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2022年秋アニメ 印象に残った回5選 +おまけ

年は明けましたが、2022年最後のまとめになります。ここまでお付き合い頂いた方がいましたら1年間ありがとうございました。
そして、1年間続けた自分もよく頑張りました。自分で自分を誉めたいと思います。


◇前書き
2022年の秋アニメで“印象に残った回”を5本選びました。
あくまでも私が見た範囲の中で、私の感性の元で選んだものなので「あのアニメのあの回が無いじゃねえか!」と思ってもそこは目をつむってください。
あと、その回についての説明を入れると文が長くなって書いている私がだんだんと嫌になってくるので説明は極力省きました。その為見た人にしか伝わらない内容になっているかもしれませんが、それはごめんなさい。

ここまで毎回使っているコピペ。←ここもコピペ


そして同じように始まります。今回はおまけがあるらしいですね。一体なんでしょう(白々しい)


・アキバ冥途戦争 第1話「ブヒれ!今日からアキバの新人メイド!」
今作のキャッチコピーは「萌えと暴力について」。1話から萌え・・・いや、あらゆる暴力を見せつけられます。冒頭の回想シーンで、メイドがメイドに銃で撃たれ視聴早々何でだよと思いましたが、これはまだ1話のアバンであり文字通り序の口。
メイドとして入店したなごみと蘭子はライバル系列店へ手紙を渡すお使いに行きますが、実はそれが果たし状で、入店早々捨て駒として使われます。そして内容に激昂したその店の店長になごみは何度もビンタされる始末。最終的には抗争に発展し、その店のメイド達を挿入歌に合わせて銃で撃ち殺し壊滅させるという徹頭徹尾暴力に塗れた衝撃の内容。オタ芸のような動きで合いの手を打つように銃をぶっ放すシーンは笑うしかありません。メイドにとってチャカこそがペンライトであるとこの1話と、最終回で思い知らされました。
ツッコミが追い付かないまま本編が終わり、演歌調のEDが流れる中、「やばいアニメが始まったな」と終始呆然とさせられた1話でした。


・農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。 第四話「農民と救われた命」
ヘレンに憑依した邪龍ウロボロスと対峙するアルと聖龍ミラージュ。ウロボロスに攻撃したくても、ヘレンの体を傷つける事になるので攻撃が出来ないというピンチ。憑依されていがらもヘレンはアルに胸の内を伝え、それを汲み取ったアルは腹パンを喰らわせます。本当に遠慮がない。
その後ウロボロスはアルの中へと入り込み憑依しようとしますが、アルの中は農業の事で埋め尽くされており、全くつけ入る隙がないウロボロスは憑依が出来ず弾き返されてしまいます。「地を耕しているだと!?」なんてセリフを今後他のアニメで聞くことはあるでしょうか。
これも異常な程農民である事に固執し続けるアルだからこそなせる技であり、どんなにアルが強かったとしても、冒険者ではなく農民としてウロボロスを倒すことになるのです。「このまま戦って勝ったら農民とか農業とか関係ないよな」と思っていた自分の凝り固まった思考までも浄化されるような展開でした。
凄い事を成し遂げたにも関わらず、その後町で食べた野菜の出来に感動し、帰省も兼ねて肥料を求め遠出をする姿はまさに農民。タイトルに偽りなしでした。


・恋愛フロップス EPISODE.07「延長料金とられんぞ」
まず冒頭でこれまで登場していなかった女の子と朝が浜辺で会話するシーンから始まります。OPも無く、これから何が起こるんだと思っていたら、Aパートはヒロインたちと海へ行く話でした。しかし愛生だけがいない上に、最初からいなかったかのように誰もその事に気付いていないという不穏な幕開けとなります。
最初は水着回だったのに、途中から全員が全裸になるなど、いつも通りのドタバタエロラブコメを繰り広げていましたが、後半から展開が変わります。今度は愛生だけが登場し、他4人のヒロインがいなくなります。
記憶が曖昧になる朝と何か含みのある愛生の噛み合わないやり取りが続き、やたら血がにじんでいるBBQ用の肉や、狂った時計、朝の携帯端末を壊す愛生など不穏なカットが続きます。
終盤には愛生と入れ替わるように冒頭で登場した女の子、愛が登場します。「もうここには来ないで」というセリフと共に空にはERRORの文字が多数浮かび、電源を落としたかのようなノイズが入り、画面が暗転して終わります。
そしてED。これまではその回でメインとなったヒロインによる歌唱とイラストが流れていましたが、この回だけはインストだけが流れイラストも無しという本編の展開とリンクした演出になっていました。明らかに大きな転換期を迎え、これからどうなっていくんだろうと今後の展開が楽しみになった回でした。


・ぼっち・ざ・ろっく! #08「ぼっち・ざ・ろっく」
結束バンドの初ライブ当日、台風の影響で家族も友達もSTARRYに来られなくなりキャンセルが相次ぎます。それでも少ないお客さんの中でライブを行いますが、結束バンドが目当てではない人達からはろくに見て貰えず。重い空気が流れ、演奏もぎこちなくなります。
そんな状況を打破するべくぼっちちゃんは渾身のギターソロでお客さんの注目を集め、バラバラになりかけたメンバーをまとめます。これが功を奏してちゃんと聴いてもらえるようになり、ライブも無事成功となります。今でも「あのバンド」を聴くとこのシーンを思い出して胸が熱くなります。
その後の打ち上げのシーンでは相変わらずなぼっちちゃんの奇行と発作に笑わされましたが、この回の白眉は何と言っても店の外でぼっちちゃんと虹夏ちゃんの2人が会話するシーン。虹夏ちゃんの過去の話では、ライブを見る虹夏ちゃんがモノクロで描かれ、STARRYが設立された時のシーンでは色が付いているという演出が音楽、バンドに救われた感じが出ていて素晴らしいのですが、ぼっちちゃんがギタリストとして結束バンドを最高のバンドにしたいと語るところも感動ものです。
もうこれだけで胸いっぱいでしたが、最後の虹夏ちゃんのセリフでタイトル回収!!素晴らしい最終回でした・・・。あれ・・・?まだ4話残ってるぞ!?


・ヤマノススメ Next Summit #10「新しい季節」
高校1年の終業式と高校2年の始業式を描いたこの回は、あおいの成長が垣間見える回でした。終業式を迎えたあおいとひなたのクラスは天覧山へ記念写真を撮る事になり、山に詳しいという事であおいがリーダーに任命されます。最初は上手く引率出来ませんでしたが、まともに話したことが無いクラスメイトばかりでも頑張ってまとめようとする姿は、あおいにとって大きな成長であると思います。
そして2年生になり、あおいとひなたは別のクラスになってしまいます。同じクラスにかすみがいますが、距離感を推し量れず会話も弾みません。
クラス内で自己紹介をすることになり、あおいも自己紹介をしますが、やはりぎこちなくなってしまいます。そんな中、かすみのフォローもあって登山から話が膨らみ、あおいも知らない人ばかりの中で上手く話す事が出来ました。
私は日常系アニメでこうした成功体験の積み重ねを見るのが好きなので、例によってこの回もとても印象に残りました。私自身に何の成長も見込めないので、こういう内容に弱いのです・・・。


◇おまけ

・ポプテピピック TVアニメーション作品第二シリーズ #07「ライジング・ヘル ヘルシェイクの矢」
1期ではワンコーナーでしかなかったAC部の高速紙芝居が、遂に全編で繰り広げられました。その結果、最初から最後まで実写の映像をアニメと言っていいものだろうかと疑問を抱き、5選から外してしまいました。最終回もまた然りです。
それでも今回の高速紙芝居も相変わらず驚かされるクオリティでしたし、Bパートの山ちゃんによる全キャラのアフレコというのも面白かったです。これほどの内容のものを無視する事も出来ないので、おまけとしてこっそり載せておきます。



◇締め
以上で秋アニメのまとめとします。何とか2022年も継続して書き続けました。

今回はどのアニメから選ぶかというよりは、どの回を選ぶかで悩みました。アキバ冥途戦争も1話にしましたが、毎回衝撃回のようなアニメなので悩みましたし、ぼざろも8話を含めて4つほど候補にしていました。こうやって振り返る事で秋クールは濃かったなと改めて実感しました。


もう冬アニメも始まっているので、そちらも楽しく見ていこうと思います。ぼっち・ざ・ろす!の私はきららがないクールで生きられるでしょうか・・・。

次回は冬アニメについてあれこれ書く記事を1月末に投稿する予定です。当分ゲームを買う予定はないので何も邪魔するものは無いと思います。

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