とっくに折り返しを過ぎた2023年冬アニメについてかいつまんで話す
・前回
まずスーパー言い訳タイムから入るんですけど、この記事を書き始めた2月半ばあたりから仕事が忙しく、帰りも遅くて家にいても何も書く気になれないという状態が続いて、結局遅れてしまいました。何か毎回言い訳している気がする・・・。
<スーパー言い訳アディショナルタイム>
2月半ばから書き始めたので、最新回の内容と噛み合わない所があるかもしれませんが、最新話を見るたびに書き直す余裕も無いのでそこはご容赦ください。
そしていつも通り、半分は前にも書いた作品、もう半分は今回初めて触れる作品になっています。
・転生王女と天才令嬢の魔法革命
毎週アニスとユフィの関係性に感謝の念を抱き、「ありがとう」と言いながら見ています。
自由過ぎるアニスに振り回されながらも、自分も変わりたいといって歩み寄り理解を深めていくユフィという構図は良い・・・というのはリコリコでとっくに学んだ事ですけど、改めてその良さを噛み締めているところです。
レイニの謎も分かり、残すはアルガルドが何を仕掛けてくるかですが、どちらが王位継承者であったにせよ姉弟で面倒ごとを起こすこの王国の行く末は大丈夫だろうかと考えてしまいます。
・スパイ教室
3話以降はやはり各キャラをフィーチャーしながらも、訓練中の様子を描く内容になっています。このラノベ原作らしい緩さと、スパイものとしての緊張感が相まって極上な出来です。それにしても、死ぬかもしれない任務の前にしては皆さん楽しそうで何より。ちなみに一番好きなキャラはエルナです。前髪が長い陰キャ的ルックスと幼さが素直に萌えるぜ・・・(今あえて「萌え」と書くことが面白いと思っているだけなので気にしないでください)
8話から時系列は3話以降に戻り、遂に次の任務へと移ります。また3話のようなどんでん返しが見られると良いのですがさてどうでしょう。
・お兄ちゃんはおしまい!
毎週森羅万象に感謝しながら見ています。まひろも学校へ通うようになり周辺も賑やかになってきましたが、どんなにキャラが増えても今作の主軸は兄妹の話なのです。たとえアニメのグッズ目当てでも自主的に外へ出たり、調理実習で作ったクッキーをくれたりといったまひろの行動に感動し泣いてしまうみはりという兄妹の関係性にほっこりします。奇を衒わない王道の日常系、萌えアニメを見て「そうそうこういうのでいいんだよ」と1人で食事をしている人みたいな気分に・・・いや、まひろは薬を盛られて女の子になったから日常系にしては奇を衒いすぎていた・・・。
毎週こんなにも楽しみにしているアニメが残り数回で終わってしまう事に今から絶望しかありません。お兄ちゃんがおしまいになる前に自分がおしまいになってしまう・・・。
・にじよん あにめーしょん
やはり30分やって欲しい。ニジガクに限らず、他のラブライブシリーズにもこういうアニメがあったら良かったなと思います。
3Dを存分に活かした6話とか本編の内容の補完ともいえる7話とか、妹を強調した9話とかたとえ3分しか無くても見どころは多いです。枠が長ければいいなとは思うわけですが、短いからこそ何気ない日常の風景が描けるのが強みなのだと思います。
でもやっぱり長い方が以下略。
・ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん
見るたびに好きになっています。ここまでツンデレを強調したアニメも逆に見ないので「そうそうこういうので~」とおにまいと同じ事を考えながら見ています。前にも書きましたが、ツンデレを理解するだけでリーゼロッテの言動に対して皆が笑顔になる様子は微笑ましいです。
こうあって欲しかった人間関係が築かれていき、リーゼロッテ達にとって良い方向に向かっているはずなのに不穏要素が拭いきれていないので今後もどうなるか分かりません。ツンデレ、ツンギレで打開出来るのか!?最後まで楽しみです。
・老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます
内容はタイトル通り・・・ですがちょっと補足すると、異世界と現実世界を行き来出来る能力を得た女の子が、この能力と現代の知識、技術、そして亡きお兄ちゃんとの脳内会話を駆使して老後の資金を集めるという話。お兄ちゃんは終わっていなかった。そしてコンスタントに新しい女の子が出ては誑か・・・触れ合う様を楽しんでいます。
中世ヨーロッパくらいの文明の異世界で、現代の製品とか食事で周囲を驚かせる・・・要はドラえもんですね。実際ドラえもん風に道具を出していたシーンもありましたし。
異世界ものは相変わらず沢山ありますが、こうした女の子が中心で緩い感じの異世界ものはこれからもあって欲しいと思っています。
・虚構推理 Season2
1期は3年も前だったんですね・・・。去年とか2年くらい前だとばかり・・・。
1期はシリーズを通して鋼人七瀬(立花)を追って来ましたが、2期からは様々な事件を扱っているのでバリエーションがあります。そういう点で言うと見やすさは2期の方が勝るでしょうか。そして台詞量の多さと、妖の存在を伏せながらどうやったら人々が納得するかという変わった推理はこれまでと変わりません。特に今やっている音無グループの回のような、真実が明らかになった上でどのような落としどころを見つけるかというのが今作の見どころなので、どうなるのか見ていくのが楽しみです。
変わったところと言えば琴子が人前でも躊躇なく下ネタを口走るようになったことでしょうか。確か1期ではそんなに無かった気が・・・。
・便利屋斎藤さん、異世界に行く
タイトルに異世界とあるので異世界ものです。現代社会で便利屋の従業員として働いていた斎藤が異世界に転移し、転移後に出会ったパーティと同行して宝箱の鍵を開けたり、武器の修繕をしたりしながらダンジョン攻略に貢献していくという話。
1~3話までは斎藤達に限らず、他のキャラ、パーティにもフォーカスを当てた短い話で構成されており(グランドホテル形式というらしい。Wikipediaに書いてあった)、こういう感じで進めるのかと思いながら見ていました。しかし、3話で新たなダンジョンの区域が発見されて以降は、これまで登場したほぼ全キャラがダンジョンに入り、そこでの出来事と各キャラの過去が交差しながら展開されていきます。
基本的にはコメディなのですが、忍者パーティと対峙してからはシリアスに振られ、詳らかになる過去の描写と併せて見応えのある内容になってきました。段々盛り上がりを見せるストーリーがどうなっていくのか最後まで目が離せません。
・久保さんは僕を許さない
残念ながら7話以降が放送延期になったので、今作だけ6話までしか見ていません。
存在感が無さ過ぎて誰からも存在を認知されない主人公が、何故かクラスメイトの久保さん(と姉と従妹)にだけ一発で見つけられてはちょっかいをかけられるという話。これで付き合ってないとか嘘だろ・・・。
今期はお隣の天使様もあり、そちらもむず痒く何で付き合ってないんだよと思うやり取りが続くわけですが、今作の方がコミカルで微笑ましさがあります。
クリスマスとかバレンタインデーとかそういう定番イベントも良いですけど、放課後にコンビニで飲み物とか肉まんを買うとかそういう些細な日常描写も良いですよね。むしろこの手のアニメはそういう場面を楽しむものなのかもしれません。友達がいないから今まで出来なかったことをするというのもその人にとっては大きな出来事であると、片手で数えられるほどしか友人がいない私は思うわけです。・・・何か辛くなってきました・・・。
◇締め
残念ながら放送延期になったアニメもありますが、進撃の巨人のファイナルシーズンの完結編の前編(ファイナルという割に長くない?いいけどさ)が放送されたり、異世界おじさんの最終回がようやく放送になったりもするので、まあいいかなとも思います。来期になったら延期分も見られますしね。ゴールデンカムイもようやく見られそうです。
次は3月末か4月の始め頃に印象に残った回を投稿して冬クールの締めとします。仕事も忙しいし、花粉症も辛いし、おにまいも終わるけど頑張って生きていきます。