日記：3月20日（月）「現実逃避的思考」

ここ1か月くらいは仕事も忙しく、加えて花粉症も辛く精神的に擦り減り事ばかりだったが、最近は仕事も花粉症もピークを過ぎたので、比較的穏やかな日々を送っている。

３年前、ちょうど同じくらいの時期に一体いつになったら帰れるのだろうかと思うほど仕事が多忙な日が続いた。その時もかなり精神的に参ったが、ある一報を目にして少しだけ荒んだ気持ちが和らいだことがあった。

それは、当時放送していたアニメ「異種族レビュアーズ」の５話以降の地上波での放送が中止になった事だ。

「異種族レビュアーズ」とは、主人公達が様々な種族の風俗に行き、その店のクロスレビューをしていくという要はエッチな話だ。OPでものっけから「スケベが大好き！」と歌い上げてしまっている。

いくらスケベが大好きでも放送コードがそれを良しとせず、放送中止になったこと自体は残念な事だとは思うが、１話の時点で「何でこれが放送出来るんだ」と思うほど際どく、攻めた内容だったので、放送中止の一報を目にした時は「遂に来てしまった」と思わず笑ってしまった。

私個人としては、今作はdアニメストアで見ていたので放送中止の影響はなく（TOKYO MX等の地上波での放送が無いだけで、BSやAT-X、配信では普通に見られた）、５話以降も放送中止の妥当性を噛み締めながら視聴していた。

そんな異種族レビュアーズでは前述の通り様々な種族の風俗店を取り扱う為、回によっては（個人的に）理解できない性的嗜好をただただ見せつけられる回もあった。

例えば7話は、産卵をする種族による産卵ショーという催しがあり、女の子たちが産卵する様子を観客の男達が見て興奮するという話なのだが、あまりにも高度な性癖過ぎて理解出来なかった。実際主人公達も困惑していたので、視聴者だけが置いていかれるという構造になっていなかったのが幸いだろうか。

産卵シーンで興奮する事は流石に無いなとその時は考えていたが、最近になって自分も産卵シーンで興奮した事があったのを思い出した。

「モンスター娘のいる日常」という漫画原作のアニメが約8年前に放送されていた。内容としては、人外の種族が人間社会に浸透した世界で、多様な種族の女の子達が主人公と生活を共にするというハーレムもの、要はエッチな作品である。

私もリアルタイムで見ていたのだが、その中でパピというハーピーの女の子が産卵するシーンがあった。私はモン娘の中ではパピが一番好きだったので、パピのあられもない姿を見て思わず興奮してしまった。それにも関わらずそんな事を忘れて、異種族レビュアーズの産卵の回を見て困惑してしまったのだ。

・・・という非常にどうでもいい事をずっと考えてしまった。あまりにも仕事が嫌すぎて現実逃避したかったのかもしれない・・・。