アイドルという“職業”

推しがアイドルで居てくれる時間は有限。

だからこそ、推しの一挙手一投足にファンが逐一白黒つけなくても良いんじゃないかなと思ったりします。
私たちに見えている世界は、推したちの日常のほんの一部だから。

身近な存在でいようとファンに寄り添ってくれる姿勢に甘えて、距離感を間違えてしまうこと。
それは、そのまま推しのアイドル人生を狭めることに繋がる気がしてしまう。

アイドルは“職業”。
転職も、退職もきっと当たり前にある。
そしてそれは、推し本人の心ひとつで決まることもきっとある。

「きっとこの発言に至るまでの理由や思いがあるんだろうな」って相手の立場になったつもりで想像してみたり。
100%賛成じゃなくても良い。
すぐにじゃなくても良い。
落ち着いて俯瞰で考えてみて、少しでも理解できる部分があれば、気持ちが落ち着くかもしれない。

アイドルは遠いようで近い存在だから、色んな媒体を通してすぐそこに居てくれると思うと、私もたくさん救われる。
ただ笑顔を見せてくれるだけで、私まで笑顔になれる。

でも、近いようで遠い存在でもあることは忘れたくない。
行き違いがあった時に、身近な家族や友達のように、納得いくまで話し合える関係ではない。
だからこそ、推したちの言葉の裏側や心の中を思いやる気持ちを大切にしたい。

何より、推しの笑顔を奪う存在にはなりたくないから。
アイドルを選んで、デビューまで出口の見えない努力を重ねて、今、“そこ”にいてくれる。

それだけで、心からの感謝を伝え続けたい🍀