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好きなアニメの話No.5「ハッピーシュガーライフ」

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ワイ「そろそろスタァライトの映画が公開されるから、それに便乗してスタァライトの話をする記事でも書くか・・・」

ワイ「放送されたのが・・・2018年の夏クール・・・あぁ、もう3年も前なんだ。ついでにその時放送されたアニメも見ておくか・・・ん?ハッピーシュガーライフ・・・?」

ワイ「・・・」

という事で今回は直前で急ハンドルを切って『ハッピーシュガーライフ』について書くことになりました。


・ハッピーシュガーライフ
前述の通り『ハッピーシュガーライフ』は2018年の夏クールに放送されました。主人公である女子高生の松阪さとうは「愛」という感情が分からず、誰も愛する事が出来ずにいたのですが、神戸しおという8歳の女の子と出会い、自分が住むマンションで二人暮らしをする事で「愛」の意味を知る事となります。女子高生ではなく女子小学生を拾ったのです。

ここでアニメの公式HPに載っているイントロダクションを見てみましょう。

誰も愛したことがなかった少女・松阪さとう
そんなさとうが初めて愛した少女・神戸しお
寄り添う二人の少女、甘く幸せな生活
それを脅かすものを―松阪さとうは許さない。
愛のためなら脅迫も監禁も殺人さえも。
甘くて痛い、
真実の純愛サイコホラー。

・・・

文の間に可愛い2人のカットが挿入されていて読んでいる途中は「普通に萌えー」とか言いたなる感じがあった(?)のですが、段々と穏やかではない内容になってきました。そう、これこそがこの作品のコアとなる部分です。
さとうはしお以外の人間を「それ以外」としか見ておらず、しおとの甘い生活=ハッピーシュガーライフを脅かそうとする者には何をしても許されると考えています。例えそれが誰であっても・・・。
可愛い絵柄では想像も出来ない殺伐とした内容ですが、至る所に謎があります。施錠されていてさとうしか入れない部屋に置かれたビニール袋は何なのか、行方不明扱いになっているしおはこれまでどういう暮らしをしてきたのか・・・2人の生活を描くというよりはこうしたサスペンス要素が強い作風となっています。
そして話が進むにつれて個性豊かなキャラクターが登場し、巻き込み巻き込まれの展開が続きます。果たして2人はどうなるのか、全12話ですが2人の結末まで描かれています。

(ここから個人的な話)
私も今作のタイトルとキービジュアルだけを見た時は「わあい!パッと見萌えアニメだ!楽しみだなあ」くらいに思っていました。
しかし、放送前に本屋でメディア化作品を紹介するコーナーを覗いた時に初めて原作コミックの表紙を見て本性を察しました。危うく日常系アニメを見る感覚で見るところでした。

「何これ目こわっ!」とうさ美ちゃんの目を見たくま吉みたいな事を言いそうになるほどインパクトが強い目・・・。これに圧倒されて表紙買いしそうな力強さがあります。

毎週怖い怖い言いながら見ていましたが、何だかんだ怖い物見たさで楽しみにしていました。・・・もう1周するのはちょっと勇気がいりますね・・・。

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