「キャロル&チューズデイ」感想 #16

この間アルバムを買いました。Apple Musicでも聴けるしな~と言いながら1曲目のRound & Laundryを聴いたらテンション上がって、次の休みの日には買っていました。マーメイドシスターズの曲もそのまま!フルで!収録されていますよ!!素晴らしい楽曲だらけでこれは買いでしかないですね。


前回が歌う意味を問う回で、今回は栄光と没落の回でしたね。昔ガスが才能を見出し、スターとなったフローラ。しかし成功と同時に色んな人が彼女の周りに集まり、騙され裏切られとブレイクして夢だった金持ちになっても心の隙間が埋まらない日々。そして歌う事すら出来なくなるほどストレスやプレッシャー、孤独が彼女を追い詰めるのです。デビューシングルが53位で喜んでいたキャロルとチューズデイはそんな栄光を勝ち取った人の没落した姿を目の当たりにします。まるでこれから歩むプロの道はこういう世界だと見せつけられているような、そんな感じすらします。

そんな中、サウスバイサウスウエストというライブに出演することが決まっていた2人は河原で3人組バンドを拾い演奏の幅を広げます。無償で出てくれるとかこいつら良い奴すぎる・・・。ステージで自分たちの曲を披露した後、フローラの曲をカバーします。キャロルはフローラに憧れ歌手を目指し、そのきっかけとなった曲を本人の前で披露することになります。カバーは当日決めたのに合わせてくるバックバンド有能か?フローラをリスペクトし、憔悴しきったフローラを励ますための演奏・・・素晴らしいですね・・・。

2クールに入ってからは今回のような光と影の部分を出してきますよね。例えば事務所との契約でも金を取るか自由を取るかの選択を迫られましたし、前回でも何故歌うのかを問われ歌う意味を考えさせられました。そしてそれと同時にキャロルとチューズデイのそれぞれの家族の話もありましたし、1クールとは違った内容の濃さです。まだ2クール目も始まったばかり・・・と言ってももう3分の1ほどやっているのですが、盛りだくさんの内容になっていますし、2人の成長の過程が細かく見られてとても良いですね。これからの二人の飛躍に注目です。

あとアンジェラも初登場1位とかなりの差をつけてブレイクしていますが、Black Nightという怪しい影が・・・まあどう考えても心当たりが1人しかいない。露骨に怪しい人がいますが近いうちに何か発展があるかもしれないですね。

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