マーケター視点で「すの担」を語る

2021/2/17にふせったーを使ってTwitterにpostした文章の再掲です。
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すの担ってすごい!という話です🍀

企業のマーケティング活動って一見商品を売るためのプロモーションがメインに見えるのですが、それももちろん目的としてありつつも、更にその奥に企業やブランドの認知度や好意度、価値を高めることが必須与件として存在しています。

なぜかと言うと、一つの商品が売れて終わりではなくて、このブランドは自分好みだな、自分向けのブランドだな、と思ってもらうことでブランドの固定客が生まれるから。
固定客が増えれば増えるほど売上は通年通して安定するし、それによってブランドの市場価値もどんどん上がるわけなので、マーケティング活動の存在意義はそっちの比重の方が実は大きかったりします🤔

で、本題の「すの担」について。
不二家を例に出すと、9/10にSnow Manのブランドキャラクター起用が発表、9/15からTVCMを含むブランドキャンペーンがスタートしました。
Snow Manとすの担のみなさんは、年末までのわずか3ヶ月半で、企業のトップが認めるほど明確な結果を出したことになります✨

(余談ですが、「企業のトップが認めるほど」というのは結構大きなポイントです)

この3ヶ月半の間に起こったこと。
SNSはバズり、売上は上がり、定期的に購入してくれる固定客は増えていく。
これは企業側から見ると、最初に話したマーケティング活動の目的と合致してますよね。
マーケティングに携わる身としては、Snow Man起用“だけ”が要因ではないということは前置きしつつも、ただ、起用前後でこれだけはっきり差が出たのはすごいことで、ブランドキャラクターとして(現時点では)これ以上の成功はないと思っています😌

そしてマーケター視点から見ると、この目に見える結果を根拠に、「すの担」がSnow Manの元々持っていた市場価値を更に高めていると感じています。
すの担の役割がSnow Manの応援に留まらず、すでにSnow Manの価値の一部になっているということ✨

一人ひとりの影響力は小さくても、「すの担」としてかたまりで見た時に大きな影響力を持って消費を動かしていける、結果としてSnow Manそのものの価値を高めているという事実は、すの担全員が自信持って(?)誇れることなんじゃないかなって私は思いました!

“支出喚起力”とか言われちゃうと味気ないけど、ファンのSnow Manに対する思いが形を変えて、数字として可視化されているってことだと私は捉えています🍀

元々ジャニーズ界隈に詳しくなかった私は、ジャニーズを起用することの価値をきちんと分かってなかったんだなと思います。
その効果は一時的なものだよねって思ってました。
もし仮にそうだとしても、今回の不二家のように、それが一企業を立て直しちゃうかもしれないくらいのパワーを持っていたら話は別。
ラジオのスポンサードも成功してると思うし、きっとこれからも起用効果は継続するだろうから色々と楽しみですよね☺️

(不二家さんががんばってブランドキャラクターを継続してくれることを願ってます…!)

そして最後に忘れちゃいけないのは、すの担がすごいのは言うまでもなくSnow Manがすごいから。
いわゆる“コアファン”をつくれるだけの魅力と、そのファンを離さない日々の努力があればこそですよね✨

お互いが謙虚に、感謝し合える幸せの循環ができあがってるSnow Manと「すの担」の関係性がすごく好きなので、このままでいて欲しいなと思っています🥰

以上です!