約600文字で「灰と幻想のグリムガル」感想 #2

2話の感想です。

まずAパートの初めでユメの尻を見てえっちだと思いました。汚れた目で見てごめんなさい。サービスカット(?)はここまでで、ついにゴブリンと対決することになります。前も書いた通りグリムガルではゴブリンが最も弱いモンスターなのですが、パーティ間で連携も取れず、武器や魔法もうまく使えず、泥のような地面に足を取られるなど1対6の多勢に無勢にも関わらず大苦戦します。ゴブリンに剣を刺した時に感じた骨の感触やゴブリンの覇気に怯みながらも何とか倒しますが、彼らは素直に喜ぶことはしませんでした。お互いに命のやり取りをしたからこそ、ゴブリンであっても慈悲や悼む気持ちがあったのかもしれません。

Bパートの終わりごろに夕日を見るシーンがあるのですが、いつも通っている道なのに気づかなかったと言っています。今まで生きる事に余裕が無かったが、ゴブリンを倒し報酬を得たという初めて仕事をやり遂げた事で景色を見る余裕が出来たという1歩どころか半歩進んだだけかもしれませんが、彼らにとっての成長だと思います。これって現実世界でも経験できる事だと思います。例えば新生活で引っ越しをして、慣れない土地で新しく仕事をして最初の1週間くらい精神的に余裕無く暮らしていたけど、だんだん慣れてきた頃に帰り道でふと綺麗な景色を見たり、気になるお店を見つけたりという事に似ていると思います。そういったところで共感がしやすいシーンだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?