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2022年春アニメ 印象に残った回5選

冬クールに続いて春クールの分もまとめました。

◇前回


◇前置き
2022年の春アニメで“印象に残った回”を5本選びました。
あくまでも私が見た範囲の中で、私の感性の元で選んだものなので「あのアニメのあの回が無いじゃねえか!」と思ってもそこは目をつむってください。
あと、その回についての説明を入れると文が長くなって書いている私がだんだんと嫌になってくるので説明は極力省きました。その為見た人にしか伝わらない内容になっているかもしれませんが、それはごめんなさい。

ここまで毎回使っているコピペ。

ずべこべ言わずさっさと行くぞ!!!

・ヒーラー・ガール 歌唱3「お掃除、ラン・ラン・ラン」
話の7,8割が歌で構成されている大胆な回。Aパートはヒーラーの仮免試験に向けて合宿をする3人の様子が描かれているのですが、冒頭から既にミュージカルパートがスタート。この後挿入歌も入るのでAパートだけ見てもほぼ歌で構成されています。

極めつけはBパートで、仮免試験を受けた3人はあまりの疲れからか喋る言葉すべてに節回しが付いてしまい、喋っていても常に歌っている状態になってしまいます。
町内の運動会に参加している間もその話し方が治らないまま、最後の種目である1000m走を迎えます。この種目では師匠が好きなぬいぐるみが景品になり、対抗心剥き出しのソニアと玲美は益々熱が上がり、ここでミュージカルパートに突入します。ここまで来ると、Bパートは最後まで歌って終わる気なのではと思ってしまいますね。

1000m走が終わり3人もようやく普通に喋れるようになったわけですが、その頃にはもうEDとCパートに入っていきます。かなり挑戦的で大胆な構成の内容だと思いましたし、私としてもやはりこのアニメが好きだと確信した回になりました。



・エスタブライフ グレイトエスケープ 第5話「女神から逃げられない」
このアニメは全体的に変な回が多いのですが、特におかしかった5話を選びました。
この回の舞台はお台場で、お台場全体が温泉郷になっています。確かに大江戸温泉物語があるけど(閉館してしまいましたが・・・)そこを切り取るのかという相変わらずの切り口と、ステレオタイプでデフォルメした設定は笑うしかありません。
このクラスタではパンツを履く事が禁止されており、住民もパンツを履く事は恥ずべき行為だと教えられています。この地方だけ羞恥心が他と逆転しているわけですね。お台場の人怒らないか・・・?

今回の依頼人はそのような教えを説いてきた女神官ですが、彼女自身はパンツが履きたくてたまらないとの事。そんな彼女を他のクラスタへ逃がすべく、ボートに乗って脱出を試みるわけですが、監視ドローンの激しい攻撃により状況は厳しくなる一方。
そんな中、タオルを巻いている自由の女神像に攻撃が当たってしまうのですが、何と女神像はタオルの下にパンツを履いていた事が発覚します。アメリカ人怒らないか・・・?
結局この一件でクラスタのルールが書き換わり「パンツは1日1時間」という決まりになります。高橋名人怒らないか・・・?

ギャグ回に見えますが、クラスタのルールが変わるという前代未聞の事態が起こり、そこから他のクラスタでもこれまで観測されなかった事が発生し、少しずつズレながら終盤に向かっていくので単におふざけ回で片付けられない回でもあります。



・ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第5話「開幕!ドリームランド↑↑(*'▽')」
この回を見て頭がおかしくなったので別個で記事を書きました。記事の内容がアレなので改めて書き直す事も考えましたが、見たばかりで一番熱がある時に書いたものの方が良いかなと思ったのでこちらの記事をご覧ください。



・処刑少女の生きる道 第6話「【回帰:記憶・魂・精神】」
一連の事件の黒幕である大司教オーウェルとメノウは対峙し、アカリも拘束されてしまうのですが、ピンチになったアカリは純粋概念によってこれまでの記憶が蘇り、簡単に拘束から逃れます。ここでアカリはこれまで何度も時間を巻き戻していた事が分かるわけです。この前にあった列車の一件でも気付けたことですが、私はこの回でやっと分かりました。
アカリはモモまでも利用し、モモがメノウから貰った大事な髪留めを純粋概念で風化させます。そして地下にいるモモは攻撃を受けた反動で散り散りになる髪留めを見て、メノウから貰った髪留めが無くなった怒りと、メノウに対する重過ぎる愛と巨大感情が重なって怒り狂い暴走します。アカリ恐ろしすぎる・・・。

この後アカリは元に戻り、メノウと合流してオーウェルを倒すわけですが、このままでは終わりませんでした。アカリはこの旅の果てでメノウが師匠であるフレアに殺されるのを目の当たりにし、それから何度も時間を巻き戻していた事が描かれます。アカリは自分がメノウに殺されるまで何度もやり直していたわけです。こっちも愛が重い・・・。
これが今作のからくりなのですが、その一方でメノウというのは何と罪な女なのだとこの回で色々歪んでしまった私は思うのでした。



・まちカドまぞく 2丁目 第6話「夕日の誓い!まぞくたちの進む道」
2期に限らず、今作にとってかなり重要な回になります。
シャミ子は10年前の記憶に潜り、桜と会った事で10年前に桜のコアと接触していた事が発覚します。1期でシャミ子が桃の夢の中に侵入した際に会ったメタ子の分身の「千代田桜を感じる」というセリフもここで繋がるわけです。
一方シャミ子とリリスの交信が途絶え、シャミ子のピンチを見過ごせなかった桃は闇落ちしてシャミ子の元へと駆けつけます。桃の闇落ちフォルムにシャミ子も興奮!見ている私も興奮!
桃の助けもありシャミ子は眠りから覚め、桃も一時的に闇落ちした事による不安定な状態から抜け出し、学校の設備は犠牲になるもこの件はとりあえず一段落となります。

桜のコアがシャミ子の中にいた事が分かり、桃としては街に固執する理由がなくなったわけですが、「シャミ子が笑顔になれるだけの街角だけを守れたらいい」と笑顔でシャミ子に語ります。それを聞いたシャミ子は桃の笑顔を見て涙。見ている私もあまりにも鮮やかなタイトル回収で涙・・・。

1期の円盤のブックレットに掲載されているシリーズ構成の方のインタビューで、原作3巻までの内容、つまり今回の2期6話までの内容を1期でやりたかったと語っていましたが、1クールでやるには長い内容だったので叶わなかったわけです。しかしめでたく2期が決まり、大事なこの回が見られて本当に良かったと思います。

(前の記事で「監督のインタビュー」と書いてしまったのですが、正しくはシリーズ構成の方のインタビューでした。そちらの記事も修正しました。)



◇締め
以上で春アニメのまとめとします。

今回は全て3~6話を選んでおり、ぶっちゃけて言えば5月の時点で書ける内容になっています。
本当はもっと万遍なく選ぶのが理想だと思っていますし、毎回この記事を書く際はなるべくそうなるように意識してはいるのですが、バランスを気にして選んでも嘘っぽくなるだけので、正直に選びました。そういうクールもあるという事で今後も書いていこうと思います。


次回は夏アニメについてあれこれ言う記事を投稿する予定です。ラブライブスーパースターを3話まで見たら投稿する気がします(予言)
















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