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好きなアニメの話 No.9「魔女の旅々」

1ヶ月に1回の投稿ペースで全10回、つまり10か月の連載で終わらせるはずだったのに、結局1年以上経っても8本しか投稿出来ていない怠惰で大嘘つきな人は誰でしょう?


そう、私です!


・・・


そんな感じで開き直りながら今回も始めます。


・あらすじ
幼い頃に読んだ「ニケの冒険譚」という物語に憧れ、旅をする魔女になる事を決意したイレイナは、史上最年少の15歳で魔女見習いの試験に合格します。後は師匠となる魔女の元で修行を積み、認められれば魔女に昇格するのみですが、彼女の才をよく思わない魔女たちは弟子入りに来るイレイナを門前払いにしてしまいます。
そんな中で、街のはずれに住む「星屑の魔女」と呼ばれるフランの元で振り回されながらも修行を積み、晴れてイレイナは魔女として認められ「灰の魔女」という魔女名を得ます。
こうして魔女となったイレイナは、ずっと憧れだった旅に出て、訪れた国で様々な体験をしたり、あるいは色んな問題に巻き込まれたりしながらも、多くの出会いと別れを経験します。


今作は基本的に1話完結で、その回によって舞台となる国の特色も変われば、話の内容までも大きく変わっていきます。コメディもあれば、ただただ救いようのない回もあり、その振り幅はかなり大きいです。

例えば1話はイレイナが旅に出る前の話、2話は主要キャラであるサヤとの出会いという序盤らしい話が続きますが、3話ではこれまでの空気が一変。何とも救いようのない話になります。
4話も重い話ではありますが、4話も含めその後の5~8話は訪れた国の風土が出ていて冒険譚らしい話となっています。8話のサブタイトルは「切り裂き魔」となっており名前は物騒ですが、内容はコミカルな方です。

4~8話までの内容を見ると、3話は一体何だったのかと思ってしまいますが、9話はそんな3話を軽くしのぐ衝撃的な回となっています。何せ9話の冒頭で、他のアニメでもあまり見ない過激な描写があるとの注意書きが表示され(最近だとチェンソーマンがありますがやはり見る機会は少ない)、それだけで不穏な空気が漂います。そしてどうしようもなく絶望的で救いようのない内容・・・。本当にこのアニメは色々な顔を見せます。

そして最終回ではイレイナが22人登場し、イレイナ役の本渡楓さんは1人で22役を演じ切るという大役を務めました。
ただ、1人で22役もやったから凄い回というわけではなく、前述の9話の内容にも触れるなどこれまでの総括として最終回に相応しい内容になっています。まだ原作も続いておりイレイナの旅も半ばでアニメは終わりますが、そんな中でも綺麗にまとめ上げているのです。

1話から最終回まで大筋を書いていきましたが、私が一番好きな回は11話です。詳細は書きませんがこの回は完全に私好みの内容で、どうしてミナ(サヤの妹)をもっと早く出さないんだ!!!と凄く惜しい気持ちにさせられました。




さて、次回は第10回目、いよいよ最終回となります。投稿はいつになるんでしょうねえ・・・。

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