「キャロル&チューズデイ」感想 #21

光と影を同時に映したかのような回でしたね・・・。いいニュースと悪いニュースがあるではなく、いい話と悪い話があるみたいな。

まず良い方ですが、キャロルとチューズデイはグラミー賞に出る前にアルバムを完成させようとします。アルバムを締めるにふさわしい曲を考えるも頭を悩ませます。そんな中キャロルは地球への強制送還が決まり、刑務所に入っているエゼキエルことアメルの面会に行きます。面会って日本のようにガラス越しに会うのかと思っていましたが、結構自由なんですね。飲み物も飲んでましたし。そう言われるとBANANA FISHでも普通に会っていましたしアメリカはあんな感じなんですかね。

そしてその面会の後、アメル名義で刑務所から新曲を発表します。そもそも撮ってくれるんかい。エゼキエルではなくアメルとしてキャロルに歌を届けます。これが最後の姿になるのでしょうか・・・。

心情的に一区切りついたキャロルとチューズデイはかつてキャロルがバイトで来たことがある教会でレコーディングをします。社会が混乱し悪い方向へ向かっているかもしれない中、自分達に出来る事は歌う事だという確固たる思いでレコーディングを終えます。トビーも珍しく2人を褒めます。この歌なら褒めざるを得ないでしょう。そしてここで大きな展開が!何とグラミー賞でクリスタルと共演することになります。サイドニアフェスで2人を励ましてくれて以来登場していませんでしたが、ここで来ましたね!どこかで出てくるだろうとは思っていましたが、まさにここぞといったタイミングで来ました。これは3人がどういうパフォーマンスをするのか楽しみですね。

さて悪い方の話ですが、タオが逮捕され、ダリアが倒れて1人になってしまったアンジェラは薬漬けになるほど憔悴します。出生記録が無く、ダリアは実の母親ではなく、自分が一体何者なのか自問自答する日々・・・。ところでどうしてみんなすぐ薬に走っちゃうんでしょうね・・・。ダメ、ゼッタイ。

さて天国と地獄のように両極端となった二組ですが、果たしてグラミー賞で相見える事はあるのでしょうか。ところで奇跡の7分間ってグラミー賞での一幕になるんですかね?しかしクリスタルもいるとなると2人の成果になるかどうか曖昧ですし、もしかしたらクリスタルが何かトラブルに巻き込まれるなんてことも・・・。メタ的な考えですが、何か良いことがあると反動で悪い事も起きがちですし油断はできませんね。

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