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2024年夏アニメについてかいつまんで話す

いつものやつ!!!!!!!暑いぜ!!!!!!!
 
◇2024年春アニメまとめ

◇マガジン


暑い日は無理に外出せず涼しい部屋でアニメを見るのが一番です。自分が出不精のオタクで良かったと唯一思える瞬間です。
(※室内にいても熱中症になるリスクはあるのでこまめな水分、塩分補給が必要です。)

今回も自分が見ているものの中から10本選んであれこれ書いています。いつも通りどれも3,4話まで見た時点での感想になっています。さっさと行くぞ!!!
 
 

・時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
内容はタイトルの通り。普段は厳しい事ばかり言ってくる隣の席の女の子が分かるまいと思ってちょいちょいロシア語でデレてくるが、主人公は実はロシア語が理解出来るので心の中で悶えるという話。それだけ聞くと高木さん的な作品かと思うかもしれませんが、2人だけの世界ではなく、ラノベらしく他にも女の子が出てくるので他の子との関係も楽しめます。
それにしても周防有希とかいう女!!!!!!好き過ぎる・・・。2話を見て今期どころか今年で一番好きな女になってしまった・・・。彼女の活躍には今後も期待です。
アーリャに靴下を履かせるシーンとか、服の試着をするシーンとかちょいちょいフェチズムアングルを見せてくるところがあり「制作陣絶対変態だろ・・・(最上級の賛辞)」と腕を組んでうんうん言いながら見ていました。変態と天才は紙一重なのかもしれないな・・・。
今後もとても楽しみに見ます。あと毎回EDが違うというのも凄い・・・。
 

 
・義妹生活
元はYou Tubeの動画から始まったようですが、ノベライズもされている作品。親の再婚で義理の兄妹となった2人が描かれており、ジャンル的にはラブコメになるようです。今のところ恋愛になるような気配が感じられないので、今後の展開をよく見る必要があります。
親の再婚で出会ってその後恋愛に発展するというのは設定こそよくありますが、今作は説明的な描写やセリフが少なかったり、定点カメラで撮ったかのような引きのシーンが多かったりと、従来のラブコメとは違った空気感で描かれています。見どころが多いほどいいとか、説明過多であるほどいいとか、今の風潮とはあえて離れていくような内容だと思いました。2人の周囲には賑やかな人もいてずっと静かな雰囲気で展開されるわけではないのでその塩梅が良いのかもしれません。
1,2話は主人公である悠太の視点で物語が展開されるので、沙季が何を考えているかまでは描かれなかったり、セリフやシーンも断片的で詳しい描写が無かったりする所もあったのですが、3話では答え合わせのようにそれまでの出来事が沙季視点で描かれるといった演出がされており、そういうのを見ると、ながら見とかしないで集中力がある時に見なければならないとも思いました。
 

 
・2.5次元の誘惑
2次元にしか興味が無い主人公が部長を務める漫画研究部に、コスプレ好きの女の子が入った事でコスプレの世界へと入っていく話。「3次元女子!」とか言うオタクキャラに限って女の子達に翻弄されるのはあるあるですね。同じオタクとして実にけしからん羨ましい。
それにしても橘美花莉とかいう女!!!!!も、萌え~~~~w主人公を振り向かせたいと思いながらも空回りしている所が好印象・・・。あと髪型をリリエルに似せているのも一途な気持ちが見えて良い!
イベントに参加する話が今まさにやっている所ですが、それまではほとんどが部室で展開されていて、他人の目が無いばかりにラッキーなスケベもあるのが実にけしからんです羨ましいうーむ実にけしからん。今作で見られるようなラッキースケベを見ると「正しい」という言葉しか出てきません。今後もいろんなコスプレが見られると思うととても楽しみです。美花莉頑張れ!!!!
 

 
・逃げ上手の若君
「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」で知られる松井優征先生による漫画が原作。南北朝時代を舞台に北条時行の生涯を描いた作品で、幕府が滅ぼされ行き場を失った時行が鬼ごっこ、逃げることで英雄へとなっていく話。
暗殺教室で見られたように、どういう戦術で、どう頭を使って勝つか緊張感があり、素晴らしい作画も相まって見応えある内容となっています。それにしてもCloverWorksという制作会社はアニメを作るたびに化け物になっていくなあと見る度に驚かされます。
シリアスな所も勿論いいですが、ギャグも突拍子も無くてそのギャップが面白いです。時代設定が南北朝時代ではありながらもちょいちょい現代のネタを入れてくるのが堅苦しくならず、ラフで見やすいと思います。桃鉄的な何かとかドラゴンボール的な何かとか。時代を600年くらい先取りしすぎている。
逃若党の面々はまだ幼いという事もあって可愛らしいのですが、大人たちが恐ろしいですよね。みんな顔がキマっちゃってるというか・・・。金カムと並ぶくらいのキャラの濃さも必見です。


・小市民シリーズ
アニメでは「氷菓」、小説では「古典部シリーズ」で知られる米澤穂信先生による小説が原作のアニメ。学校でポーチが無くなったとか、コップ3つとスプーン1本でどうやって3杯のホットミルクココアを作るとか、些細な出来事だけど見ながら考えたくなる内容は氷菓にも通ずるものがあります。
主人公の小鳩は自分の推理のせいで他人から疎まれたり反感を買ったりした過去があったために、「小市民」を目指し平和な生活を手に入れようとしている事が分かりましたが、同じくそれを望む小佐内さんについては、現時点では何かあった事しか分からず、まだ何も分からないのでそれが今後どう明らかになっていくのかが私、気になります!・・・が怖くもあります。中々に闇が深そう・・・まずは自転車とタルトの分を精算させないと。
あと今作も氷菓、そして前クールの「変人のサラダボウル」に続いて岐阜の風景が楽しめます。高校生の日常の謎の方が探偵業よりやりがいがあるかも・・・。
 
 

・しかのこのこのここしたんたん
大覇権アニメにして今期一、いや、今年一のイカレアニメが登場・・・。優等生として周囲から尊敬の眼差しを向けられる主人公が鹿の女の子やシスコン妹などただただ周囲に翻弄されていくギャグアニメとなっており、あまりのぶっ飛びぶりに視聴者もきっと同じように翻弄されていると思います。OPも引くほどバズっているので現実も鹿に侵食されつつあります。どうしてこうなった・・・。それと、テレビ放送(BS日テレ)ではにしたんクリニックのCMがOPの直後に流れるので更に狂いそうになります。
やたら鹿が出てくるアニメといえば過去には「セイレン」があったのですが、OPから鹿せんべいの製造工程が見られるEDまで徹頭徹尾鹿に特化しており、CG鹿のわざとらしい質感も相まってシュールとしか言いようがない世界観になっております。もうこれはツッコんだら負けですね。
私としてはこしたんのようなキャラを藤田咲さんが演じているという事がとても嬉しいです。深夜アニメを見始めた頃に「ゆるゆり」や「WORKING!!」などを見てきた私にとっては、藤田咲さんが育ての親と言っても過言ではありません(?)リアル親が泣くのでこれ以上の事は言いませんが・・・。
これから何が起こるのかさっぱり読めない、という分かりようがないので今後も楽しみです。
 

 
・かつて魔法少女と悪は敵対していた。
「妖狐×僕SS」の藤原ここあ先生による漫画が原作。録画予約をした時に初めて知ったんですけど、15分枠だったんですね。作風的に短い方が良かったかもしれませんが、30分見たかった・・・。
冷酷無比な悪の参謀が魔法少女に一目ぼれしてしまい、ケーキをあげたり一緒にお茶をしたり、貢いだり養ったりと段々おかしくなっていくラブコメ。いぬぼくの大ファンである自分としては藤原先生のキャラが動いていて、OPのクレジットで先生の名前が出るだけで感動ものです。3話でミラが読んでいた雑誌の表紙が凛々蝶とカルタだったという小ネタも大変喜ばしい。
基本的にはギャグが多いラブコメですが、白夜がスライムに襲われた時のようなサービスショットもあり、そこに藤原先生のメニアックさが垣間見えてやはり感動します。アニメ化自体まさか!?と思っていましたが見られて良かったなあ・・・。
絶筆になっている今作をどうまとめるのかがアニメ化が発表された時から気になっていた事なのですが、こればかりは原作を読んでいても分からない事なのでどういう展開がされるのか楽しみに見ていこうと思います。同じ制作陣でいぬぼくも作って欲しい!!!


・VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた
内容はタイトルの通り・・・ですがあらすじも書いておきます。清楚なお嬢様VTuberとして活動しているもくすぶっていた主人公が、タイトル通り配信を切り忘れたまま飲酒、酔っぱらった状態で他のVTuberの配信を見ながら下ネタを連呼するなどのキャラ崩壊甚だしい様子を流してしまったことでバズるといった内容。今作の登場人物は中の人もVTuberのアバターで描かれており世界観は可愛くなっているのですが、それとは裏腹にピー音が多く過度な飲酒シーンがあるため注意書きも出るという見た目と中身のギャップが大きい内容となっています。
私はVTuberの動画を全く見た事が無いので、そもそもどういったコンテンツなのかよく知らなかったのですが、アニメを見る限りはこんな楽しい世界だったんだなとインターネットの良い部分を見た気持ちになりました。今後の展開が分からないので今のところは良い部分を楽しんでいます。
 

 
・異世界失格
タイトルに異世界と付いているので異世界ものです。どこか聞き覚えのある文豪の主人公とその愛人が心中しようとしていた所にトラックが突っ込み異世界転生してしまうが、今度こそ心中を成し遂げる為にどこかにいるかもしれない愛人を探しに旅をする話。今作はギャグ要素が多く、トラックも異世界当選トラックという名前だったり、転生者は最初から能力が高かったり、苦労なくレアな武器を手に入れたりするせいで図に乗るなど、異世界もののお約束を逆手に取った内容が見られます。異世界もののお約束を逆手に取ってギャグにする異世界アニメはこれまでもありましたが、私はどうもこういうのが好きなので嬉しくなってしまいます。今やハーレイクインだって異世界に行くんですから異世界ものは多種多様です。
転生者は強い能力が与えられるはずなのですが、主人公はとても弱く、棺桶の中に入って仲間に引っ張られる事で移動するといった生気の無さで、これも他の異世界ものと反している所だと思います。棺桶が後ろから付いてくる超有名なゲームがあったような・・・。あとラムネ感覚で錠剤を食べるんじゃない!!おかげでネトフリでは作中に含まれる要素として「薬物」が表示されています。
他にも転生者がいるのですが、今まさに問題を起こしている最中です。現実世界の人間がご迷惑をおかけし申し訳ありません。一体どう立ち向かっていくのか見ていこうと思います。


・負けヒロインが多すぎる!
タイトルからして自分の性癖ぶっ刺さりなアニメが登場・・・。オタクでぼっちの主人公が恋に破れた女の子達と関わっていく話で、負けヒロイン、マケイン好きの自分にピッタリ過ぎる内容。大食いだったり運動部のエースだったり人見知りだったり、確かにラブコメでは2番手以降に回る感じの設定ですな・・・。パッと出のヒロインに好きな子を取られるのもあるあるです。
あと女の子と人気のない所でお弁当を食べるとか、体育倉庫に閉じ込められるとか、合宿で海へ行くとか、これでもかと定番をなぞっていくのも王道で実に清々しいです。そうそうこういうのでいいんだよと1人で食事をしている人みたいな気持ちに・・・よく考えたらぼっちの癖に充実しすぎでは!?
マケインの3人で一番好きなのは杏菜ですかね。アホっ子だし爽やかにちくわを丸かじりするおもしれー女だし。1話のオチって今後も見てもらう為にどうやって良い印象で終わらせるか、気になる引きを残すかが重要だと思うのですが、ちくわを齧るシーンをぶつけてくるってこんな面白いものは無いですよ。私はこのシーンを見て「このアニメは大丈夫だ」と思いました。
ただ、3人だけではなく全キャラの中で一番好きなのは佳樹です。いつの時代もブラコン妹は最高です。


◇締め
今期は中々なラインナップでとても充実したクールになるのではないかと思います。お前毎クールそんな事言ってるじゃないかという感じですが、新しいアニメが始まるのはやっぱりワクワクするもので、その体験が止められないからアニメを見続けています。それでも今期は本当に充実していると思います。
前期は特に続編の力が強かったと思っていましたが、やはり新作が元気だと良いクールだと感じます。今回の記事は珍しく続編について触れませんでしたが、今期の続編も推しの子とか物語シリーズなどを見ているので、そちらも毎週楽しみにしています。

次回は夏クールの終わり、9月末から10月初旬に最終回、1クールまで見た感想を投稿します。その頃には少しでも気温が下がっていればいいのですが・・・大して変わらないかもしれませんね・・・。

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