「キャロル&チューズデイ」感想 #17

前回はフローラの栄光と没落の話でしたが、今回はアーティガンの没落回でした。AIマネージャーに預金を全て持っていかれ、自宅もAIも何もかもを差し押さえされたアーティガンは見る影もないくらい憔悴し、自分は誰だと自問自答します。ミュウツーじゃあるまいし。しかしAIにお金を管理させるのも問題ですね。いや、問題なのはAIをぞんざいに扱う方かもしれませんが・・・。

一方キャロルとチューズデイはアルバム制作に入ります。シングルですら夜通しやったのにアルバムとか何年かかるか分かったものじゃないと前から思っていたのですが、案の定持ち歌の大半は没でたった1曲しか採用されません。まず曲を作るところから始めないと・・・。そしてそんな中カイルが取材に訪れます。もう思いっきりチューズデイに接近していますし、これからチューズデイの家族もろともかき乱されそうな予感がしますね・・・。

アンジェラの方はアーロンとの熱愛報道が出ます。その報道以来前からストーカーのようにアンジェラの動向を探っているブラックナイトの書き込みが止まっているとのことですが、いやいや明らかにアーロンがブラックナ・・・と思いきやまさかの別人!今までのはブラフでしたね・・・。そしてアーロンは人気者とくっついて成り上がろうとしていた思惑もむなしく不幸にも緑色のタクシーと衝突してしまいます。これはあのフードの男、ブラックナイトの仕業に違いありません。それにしても誰なのでしょう・・・。

さてアーティガンは何とか自分を取り戻しキャロルのキーボードを使って曲を作り、この曲にはディーバが必要だと歌手を探します。近くに打ってつけの2人がいるじゃないか・・・と思いきやアンジェラのところに行きます。まあ商業的成功を考えれば注目度が高い方を選ぶか・・・。しかし人の家に厄介になったのに相変わらずなんて扱い。そして曲のデータも無く自分の口と謎の動きで曲を披露。この宮n・・・アーティガン劇場にこれはタオも飽きれて出ていかせるか・・・と思いきや採用。何が何だか分からずここからアーティガンの復活劇が始まりそうです。

さて今回もいろんな視点でいろんな所で展開がありました。まずキャロルとチューズデイの2人はアルバム制作がありますし、チューズデイも何やらカイルに狙われています。そしてチューズデイの家族サイドも公約に納得がいかないスペンサーが離脱します。あとはアンジェラもブラックナイトに追われている中アーティガンと組むことになりましたしこれらがどう纏まっていくのかが気になりますね。

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