見出し画像

【デッキレシピ】時空超越クレイジーインテレオン[インテレオンVMAX/チャーレムV/かがやくフーディン]

アモーレ。(愛するひと)
CHANGと申します。

2023シーズンも始まり、シティにシールド戦、チャンピオンズリーグとポケカで勝ち抜くにはどうすれば良いかと皆さん額に汗を流して練習に勤しんでいる中、僕はというと今日も元気に涼し気な顔で環境外のデッキを組んではその変な動きに満足してビクンビクンする日々を過ごしています。なんだこの日常。

96人いるガチ勢の方々のうち94名は僕の作ったデッキ集のフタを開けては「うっわあ臭ッ」といって電光石火の勢いでフタを閉め、無言で帰っていくであろうことが用意に想像できる前提に涙を拭きながら、今日も元気に変なデッキを紹介していこうと思います。

今日のデッキはインテレオンVMAX。
登場してからはや1年が経過し、「えっまだこの令和に存在してるんですか!?」とか言われるも生まれも令和、育ちも令和なもので今だ元気に生きながらえております。むしろ、VSTAR環境に突入するや否や逆に280打点が気ン持ちいいと水を得たトカゲになっている所存。

そんなインテレオンVMAXをスープに箸が立つ濃厚煮干しラーメンのようにこってり考察した過去の記事があるので、ヒマで仕方ないときに見てください。2022年9月時点のレシピも載せてます。

だけどまあ、あんまり前置きを長くすると皆さん各種SNSのほうに目線を移行していってしまうと思うので、そろそろ本題に入りますね。

今回のインテレオンVMAXは、同じカードだけど、逆の動きをします

■デッキレシピ&デッキ紹介

bkbkkF-B8AbHN-FbVV5w

※10/6時点のレシピに、10/21発売の「パラダイムトリガー」より「大地の封印石(スターグラビティ)」を1枚追加したものとなります。




以前の記事で

前記事の解説

といったな。あれはウソだ
上品に戦っていく中で限られた水エネルギー資源をささやかに使っていけばそりゃあ限界はあるけど、脳を電車の網棚に置き忘れたアホみたいにダブルシューターをたくさん投げ続けられればいつか穴だらけになるんじゃねえの、といった精神で、ダブルシューター完全特化したデッキがこのデッキなのでした。

水エネルギーをトラッシュして攻撃する特性は過去にもあり、僕も愛用していた経験があります。
XY時代のゲッコウガとその進化カードゲッコウガBREAKですね。

2016年時代の相棒

当時ゲッコウガ使いたちは狂ったように水エネ手裏剣を投げては、「手札を5枚まで引くことができる」という特性「アビスハンド」を持った相方のオクタンの力によって手札補充をしていたものです。
あれっ、てことは同じようなことが今でもできるんじゃない……?

運命

前歯丸出しのピンぼけヅラと揶揄されてきたビーダルですが、Fレギュ登場するや否や汎用ドロー特性をもらって大喜び。
お前の意志は継いでいく、と誰も頼んでないのに意気込む彼に、白羽の矢が立ちました。

つまり、
●ダブルシューター×α

●はたらくまえば

●水エネ取得or回収

といった形で、以前の記事でいう
ダブルシューターの「水エネを手札から捨てて枚数を減らす」という点をはたらくまえばの利点に繋げたというのが最初のコンセプトでした。

このデッキの目的が
「狂ったようにダブルシューターを撃つこと」
にあるので、つまりはダブルシューターを使って勝つことよりも「うへへへへ何度も狙撃できるたんのしいいいい」と初めてマシンガンを手に入れた西部劇のチンケな悪役みたいな表情でカードをぶん回すことに帰結しており、当然のことながらきちんと勝つプランができていませんでした。

そこで、せめてジムバトルで2勝1敗できるくらいまでは強くしたいなあと思い、戦略とストーリーを考えたのがこのレシピでした。

■戦い方解説【1】 攻撃手段

鬼の形相でシューター連打すること、それ自体はいいのですが、では誰が倒せるのかという話から始まります。
初期レシピでは、インテレオンVMAXを2−3体場に用意するのが限度になっていて、おおよそ毎ターンベンチに40前後、それを2ターン行えてようやく80−100くらいでした。

もちろんこれでも充分使いやすいのですが、ダブルシューターは2体に20ずつ与える関係上、ダメカンが無駄になることもしばしば。
もっと効率化できるカードはないかなあと思っている中、登場したのがかがやくフーディンです。
これまでにもダメカンを発生させたり、既にあるダメカンを活かすカードは存在しましたが、たね1枚でダブルシューターを大きく強化できるカードとして、非常に有用だと思いました。

このノーコストで選択肢が生まれるというのが重要で、同じようなカードであるインテレオン(クイックシューター)やかがやくカメックスでは、それぞれ2進化構築や水エネを必要とします。
そこを置いとくだけで毎ターン使えるのは相当にすごいスプーンです。
どこで売ってんのそれ。

このダブルシューター効率化ができたところで、次は具体的に勝つ手段です。
サイドを取る速度が若干上がったのは良いとして、それ+雪道を採用しないインテレオンVMAXだけでは、インフレしているVSTARや非V環境を勝ち抜くことは難しいように思えました。
そこで採用したのが、ワザ「ヨガループ」を持つチャーレムVです。

もともとダブルシューターと相性の良いカードではありましたが、環境にHP60〜120ほどの非Vが増えてきている状況を鑑みると、追加ターンを得ることができるヨガループがより活躍できるようになりました。
ヨガループのメリットを具体的に列挙すると、以下のようになります。

●1ターンに1回の特性をもう一度使える
 └ダブルシューター、ペインスプーンを二倍使うことでダメージを合計80−120ダメージ増加させられる
●サポートをもう一度使える

 └ドローとベンチ呼びをそれぞれ行える
 └1枚しかないサポートを使用→ともだちてちょう→はたらくまえばで追加ターンで使用することも可能
●スタジアムをもう一度使える、張り替えられる
 └みずの塔1枚でインテレオン→チャーレム→インテレオンと二回の交代が可能
 └トレーニングコートで水1枚回収→2回目回収→みずの塔に変更可能
●チャーレムVが次のワザを使える
 └連撃エネ+水エネでスマッシュアッパーやスターグラビティを使える

メリット山盛りのすごいワザです。
もちろん本来達成させるのは難しいワザですが、中打点とダメージ調整が得意なインテレオン&フーディンがいるために快適に登場することができるのでした。

■戦い方解説【2】 コンボ

ここから具体的な戦い方に入っていきます。
言うまでもなく、ここまで採用されてきたポケモンたちは皆強大な火力というものを持っていません。
なので、みんなで協力してサイドカードを取っていくのです。
やったるぞ! おー!

●序盤
このデッキは6体全員が特性を使わないと話にならないので、とにもかくにもベンチを並べないと話になりません。4枚入ったクイックボール、カイを駆使してベンチを並べていきます。
優先順位は
インテレオンA→ビッパA→インテレオンB→インテレオンC
といった感じで、ビッパを1体はなんとしても置きたいところです。
だいたいここでインテレオンVが1体きぜつしてサイド2枚取られます。

目の色変えてベンチを増やすんだな

●中盤
インテレオンVMAXの良いところは進化して連撃エネルギー1枚があれば140ダメージを与え、さらにエネルギーを回収できるところです。
大きな壁としてそびえ立ちながら、相手の攻撃を1回くらい耐えていきます。
ここまでで、相手の小物1体を倒してサイド1枚取れるとかなり楽。

モミは入ってない

●フェスティバル開催
【1】ヨガループ祭り
HP100以下のベンチ非Vを見つける

ダブルシューター×2−3で残りHP40以下まで調整

ペインスプーンで残りHP20まで調整

ヨガループできぜつさせる(取得サイド1)

2へ

ヒャッホイ

【2】相手が大型なら大技スターグラビティ
追加ターン獲得

特性、サポート等を使って大地の封印石を探す

チャーレムVに水エネをつける

VSTARパワー「スターグラビティ」を使用する

相手は次のヨガループがイヤなので、たぶんチャーレムを倒す

3へ

華麗なヨガ戦士の立ち振舞い例

【3】「お前のHP…100だってなあ?」
2ターン前から引き続きダブルシューターを連打

すごいつりざお経由でチャーレムが復活

ダブルシューター×3、ペインスプーンで【1】の動き

VSTARやVMAXにもヨガループ(取得サイド3〜4)

キョダイウズマキで残りのVを攻撃(取得サイド5〜6)

やったあ!

とまあ、こんな感じでうまくいったらいいなあ。
というデッキです。

ヨガループを決めるダメージ計算時の緊張感と、ヨガループが決まったときに快感は脳汁が耳から溢れ出てたまらない感情になります。
ぜひ一度、妨害やロックを超えた「ターン超越」を楽しんでください。

■採用カード

●インテレオンVMAX
場に3体置くと中盤以降のシューターが非常に捗るので4−4のフル投入をしています。最悪、キョダイウズマキで戦うだけでも充分VSTAR環境で渡り合うことができるのがインテレオンの良いところ。
1枚、インテレオンVをワザ「ねらいうち」を持つものにしていて、序盤のお茶濁しや中盤以降のシューターとのコンボを狙うようにしています。
シューターねらいうちだけでメッソンたちをダウンさせることができるのはさりげないアドバンテージになりますね。
マナフィがいたらシューターヨガループのエサにしていきましょう。

●ビーダル
場に1体置きたいので2−2採用。
たまに2枚置くこともあります。
ビッパはポケモンGOのものとどちらでも良いですが、「万一ダブルターボで殴ってくるかも…?」という(ほぼ無意味な)雰囲気を出すためにスターバースのものにしています。

●チャーレムV
初期は2枚採用をしていましたが、すごいつりざおを多く採用していることと、ヒスイのヘビーボールを採用することによって1枚でもストレスフリーになりました。
ヨガループだけでなく、スマッシュアッパーやスターグラビティを使うこともあるので、その点非常に頼れるポケモンです。
さりげなく闘タイプなので、シューターと合わせて闘弱点を倒すことも。

●かがやくフーディン
特性のみの採用なのでワザは使えません。
逃げ2なのでふうせん圏内なのは嬉しい。

●カイ
手札の枚数をビーダルが担保してくれることでサーチメインで動きたいこと、要となるインテレオンVMAXの上下ともに持ってきてくれることでフル採用しています。
後半は水ポケモンがいなくても、つりざおやバケツなどを持ってくる、疑似フウロのような動きをしてくれます。

●エネルギー周り
手元にエネルギーを持ってくるたっぷりバケツ、
ポケモンもろとも回収できるふつうのつりざお、
エネルギーを多めに山札に戻せるエネルギーリサイクル、
即座に手札に戻せるエネルギー回収、
それぞれ2枚ずつ採用しています。
色々模索しましたが、水エネルギー現物を増やすより、これらのグッズを増やしたほうが総合的に多くシューターを使えること、また空打ち含めて手札を調整してビーダルを有効に使えることなどでこの形にしています。
まだ調整可能な枠。

●大地の封印石
10/7現在は発売前なので、将来採用したいという意味でレシピ上は1枚搭載しており、現在この枠はベルトやおまもりを防げるツールジャマーになっています。
大地の封印石の良いところはどのVでも使用することができる点ですが、毎回キョダイウズマキでエネルギーを手札に戻してしまうこの構築ではややエネルギーが貯めづらい進行になります。
その為、ヨガループから続けて使うことでタイムラグなくスターグラビティを使えるような想定をしています。
そのほか、水エネ1枚だけつけて生き残ったねらいうちインテレオンVを進化させ、連撃エネルギーをつけて使うといった方法もあります。

■非採用カード

○マナフィ
主に被弾しやすいかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんを意識していますが、HP90以下のポケモンがビッパしかいない状態なので、優先順位を考え今回は非採用にしています。
そもそもベンチがパツパツということもありますが。

○モミ
従来のモミ型インテレオンとしても戦えるようにしていくのは充分にありです。
今回のレシピでは抜いてありますが、1−2枚採用しておくと、中盤以降かなり優位に立ち回れるはず。
特に、みずの塔で入れ替わりながら攻撃をしていくと、ボスで呼ばれる前にモミを使うことで数体のインテレオンを同時回復できるので有用。
やっぱ入れようかな。

○かがやくカメックス
前述しましたが、やっていることがインテレオンVMAXと同じであり、結局水エネ1枚を消費していくことを考えると、後半になればなるほどジャマになります。
このデッキはインテレオンが主役であることも踏まえ、非採用。

○こだわりベルト
1枚で打点が30増えるので非常に協力なのですが、同じグッズ1枚であればエネルギー周りを2枚操ってダブルシューターで合計40−40の合計80を埋めるカードのほうが強いと思い、今回は非採用にしています。

■まとめ

というわけで、いかがでしたでしょうか。
同じインテレオンVMAXというカード1枚でもこのように違う戦い方があったように、カードの可能性はじっくり見つめていけばいくほど出てくるものです。
もう1年半も同じカードを使ってきていますが、こういった研究はとても楽しいですし、新しいカードとの組み合わせで強化されていく喜びは、何にも代えがたいものです。
自分で考えたデッキはどんな出来でも最高の相棒。
自分がテンション上がるデッキを作ってみてはどうでしょうか?
じゃ!僕は先程耳から出た脳汁が止まらなくて床を掃除しなきゃいけないから、またな!
もうだいぶ染み込んでる!

あ、良かったらおひねりお願いします!
いただいたお金は11月からDiscord「東西ポケカ倶楽部」のシステムサーバー維持費に使わせていただきますので!これ本当!

Herokuの無料プラン終わるんよ…まじか…

ここから先は

44字

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?