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日記No.36「AVを借りた事が無い」

「49%後ろ向きで51%前向き」とは、イエスタデイをうたってのCMで聞いた言葉なのですがとてもいい言葉だと思います。前向いて歩けとか、とにかく頑張れみたいなざっくりとして一方的に突き放すような言葉よりもよっぽどポジティブな気持ちになれます。
何故今頃これを持ち出したかというと、あまりにも良い言葉過ぎて一言一句そのままAVのタイトルに使われていたのを最近見つけました。パロAVというわけでもありません。むしろパロの方がそのまま使うのを拒むでしょう。気になる方はFanzaで調べてみましょう。

今回はそのままAVの話に入っていくのですが、私は音楽もなるべくCDを手に入れたり、漫画も中々電子書籍に手を出せず実物を手に入れたりしているのに対し、AVだけはパッケージ版を買わずストリーミングで見ているという一貫性の無い事をしています。理由は2つあって、ハズレを引いても1週間後には期限が来て購入欄から消えてそのまま記憶にも消えるという事と、親に見つからなくて済むという事ですね。いい歳してこんな事で親の目を気にしているとか我ながら情けない・・・。

上記の通り今はストリーミングがあるおかげでAVもパッケージ版を買わずに見られる時代です。それはそれで良いのですが、一度はレンタルショップで借りるという行為を体験してみたい気もします。例えば映画も今では公開から1年くらい経てばストリーミング配信とか、地上波で見られるようになりますが、映画館へ足を運びでかいスクリーンで見るように、お店に行ってどれにするか悩んだ上に選択したものを見るという原体験は実際に足を運ばなければ得られないものです。

映画館とは違いAVコーナーは18歳以上でなければ入ることが出来ません。AVコーナーとは夢と希望に満ち溢れた禁断の聖域、18歳未満の子どもは穢れを持っている為この聖域に立ち入ることは禁じられていると世間ではもっぱらの噂です。ひー怖い!
年齢的な事からすぐに原体験が出来ないというフラストレーションを少しでも解消すべく、何とか見るだけでも出来ないだろうかと棚の隙間から覗いた事がある方はいますか?私が子どもの頃に行っていたレンタルショップはAVコーナーの近くがお笑いコーナーだったので、ワンナイのVHSを持ちながら棚の隙間を覗いていました。結局よく見えないのですが、見えない分更に想像力を掻き立てるのです。この情熱をもっと他の事に向けていれば人生も良い方向に変わっていたでしょう。

いざ18歳になり高校も卒業して合法的にAVを借りられるようになっても「借りようと思えばいつでも借りられるし別に今じゃなくてもいいか」という思考から結局借りないというオチ。私は結局AVを借りたいのではなく、入れない所を覗いてみたいという背徳感を味わいたかったのです。天体観測みたいに言うな。

どんどんしょうもない話になっていくので終わります。とりあえずAVを借りる事はないでしょうね。過去作のアニメだって配信で見ているくらいですし・・・。

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