マスク出品禁止を求める声が3万を突破

「マスク不足解消運動 マスクの出品禁止をオークションサイト、フリマアプリに求めます。」というChange.org上のキャンペーンに3万4,000を超える賛同が集まっています。

本日、世界保健機関(WHO)が新型コロナウィルス感染症の感染拡大において、日本を含む4カ国の情勢が最大の懸念事項であるという認識を示しました。日々状況が変化する中、Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)上でも新型コロナウィルス感染症に関するキャンペーンへの注目が集まっています。

2月25日発表の「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」に盛り込まれたイベント自粛要請や、27日に発表された臨時休校要請に続き、28日に経済産業省は店頭で品切れが続出しているトイレットペーパーの在庫が十分にあることとともに、高値での取引が続いているマスクと消毒液の出品自粛(3月14日以降)をネットオークション事業者に要請しました。

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Change.org上では、2月27日に「マスク不足解消運動 マスクの出品禁止をオークションサイト、フリマアプリに求めます。」というキャンペーンが立ち上がり、3万4,000を超える賛同が集まっています。発信者のSuzuki Ryoさんは、「このままだと持病がある方や医療関係者の方といった本当にマスクが必要な方々に、マスクが行き届かない状況が続いてしまいます。」とし、必要な人にマスクが不足している事態を解消すべく、マスクの出品禁止をヤフオク!、メルカリ、ラクマの3つのサービスに求めています。

経済産業省の発表や賛同数の高まりを受けて、ネットオークション事業者がどのような対応を行うかが注目されます。

現在、Change.org上では新型コロナウィルス感染症に関連した25のキャンペーンが立ち上がっており、それらをまとめた新型コロナウィルス感染症特設ページ [https://coronavirus2020.japanchange.org/] を開設しました。今後立ち上がるキャンペーンも随時追加していく予定です。