2023年春アニメ 印象に残った回5選

今年の冬もやったので春もやります。

◇前回

◇前書き
2023年の春アニメで“印象に残った回”を５本選びました。
あくまでも私が見た範囲の中で、私の感性の元で選んだものなので「あのアニメのあの回が無いじゃねえか！」と思ってもそこは目をつむってください。
あと、その回についての説明を入れると文が長くなって書いている私がだんだんと嫌になってくるので説明は極力省きました。その為見た人にしか伝わらない内容になっているかもしれませんが、それはごめんなさい。

ここまで毎回使っているコピペ。

さっさといくぞ！！！

・【推しの子】 第1話「Mother and Children」
何度もピークがあった作品なので今作からどの回にするかというのは悩ましかったですが、まずは1話でしょうと思い第1話を選びました。
コミカルな場面もありますが、徹底的に現代社会と芸能界の冷酷な部分を剥き出しにしながら、アイの出産から死まで90分というボリュームで描き切っています。90分やったから凄いのではなく、ここまでの内容を1話の中で見せなければならないという信念と作画と構成が合わさったからこそ凄みが生まれ、素晴らしい回になったのだと思います。

・君は放課後インソムニア #05「飛び上がり星」
臨海学校の期間、天気予報では曇りだけど、もし夜晴れたら砂浜で会おうと約束した2人中見と曲。臨海学校中は予報通り天気は悪く、相変わらず眠れない夜を過ごすも、2日目は見事に晴れて星空が広がります。2人は砂浜へと向かうわけですが、学校行事から抜け出して2人で海に行くというのがあまりにも青春過ぎて、青春とは無縁だった私には眩しすぎます。
夜から明け方までのシーンは、そこだけ現実とは繋がっていないような完全に2人だけの世界で、空と海だけの空間が広がり、眠れないテントの中とは打って変わって開放的な美しさがありました。

・天国大魔境 #8「それぞれの選択」
リビューマンと不滅教団の抗争が始まる中、マル達は星尾が死ぬ前の望みとして彼女に空を見せてあげます。そのシーンは悲しいと同時に美しく、見ているこちらもどういう感情でいればいいのか分からなくなります。その後星尾の後を追うように宇佐美が死に、それを見たマル達が苦しむ姿もいたたまれないです。
最後にミミヒメが暗闇で誰かに手を取って貰うシーンがあるのですが、それに至った経緯までは分からないけど、やっぱりあれってこういう事なんじゃないかなと、今回も余白の部分を想像せずにはいられない回でした。

・異世界ワンターンキル姉さん〜姉同伴の異世界生活はじめました〜　第十一話「異世界シャーク」
まず10話での次回予告で、「別のアニメの予告が流れたのではないか」と思い笑ってしまいました。急に路線変更してロボットアニメになったのかと・・・。
今回は所謂水着回になるのですが、無人島に遭難した朝陽と真夜が2人きりになるシーンが続くのを見ると、やはり女の子が何人出ようが姉こそがトップであり真のヒロインなんだと思い知らされます。
そして海で暴れていたというサメ達が現れると、サメ達はロボットアニメよろしく合体しお約束のサンライズ立ち。CVも檜山修之さんでめっちゃしっくりきます。この時点で自由過ぎますが、そんなサメ達と対峙した真夜は「姉モーゼ」（名前でどんな技が何となく分かるかと・・・）を繰り出すなど、最後まで自由過ぎる内容でした。

・アイドルマスター シンデレラガールズ U149 第11話「大人と子供の違いって、なに？」
ようやくやってきたありす回。１話から引っ張ってきたので、終盤になるほどハードルは上がると思っていましたが、期待通りの内容でした。
将来何をしたいのか、どんな大人になりたいのか、大人と子どもの違いは何か、誰にも打ち明けられないありすの心情が「in fact」に乗せて描かれるシーンは本当に素晴らしかったです。正式にMVとして採用されて欲しいと思います。
終盤の階段でのシーンは1話ともリンクしますが、1話の頃とは違い、アイドルとして本格的に歩みを進めたありすの姿が見られ、最終回に繋がる良いシーンでした。

◇締め
前回の冬クールでのまとめでも気にはしていたんですけど、今回は簡略化して書く事を意識しました。
そのきっかけというか、ちょっとまずいと思ったのが、「アニメあらすじ要約」みたいな名前のアカウントからスキを貰った事がありました。恐らく文中の「あらすじ」とか「要約」などのワードが引っかかって機械的にスキを押しただけだとは思うのですが、どちらにせよネタバレサイト扱いにされるわけにはいかないと思い、それを打破すべく簡潔に書く事にしました。
そもそも前置きで「見た人にしか伝わらないかもしれませんが～」と自分で注釈を入れているのだから事細かに書く事も無かったんです。ろくに読み返さないでコピペするからこうなるのです。

2021年冬クールからこのシリーズの記事を書いているのですが、最初の記事を読み返すと結構短く書いていました。ここから回を重ねる毎に長々とあらすじまで書くようになってしまい、結果的に前述のような事が起きてしまったので軌道修正を図った次第です。力加減は難しいですが、今後も意識して書いていこうと思います。


長々とあれこれ書きましたが、以上で春アニメの総括とします。今期も最終回直後に続編が決まる（そもそも決まっていた）アニメも多いので、また続編が放送された頃に再び話題に出来たらいいですね。U149も2期やってくれ！！！！！！！！！！！！！


次回は夏アニメについて色々書く記事を投稿します。7月中には投稿できるでしょう。多分。大丈夫でしょう。