約500文字で「灰と幻想のグリムガル」感想 #1

グリムガルがBS11で再放送するという事で3年ぶりにもう一度見ました。
今見てもアバンからこのアニメは何かしてくれるぞと思わせるような展開ですね。グリムガルという世界で一番弱いはずのゴブリンに勝てない、戦闘途中で「これは命のやり取りだ」「ゴブリン達も必死なんだ」とパーティメンバーに話しかけるまでのたった2分のシーンだけでも、このアニメはただのファンタジーものじゃないとがっちり心を掴まれるくらいの魅力があります。


結局グリムガルに来た経緯というのも目が覚めたらそこにいたとしか描かれておらず、名前くらいしか記憶に残っていない(携帯やゲームなど思わず言葉には出してみるもそれが何だったのかが分からない)など多くは語られないまま話は進んでいきます。
今まで戦ったことなどないのに見習い義勇兵にさせられ、ゴブリンもろくに倒せないので複数ではなく単独行動をしているやつだけ狙おうとするシーンはファンタジーアニメのキャラでありながらも非常に親近感が沸くものになっています。
今流行りの異世界転生ものに近いですが、グリムガルに近しいアニメも自分が見た範囲では見た事がありません。
異世界転生ものはみんな最初から強いのばかりでお腹いっぱいだという方も(それが悪いという事ではないが)一度は目を通してほしいアニメです。

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