたのですが、結局アウトだったという事で円盤に収録されないという所謂欠番となったわけです。

これは製作委員会の判断であって、ごちうさサイドから何か異議申し立てがあったわけではない模様。あったとしても言及されていない以上は分かりません。

先ほども言いましたがこういった事態はおそ松さん1期以来ですかね。1期1話は怒涛のパロディの結果お蔵入りしましたし、3話も一部変更されました。ちなみに「魔法少女 俺」という制作会社が同じだけで別におそ松さんとは一切関係のないアニメの5話のアバンにて、配色をパクったアニメスタッフとディレクターと思われる男のやりとりで「この業界はやっていい事と悪い事がある」「それを最初にやったのは・・・」「俺たちは学んだんだ、悪意のある作品は良識をもってそれを駆逐する」という話をしているシーンがあります。そのシーンの作画がおそ松さんタッチになっていましたから、おそらくおそ松さんの一件について言っているのだと思います。まあOP明けからはひたすらシンゴジラのパロだったのでもう訳が分からないんですけどね。

魔法少女俺の5話深いなあ・・・(今頃)

話をぱすメモに戻しますけど、ぱすメモを見たこと無い人の為に再度あらすじを説明します。作品世界にウイルスが侵入してしまった事により、人々からその作品についての記憶が消えてしまった結果オタク文化が衰退してしまった秋葉原が舞台となっており、自分たち、人々の思い出を取り戻すべく、女の子たちがウイルスたちと戦う話となっています。

まさにぱすメモ2話にウイルスが侵食したかのような事態が現実として起きてしまったのですね。体を張りすぎる。

最近ある事件をきっかけに、作品に罪はないという理屈で渦中の人に関連した作品の販売自粛をすることについて賛否両論が出ていますが、時として作品自体に問題がある場合もあるのだという事を改めて思い知らされました。私としてはぱすメモはかなり気に入って見ていたのと、ごちうさも好きでかなり攻めたパロディを見られて楽しめたのですが残念です。攻めすぎたからこうなったのですけどね。

もう今後配信、再放送等で見られないというのは寂しい気持ちもしますが、あの2話は決して忘れません。たとえウイルスがぱすメモ全体に蔓延ったとしても。



2話をまるっきり作り直して「このアニメ自体にウイルスが現れたぴょい!」とか言ってウイルスに立ち向かう話を作ってほしいなあ・・・。

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