「灰と幻想のグリムガル」感想 #10

サイリン鉱山を攻略していくハルヒロ一行。敵もゴブリンではなくコボルドという狼の姿をしたモンスターですが、奴らも下層に行くにつれて強くなり、知能も高くなってくる模様。確かにランタが引っかかった罠もまるで人間が作ったかのような仕掛けでしたからね。人間同等の知能を持っていると言っても過言ではないかもしれません。

そしてそのコボルドの何倍あるんだと言いたくなるような巨大なコボルド・・・デッドスポットが最後姿を現しました。それはメリイがかつていたパーティの敵。その敵が姿を現すとさすがのメリイもトラウマがよみがえってしまいます。デッドスポットにも目をつけられてしまったハルヒロ達はこの後どうなってしまうのでしょうか。(一度見ているのに知らないような口ぶり)


さて今回はコボルトとデッドスポットとの遭遇もありましたが、一方でハルヒロはランタに頭を悩ませます。まあ考え方の違いとか、素行に納得がいかないのとか、一緒に暮らしていると何かしら相手のボロが見えてそれが嫌になってくるものですよね。学校で友達と一緒にいると相手の嫌な所ばかり見えてしまうのはよくある事だと思います。私も結構そういう所があるんですよね・・・。かといって相手に言う事も無いですし、この人はそういう人なんだと諦めてしまいますけど。

とはいえグリムガルでは常に命の危険と隣り合わせ。1人でも連携が上手く出来ないと自分だけでなく仲間の命も落としかねません。ただそういうのも人の得意不得意な所がありますよね。周りと仲良く、上手く付き合えなくても自分の役割、与えられた仕事さえできていればそれでいいだろうという考えは私も普段してしまうんですよね・・・。これ自分を見つめなおすアニメなの?

いよいよ残り2話ですが、相対するはデッドスポット。メリイは立ち直ることは出来るのか、そしてパーティはどう変化していくのか。非常に楽しみな所ですね。

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