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8日間の0歳連れロードトリップ|グランドキャニオン

6月下旬に7泊8日で赤ちゃんを連れてグランドキャニオンへロードトリップをしてみた


はじめに

我が家はカルフォニアのサンノゼ周辺在住で、8カ月の娘が1人。
娘がよく寝てよく食べる育てやすい時期に突入したので、夫がずっと行きたいといっていたグランドキャニオン旅行を計画した。家にある食糧、服、娘の荷物などあらゆるものを持っていきたかったので、飛行機ではなくロードトリップを選んだ。

私は運転免許を持っていないので、夫のみの運転。
家ーグランドキャニオン間の移動に変に時間を取りたくなかったので、1日目と8日目は8時間程度、気合を入れて頑張ってもらった。8日目は8時間半運転の予定だったが、さすがに運転しすぎて事故などが怖かったので1日目でもしダメそうだったら中間地点で1泊追加できるようにした。
他の日は最大4時間になるよう宿泊地を設定。可能であればグランドサークルをすべて回りたかったが、Archesまでいくには8日では無理があったので、下記のように計画をたてた。

ホテルはヒルトンダイヤモンド会員なのでHampton Inn多めで、Bed Bugが発生していないか口コミで確認し予約をした。

Day 0 パッキング

ロードトリップのメリット、車に入れられるだけ荷物を持っていけることを最大限に活用し、パンパンになるまでつめこんだ。

  • 各々服4日分、パジャマ、サンダル、ウルトラライトダウンなど

  • 離乳食グッズ
    プラスチック皿、スプーン、缶ミルク、ほほえみキューブ、ほほえみ液体ミルク、Gerberオートミール、Wakodo野菜がゆ、Wakodo鶏レバー緑黄色野菜、Teethers、ピジョンおさかなスナック、哺乳瓶、哺乳瓶キャップ、Munchkin cup、携帯給湯器、保温水筒、エプロン、スポンジ、洗剤、ワセリン、歯ブラシ

  • 娘のためのもの
    iPad(しなぷしゅ用)、おもちゃ、寝る前絵本、おしりふき、おむつ、シャンプー、クリーム、おむつ替えシート、日焼け止め、帽子、日傘、抱っこ紐

  • 日焼け防止グッズ
    日傘、日焼け止め、帽子

  • 大人食グッズ
    割りばし、紙皿、さとうのごはん、カップ麺、レトルトおかず、レモン炭酸水、野菜生活、プロテインバー、水40本

  • 洗濯グッズ
    ネット、ハンガー、干す用紐、洗剤

  • 大人のもの
    シャンプー、コンディショナー、歯ブラシ、歯磨き粉、コンタクト、眼鏡、生理用品、充電器

  • オフラインGoogle map

大人の持ち物は簡略化するが、アメリカはホテルにスリッパやパジャマがないので、持っていってよかった。またBryce Canyonで朝日をみる場合は10度まで下がるのでダウンが必須。
日傘はアメリカで使わないかと思っていたが特にPageではかなり夏は暑いので、日傘をしている人が結構いた。トレッキング時は帽子だけじゃなく抱っこしながら日傘をするとかなり日焼け防止になった。
あまりホテルに給湯器がないので(コーヒーメーカーでお湯だけ沸かすことは可能)携帯給湯器もっていくのがおすすめ。車でもミルクやカップ麺を作れるので大活躍した。
持っていけばよかったものは、日本で夏によく見る携帯扇風機。昼間にトレイルする際はあれを首からかけて娘に風を送ってあげればよかった。

Day 1 Needles

朝5時に起き、娘に離乳食をあげ7時に出発。
ときどきガソリンスタンドで休憩。私は初めてガソスタ休憩を体験したが、選べば日本のサービスエリアのような綺麗な場所もあり結構楽しかった。

昼はBakersfieldのCostcoでガソリンを入れ、車内で大人はカップ麺、娘は離乳食を食べる。離乳食でカーシートが悲惨なことになり綺麗好きの夫はとても悲しんでいた。Bakersfieldはデスバレーも近く外の気温は40度を超えかなり暑かった。全体で1時間しか休憩を取らなくても意外と行けた。

無事NeedlesのHampton Innに到着。
序盤に申し訳ないがNeedlesだけはネガティブ要素が多い。結論Needlesはこの時期45度を超えるサウナ状態で、治安も悪く、Hampton Innも全く優しくなかったのでNeedlesでは二度と泊まらないと思う。
ハイウェイ側の部屋に案内され外の音がうるさかったので反対の部屋をリクエストした。しぶしぶ反対の部屋へ案内いただき、借りたクリブを設置。クリブは壊れていて受付に連絡しにいったが、チェックイン時間で忙しそうだったので断念した。

娘をいつもどおり18時にお風呂にいれた。家でもシャワーだけだがHampton Innのシャワーは水圧が強く、ギャン泣きだった、ごめんよ。
その後ミルクをあげ寝かしつけ、物音や明かりで起こさないために夜ご飯はバスルームで食べた。テンションが下がるので、今後は娘の起きている時間にリビングで食べたいと思った。

大人も19時には寝たが21時半ごろ隣の家族連れのバカ騒ぎで起床。
案内された部屋がコネクティングルームだったことに気づいた。直接注意したが静かにならず、1回目案内された部屋でもいいから移動したいとフロントに連絡したが、皮肉を言われて終わり、これが1つ星のホテルか…と落胆した。24時までうるさく娘が起きないかヒヤヒヤしていたが18時からずっと爆睡で助かった。
2時に一度起床したのでミルクをあげ再度入眠。
旅行という日常とは違う環境で娘がどれくらい寝てくれるかわからないので、初めの長い睡眠のときに一緒に寝るのは正解だったと思った。

Day 2 Williams

翌朝は6時ごろ起床し、離乳食をあげ朝ごはんを食べにロビーへ。
見た目普通のマフィンなのにマフィンが史上最悪にまずかった。ジュースもなぜここまでまずいのか不思議だった。卵もヤバい。自分で焼くWaffleは食べれた。

簡易ビュッフェ
ソーセージだけは美味しかった

さっさとチェックアウトをし少しNeedlesを少し車で散策。
家屋がかなり荒れていてお店もシャッター街化していた。Safewayなど名の知れたスーパーもなく治安が良くなさそうだった。

5分ほど運転したらカルフォニア州を超えガソリン価格が安くなるのでそこで補充。
途中でマイクラでしか見たことのないTNT Fireworksの販売があってテンションが上がった。

そのあと休まずWilliamsへ移動。
Needlesであまり良い体験をしなかったのでテンション低めだったが、気温が20度と涼しく元気が戻ってきた。信号が点滅信号だったり街並みが綺麗で治安も良く、着いてすぐ観光した。

Williamsは西部の香りが漂いカウボーイハットを着て腰に銃をかけた男性をよく見かけ、ようやく観光地に来れた嬉しさで舞い上がった。Route66沿いのためそこら中にRoute66サインがあり、グランドキャニオン鉄道の駅も見た。

昼間はメキシカンを食べた。ここで初のサルサバーを体験。
これからバーガー生活になると思いありったけのサルサをたべた。美味しかった。他に一組お客さんがいたが"Beautiful baby!"  "Where are you from?"などと気さくに話しかけてくださり赤ちゃん連れでも気楽に食べれた。あとメニューにタコヤキがあるがタコヤキはベースボールチームの名前らしい。

13時ごろHampton Innにチェックイン。
NeedlesのHampton Innが絶望的だったので、全く期待していなかったが観光町だからかしっかり接客いただきNeedlesが異常なことがわかった。部屋に入ってBed Bugチェックとコネクティングルームじゃないか、クリブが壊れてないかをまず確認し、2回目の離乳食をあげた。その後ホテルで昼寝をさせ、夫はプールのジャグジーで長時間運転の疲れを取ってもらった。0日目の服も持ってきてたので2日分の服の洗濯もした。確か1回$4もかからなかった。支払いはApple Payを使用。

すこし休憩したあと16時ごろBreweryで地ビールを買い、持ってきた夜ご飯を食べ、お風呂、寝かしつけ、18時すぎには大人も就寝。

夜ご飯
滞在したHampton Innはどのホテルもレンジが部屋にあり助かった

Day 3 Grand Canyon & Monument Valley

今回の部屋は静かで深夜2時ごろに娘が一度起きミルクをあげる以外ぐっすり眠れた。5時半ごろ起床し、離乳食をあげ、朝ビュッフェを食べにロビーへ。ビュッフェはNeedlesと大差なかった。

Hampton Innのビュッフェはどこもこんな感じでキレイだった

7時に心地の良いチェックアウトを済ませ、1時間ほど車を走らせグランドキャニオンへ。
Yavapai PointやMather Point、Visitor Centerは道が整っていてストローラ―が動かしやすかった。Visiter Center近くのBright Angel Bikes & Café at Grand Canyon Visitor Centerの美味しいコーヒーを片手に優雅な朝散歩ができてよかった。Visiter Centerから車で数分いったところに大きいお土産屋さんがあってWilliamsで早まってお土産を買わなくてよかった。

Yabapai Point

その後South Rim、Desert View PointなどのMomument Valleyへ行くまでの道にあるビューポイントで休憩&観光をし、3時間かけてMonument Valleyへ。Desert View Pointは片道10分ほど歩いたが、他のView pointでは駐車場が撮影ポイントのすぐそばにあったのでそこまで歩かなかった。

途中でBurger Kingをテイクアウト。$1のポテトとチキンのケチメニューを注文したかったが、ネット回線が悪くクーポンが使えなかったので定価で注文した。3種類会社が違うSIMを持ってきたのに全くつながらず恐ろしい。オフラインGoogle mapをダウンロードしておいてよかった。

道中でタンブルウィードが転がっているのを見つけて大興奮。原神のスメールで見たタンブルウィードと全く同じだった。

16時ごろにMonument ValleyのThe View Hotelへ到着。
泊まった部屋は2nd floor premium view。
本当は$10ほどしか違わないので3rd floorが良かったが、あいにく満室のため予約できなかった。

我々以外に日本人家族が5組ほどいてどれも家族連れだった。
「日本人?赤ちゃん可愛いね~」と5歳くらいの女の子が話しかけてくれて和んだ。我々以外にも赤ちゃん連れも多く安心した。私は15年前に泊まったことがあり今回2度目だったが、以前と変わらず綺麗でベランダからの景色が素敵だった。1つ星Hampton Inn2泊からの3つ星だったのでフロントスタッフや内装、朝ごはんなどすべてに感動した。

チェックイン後は、夕日を見てホテル内を散策。
2nd floorでも屋根に圧迫感はなく、景色に大満足した。
持ち込みご飯を食べ、お風呂、寝かしつけ、就寝。

また夜中2時くらいに娘が起きたので夜ベランダに出て家族で星をみた。
雷がかなり遠くで光っているのもみれて幻想的だった。かなり遠いので音は聞こえず、ぐっすり寝れた。

夜ご飯
さとうのごはんにレトルトカレー&カップ麺&野菜生活
旅中は1日1しなぷしゅ
大人がごはんやお風呂でどうしても忙しくなるから助かった
2nd floor premium viewのベランダから見た景色

Day 4 Forrest Gump Point & Horseshoe Bend

朝6時起床。Monument Valleyはベイエリアより時間が1時間早かった。
州ごとにサマータイム適用や適用外などあり複雑なので夏にツアーなど予約する際は要注意。(このnoteでの時間表示はベイエリア時間で固定。)

朝日も見たかったがぐっすり眠れてこの時間になり、岩に朝日が照らされているのを眺めてビュッフェ会場へ。
さすがにHampton Innよりすべて美味しかった。しかしソーセージ、パンケーキ、オートミール、ヨーグルトくらいしかなく、あんまりキッチン設備や具材がない印象だった。口コミでも夜ご飯が冷食ばかりと目にしたし夜ご飯を持ち込みにしたのも正解だったかもしれない。ビュッフェ会場からの景色はというと、会場の天井が高くガラス張りなので壮大な景色が眺められ贅沢だった。Monument Valleyではツアーに参加しなかったが思い存分ホテルから景色を楽しめた。

離乳食を食べさせ、チェックアウトをしForrest Gump Pointへ。ここでも日本人家族に会い、写真を撮ってもらった。8日の旅でMonument Valley周辺だけ日本人を多く見かけたがたまたまだろうか。

2時間ほど運転し11時前にPage到着。
お昼には少し早いと感じHorseshoe Bendへ。
砂利道なのでストローラ―はやめ、抱っこ紐に日傘、日焼け止め、水で挑んだ。片道20分と聞いていたがグランドキャニオンに比べて無風でかなり暑く、また坂道もあり日影が2地点しかないので体力を使い果たした。

Pageではお目当てのテキサスBBQ屋さんがあったので汗だくのまま入店。
外で焼いていて車降りてすぐいい匂いがした。ひさびさに本格料理を食べ本当に美味しかった。値段もベイエリアより安いし、持ってきたレトルト食品で済ますのではなく1日1外食くらいしてもいいなと思った。

ボリュームがあり少し残ったので
テイクアウトし夜ご飯に回した

お腹いっぱいになりとても眠くなったので14時ごろホテル到着。
チェックインしたかったがまだ掃除が終わってないとのことでロビーで待機。このホテルはHampton Inn & Suitesで、一応3つ星だったのでダイヤモンド会員パワーと合わせてアーリーチェックインできるかと期待していたが、そんなうまくもいかなかった。

掃除を早く終わらせてくれたらしく30分くらいしたら部屋に入れ、だらだら過ごした。娘はつかまり立ちしかできなかったが、手を放して阿波踊りポーズができるようになった。この旅の間、娘はホテルではクリブの中で大半を過ごしたから特訓になったのだろう。

7時までにご飯、離乳食、お風呂、寝かしつけをすませ、就寝。

Day 5 Antelope

今回の旅はアンテロープのみツアーを予約。
ツアーは有名なANTELOPE CANYON TOURSにした。lowerかupperか悩んだが、トレイルが険しくないupperを選択。Yelpか何かの口コミを見ると「急かされて写真が全然撮れない」とか「集合場所分かりづらい」といった星1の酷評もあったが、集合場所などはかなり詳細なメールが送られてくるし、私たちの案内を務めたガイドさんは写真のベスポジから家族単位で写真を撮ってくれたりなど対応も丁寧だった。個人的には星5をあげたい。

ツアーは7:50の朝イチツアーにしていた。
昼の光のビームがみれる時間と少し迷ったが、Antelopeの昼間の灼熱を体感すると朝イチじゃないと軽快に回れなかったと思う。もし朝イチで行けない場合も昼前までなら頑張れば行けると思うので朝イチが無理な場合は、午前中の可能な限り早い時間帯のツアーにしよう。きっと渓谷内は昼前も日陰だし渓谷通り抜けたあと駐車場までの20分程のトレイルがいけたら問題なし。

持ちものの案内も予約メールに送られてくるが、透明バックに日傘、水、娘コップ、貴重品などをいれて抱っこ紐で参加。

Antelopeまでピックアップトラックで移動なのでカーシートが必須。
私たちだけトラックの前部分に乗せてもらえたので砂塵で呼吸がしんどくなることはなかった。3人乗れた。

真ん中の席も広々としてた

8カ月の娘の様子を見ながらのトレイルは忙しいと思い、ツアーにカメラは持っていかなかった。Antelopeの中を通り抜けた後、外を歩くのだがトラックを止めた場所まで坂道があるので出来るだけ荷物を減らす意味でも正解だった。iPhoneでもきれいな写真が取れて大満足。テキトーにバシャバシャ撮って余裕をもって神秘的空間を鑑賞できた。

9時半ごろツアーが終わり、ホテルに帰って早めの昼カップ麺や離乳食を済ませ、11時に出発。
Bryce Canyonへ2時間半かけて移動し14時にホテルに到着。
Bryce Canyonに近づくにつれて気温がどんどん下がり標高が高くなるのが実感できた。

今回泊まるホテルは珍しくBest Western Plus。
Hampton Innのモダンなホテルに慣れていたのでレンガ造りのホテルが新鮮だった。着いてすぐチェックインや離乳食、2回目の洗濯をすました。このホテルのランドリーは現金しか対応していなかったので、コインが少ない人はチェックインのときに一緒にクオーターを多めに両替しておくとよい。16時ごろ両替しようとフロントに言ったらチェックインで長蛇の列ができていた。

翌日に朝日を見るためにお風呂や寝かしつけもして18時前には就寝。

Day 6 Bryce Canyon

朝日を見たかったが5時すぎに起きてしまった。
急いで分厚い服に着替え出発。気温は10度ほどで、空気も澄んでいて気持ちがよかった。朝日は渓谷の上に少し出てしまっていたが、朝日を見終わり帰る客が多く、ゆっくり見れた。

Zionまで1時間と余裕があるのでBryce Canyonの地図の端っこもビューポイントまで見に行った。Bryce Canyonはこの車でビューポイントまで行って降りて写真を軽くとってを繰り替えしただけだったが、満足感が大きかった。

娘の下は長袖パジャマのみ
大人も薄手の長袖シャツのみ

帰ってから朝ごはんを食べにビュッフェ会場へ。
このホテルでこの旅初の美味しいフルーツやベーコンを食べれた。料理の種類が豊富でHampton Innと雲泥の差だった。今後ロードトリップする際はBest Westernに泊まろう。

11時くらいにZionに向けて出発。途中で美味しそうなバーガー屋さん"Archie's Food to Die For"を見つけたのでテイクアウト。
このお店の名前の意味がいまだにわからない。意訳しまくったら「めっちゃうまいアーチ―さんのご飯」ってことだろうか。牛ばかり食べていたので鶏サンドが美味しかった。

出来立てアツアツで美味しかった

途中で混んでいたのでなんだかんだZionまで2時間半ほどかかった。
Bryce CanyonからZionに入る道は標高が高いところから徐々に降りていきながらZionを眺められたり歴史的なトンネルをくぐれたりするのでそれだけでも結構観光になった。
ただ、Zion内は混雑していて駐車場もいっぱいだったので一回も停車しなかった。日中は車の中じゃないと暑いので別に問題はなし。車窓からたくさん写真を撮った。

14時ごろホテルにチェックイン。
今回はFlanigan's Resort and Spaの1階のaccessible roomに宿泊。エレベーターがないので車からストローラ―やスーツケースを楽に運べてよかった。
このホテルはロビーからかなりオシャレでウェルカムドリンクのストロベリーレモンウォーターも美味しかった。
夫はバスルームについているセージの香りがする石鹸を持ち帰るほどホテルオリジナル石鹸が大好きになった。帰宅後家のバスルームにその石鹸を置いてるが、よい香りが漂ってルームフレグランス代わりになっている。
私はいつも使っているシャンプーを旅行にもってきていたのだが、今回はホテルについているオリジナルシャンプーを使った。髪の毛がつやつやになっていつもと違う良い香りでリフレッシュできた。

道沿いだったけどホワイトノイズマシンが設置されていて、娘も大人もぐっすり寝れた。良い部屋だった。

この日は暑くなければ徒歩10分のBreweryに行きたかったが、16時に出ても暑すぎて諦めた。何もしないのはもったいないと思い、車で数分のZionゲートを通り、すぐそばにあるVisitor Centerでぶらぶらした。

その後18時過ぎにレトルトを食べ、お風呂、ミルク、寝かしつけ、就寝。

Day 7 Zion & Las Vegas

起床は5時半。
このホテルは朝食が有料なので家からもってきたバウムクーヘンを食べた。

前日にZionでは日中暑すぎて散策できないことが分かったので、朝イチ6時のシャトルバスでストローラ―フレンドリーなルートで渓流沿い散歩を計画。

5時55分にVisitor Centerのバス停到着。
既に長蛇の列で、2台目のシャトルバスに乗車した。

列が進んでようやく乗れると思ったときに、バス停で人数管理をしているスタッフに出会い、シャトルバスに一番目に乗れるよう融通を聞かせてもらった。娘が可愛かったからか、列の中でいいポジションにいたからかは分からない。バスに乗り次第ストローラ―を荷物置きスペースに乗せ、家族全員椅子を確保。

バスの中では娘が他の観光客にたくさん話しかけられた。話しかけられるのは嬉しい反面すごく眠たかったので半目で対応してしまった。

30分ほどバスに揺られ、バスの最終駅(Riverside walk)で下車。
降りたら渓谷の間で日陰だったのですごく寒かった。昨日の暑い印象が強く半袖半ズボンでいったがミスだった。朝イチ散歩する人は羽織るもの持ってくることをおすすめする。

このRiverside walkルートは往復1時間と気軽に楽しめるルート。往復8時間コースのルートと途中まで一緒なのでガチ装備の人も結構見かけた。

散歩の最終地点で川で少し遊んだりゆっくり写真を撮って帰った。寒かったけど朝いちは人が少なく鹿が草を食べているのも見れた。ホテルでも鹿を見てたので、Zionに来てこの旅2度目の鹿だった。

娘は散歩中爆睡。朝散歩で撮った写真はすべて寝顔だった。

バスでVisitor Centerに向かう途中、Museumなどにも寄ろうと考えたが、8時前で開館前だったので諦めた。この日はLas Vegasも観光したかったので朝散歩後、ホテル近くのCanyon Coffeeでコーヒーとアドガドベーグルを購入し、ホテルで小休憩と離乳食。
11時にチェックアウトしLas Vegasへ出発した。

2時間45分休憩なしでLas Vegasへ14時前に到着。
Las Vegasも最高気温が45度と泣きそうな暑さだった。
暑いのとZion1日目のドライブ観光が気に入ってたので、着いてすぐLas Vegasを車で一周した。Welcome to Las Vegasサインは長蛇の列ができていたが、車窓から撮るので満足した。

ARIAに14時過ぎにチェックイン。
Valet parkingを使い、荷物運ぶのも人の願いした。荷物運びに何ドル上げたらいいか分からなかったが$5渡した。他のホテルでは水をもらえたが、水もすべて有料だった。Las Vegasはいろいろお金がかかり我々20代夫婦はヒイヒイ言っていた。
部屋は19階のPool side view。夜になって思ったが、チェックイン時フロントでPool viewでNiceな景色が広がっているよと言われたときに、流されずStrip viewが良いと言えばよかった。そしたらベラージオも部屋から拝めたかも。

昼ごはんは車でポテチやプロテインバーで済ませていて空腹だったので、部屋でさっさと離乳食をすませ、Eatalyのフードコートで早めの夕ご飯にした。他のお店は高すぎ&子連れで入りづらかったのでEatalyにしたが大正解だった。すれ違う人みんなにCute Babyと言われてウェルカムな空気だった。
Eatalyでパスタ、フリット、ステーキ、ワイン、ケーキなど満足するだけ食べ、$200ほどした。スイーツブースでデカフェのコーヒーも飲んだがそれは薄すぎて残した。昨日のホテルで飲んだコーヒーメーカーのコーヒーの方が100倍美味しかった。次の日がほぼ移動で実質最終日だったので旅行最後の締めにたくさん食べられてよかった。

18時頃帰宅し、お風呂、寝かしつけ、就寝。
ARIAのお風呂は浴槽が大きくゆったりくつろげた。

しかしこの日はLas Vegasで私は夜散歩もしたかったので、21時ごろ起き娘を起こさないよう抱っこ紐に入れ夜散歩をした。
顔周りは夫の帽子で暗くしたら、意外と外の音はうるさいがずっと寝てくれた。しかし、ホテルから外に出るたびに1階カジノエリアを通らなければならず、喫煙可能の場所なのでかなり煙たかった。夜は大麻の臭いもして娘に申し訳なさを感じながら足早に通り抜けた。隣のPark MGMホテルはカジノ禁煙だったので次訪れる際はそっち泊まろう。

ベラージオの噴水の場所まで行き、ショーを鑑賞。
かなり混んでいたので横から観た。15年前の中学生のときに観たときのほうが感動が大きかった。中学生こどもフィルターがかかっていたのだろうか。横からだとショーの音楽も小さかったのでしっかり観るのであれば正面が一番だが、比較的人が少ない場所でゆっくり見るには横がちょうどよかった。
ショーが終わった後はホテルまでStripの道沿いを写真撮りながら帰った。往復30分くらいの外出になった。
22時前に本格就寝。

Day 8 サンノゼまで帰宅

6時に起床。
離乳食、パッキングをすまし、荷物を運んでもらうために部屋からフロントへ電話。今回$5払ったら、荷物運んでもらう人が日本に3週間旅行に行った話をしてくれた。ファミチキが好きになったらしい。
7時に家に向かって出発。Las Vegasで美味しいコーヒーを飲みたかったのでLas Vegas付近にしかないRoyal Coffeeでアイスラテを購入し、車内で昨日の残りのケーキとプロテインバーを食べた。

帰りは2時間か1時間おきに休憩をはさみ、昼食はBakersfieldでChick-fill-Aを店内で食べた。初めて娘を連れて店内で食べたが、入店してから会う人みんなCuteと言ってくれ、店員さんがハイチェアを用意してくれたり対応がよかった。土曜ということもあり、他にも赤ちゃん連れが多く気楽に食べられた。サンノゼより南部だからかヒスパニック系が多かった印象。

帰りも行きと同様ガソリンスタンド休憩をはさみながら無事帰宅。
帰りGirloy付近で娘が限界か空腹かで機嫌が悪くなり、しなぷしゅ1話消費した。おやつあげたり水あげたりで気をそらしながらなんとかやり過ごした。長時間移動が楽かどうかは、娘の機嫌次第だと痛感した。

Q. 道中での授乳やおむつ替え、何時間おきに休憩をしたか

ホテル出る直前に授乳とおむつ替えをすませ、それから機嫌が良ければ2時間半、それまでに機嫌が悪くなればその都度休んだ。
30分のときもあったが平均して1時間半おきに休憩した。私も長時間運転だとお尻がかなりしんどかったので1時間半くらいがちょうどよかった。

授乳は現在完ミなので、ホテルで沸騰させておいたお湯を保温ボトルにいれ、午前と昼のミルクはそのボトルのお湯で作った。お湯でとかす離乳食もこのボトルのお湯を利用。
車でお湯を沸かせるように携帯給湯器を車にさす変換プラグも購入したが、車で沸かすのは電力が弱いからか10分くらい時間がかかり、また車の中が煩雑で置く場所に困ったので1回しか使わなかった。

おむつ替えは後ろ座席カーシートの隣で替えた。4カ月のときはカーシートに頭ぶつかったらどうしようとか心配してたが、8カ月と大きいので心配なくいつもどおりおむつを替えられた。

私は基本前座席に座っていたが、道中ハイウェイで機嫌が悪くなったら仕方なしシートベルトを外して車の真ん中を通って後ろ座席に高速移動した。1日1回は後ろ座席に移動した気がする。元から後ろ座席に乗ってるほうがよいのではと思い、2日目の移動はずっと後ろ座席に座っていたが、娘は私が隣にいると寝れずずっと不機嫌だったのでできるだけ前座席に座るようにした。このためにも、後ろ座席には何も荷物を置かないようにしていた。おむつ替えも同じ場所でするので、いちいち荷物の移動をせずよかった。

Q. それぞれのスポットでの過ごし方、どれくらい歩いたかなど

ツアーはAntelopeのみ、トレイルはHorseshoe Bend(約50分)とZionのRiverside walk(約1時間)のみ。他のスポットでは何をしたかというとビューポイントまで運転、下車、撮影(約5分)の繰り返し。

毎日のおおまかなスケジュールは、午前散策、昼移動、夕方だらだらというゆったりスケジュール。午前しか回らなくて足りるの?と初めは不安だったが、基本車でビューポイント近くまで行くので十分回れた。特にZionやPageは暑いのでいい旅行計画を立てれたと思った。

AntelopeとHorseshoe Bendは抱っこ紐で他は基本ストローラー。あまりに散策時間が短くストローラーを車から下ろすのも面倒な場合は抱っこ紐なし抱っこで散策した。

Q. 赤ちゃんのご飯はどうしたか

家から持ってきたGerberオートミールとおかゆの素をベースに、鶏レバーと緑黄色野菜の粉を振りかけたり、スーパーで野菜と果物が入っているパウチを混ぜたりして食べさせた。固形物はteethersやおさかなスナックといったお菓子のみ。
離乳食中期だったからこれでいいが、後期だと悩みどころ。後期であれば冷凍の作り置き離乳食を3食分くらい保冷バックに入れて丸1日はそれを食べさせ、あとは面倒なのでパウチとオートミール、おかゆで済ませちゃうかも。

ホテルでは夫の膝の上かストローラーにのせて食べさせ、車ではカーシートに立たせて食べさせた。(カーシートのシートベルトを外すといつも立ちたがったのでそのままあげた。)ストローラーもカーシートも驚くほど汚れ、綺麗好きの夫はとても悲しんでいた。軽くふいたものの帰ってきてまだ綺麗に掃除をしていない。

Q. 大人のご飯はどうしたか

朝:ホテルビュッフェ(有料の場合はプロテインバーと野菜生活)
昼:現地のファストフード
夜:自宅から持ってきたレトルトごはん(Day 2、Day 3参照)

私たちは娘に合わせて18時就寝の計画だったのでホテルチェックインしてからサクッと食べれるインスタント食品を持っていったがかなり使えた。夫が痛風にならないか心配したが、無事健康だった。

夫の会社の福利厚生で日本食品が手に入るので比較的充実した日本の美味しいインスタント食品を持っていくことができたが、もしこの福利厚生がなかったら毎晩Subway生活だったかも。どのスポットもSubwayがあっていつか食べたいと思っていたが、この旅では結局食べずじまいだった。

Monument ValleyはThe View Hotelしか周りにないので、ホテルで食べない人はMonument Valleyに行く前に調達するのがよい。道中ではファストフードかガソリンスタンド付随のコンビニくらいしか基本食べるところがなかった。

さいごに

今回初めて1週間を超える0歳連れ旅行、しかもロードトリップで最後まで楽しく過ごせるか不安だったが、とても楽しくいい思い出になった。赤ちゃん連れでも楽しくグランドキャニオン回りたい方の励みになったら嬉しい。

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今後はアラスカ、カルフォニア周遊7日旅行を考えているので、
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