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深夜航空「香港」1日目

1時羽田発、現地時間5時着。時差があるので約3時間のフライトだったが席が狭い事だけを除いたら至極快適だった。細切れだったが睡眠も取れた。途中乱気流の中を通過した時はずっと雷の中を飛んでいて、なおかつ機体がプレハブ校舎かと思うくらいギシギシ言うんだけどそれはそれで楽しそうだった。

朝イチの到着ということもありイミグレーションはさっさと終了。預け入れ荷物もないので到着ロビーで携帯のSIMカードを入れ替えてレッツゴー

まだ電車が動いていない?みたいで改札にシャッターが降りていたからバスで市内へ。電車だと100香港ドルするけどバスだと41香港ドルくらいなので結果オーライ。VISAタッチ使えるのもグッド。

バス2階部分の最前列席。

朝ごはん何にしようか、今日はどう動こうかシミュレーション中。とりあえず朝ごはん食べて、ホテルに荷物預けて、そんでまた朝ごはんと朝ごはんを食べよう。

今回の目的は2つ。めっちゃ食べる!そして美味しいワイン飲む!

香港。貿易の中継港として発展を遂げたこの都市は今でもその存在感を放っている。高層マンション群が現れたかと思ったら、その脇を通り抜けていく商船。大量のコンテナが乗せられたその船は地球上を巡り海上貿易を作り上げている。そのダイナミックな動きの片鱗をこんなにも間近で観られるとは。東京や横浜の港にはないスケールのデカさがある気がした。

ヤバいよヤバいよヤバいよヤバいよ。見たことのないスケールのコンテナヤード(コンテナ置き場)とありえない量のガントリー(コンテナの積み下ろし/積み上げを行う機械)。香港凄い。

適当なところでバスを降りてホテルへ。朝イチにも関わらず心地よく対応してくれた。荷物を預けて12時頃に一回戻ってくる旨を伝える。さて、朝ごはん。

幾多の旅の経験からの反省として大いに取り上げたいのが「食べすぎ」と「飲み過ぎ」だ。避け難いから仕方ないんだけど今回はいくつか対策を打とうと考えている。食事の間を開けること、運動を挟むこと、胃を慣らすこと、そして太田胃酸。ここから3kmほど歩く。

という訳で香港最初のご飯はお粥から。やっぱり消化が良い、かつ食べ慣れているお米でお腹を慣らさないとね。右にある生記粥店が最初のターゲット。後から気がついたのだけど左にあるのは精肉屋で、この店で余った肉やら骨やらがお粥の出汁に使われているみたい。賢い。

つみれみたいな魚の団子が入ったお粥と、左にあるのは家族にお勧めされてきた「腸粉」というお餅みたいなもの。中には海老が入っていて、タレみたいなのはお月見の時に作る砂糖醤油の砂糖少なめ醤油多め(スタバのオーダーみたい)の味。それから自家製豆乳というのも頼んでトータル80香港ドルくらい。意外と物価高いかも。

食べたら歩く。それが鉄則。ビクトリアパークを散策。意外と高齢の方々が盛んに運動していてびっくり。健康寿命高そう。そして歩き疲れたので高そうなホテル(4つ星だった)ロビーで一休憩。

これも旅のテクニックだと思うのだけれど、ホテルを使いこなせると快適レベルがホテルの星分上がる。ロビーには座り心地良い椅子があって、wifiもあるし、トイレは(ルームキーとか必要な場合もあるけど)とても綺麗。何より東南アジアのむさくるしい湿気を忘れさせてくれる冷房の効いた環境。ホテルのロビーを紡ぎながら旅するのは上手い旅の秘訣な気がする。

朝ごはん第二弾。フィッシュバーガー。22香港ドル。やっぱり物価は高い気がする。円安の影響か。白身魚のフライは揚げたてで、味付けこそはほぼないもののケチャップでシンプルにバーガーしたシンプルだけど飽きのこない味が美味しい。食べながら街を散策。そういえば香港は食べ歩き大丈夫な都市なのだろうか。

あてもなく、お腹が空くまで街をぶらぶらと。途中立ち寄った市場が凄かった。何がすごかったって入り口で鶏肉屋さんがあったのだけれどその後ろに籠に入れられた大量のニワトリがいたことと、その真横の厨房で鳥が捌かれていたこと。血も涙もないというか残酷極まりなさすぎるけど食べる、生きるってそういうことだよな…と思っていたら奥の店では魚の頭をどんどん切り落としていく調子の良い鮮魚屋さんが。どちらも写真撮ったけど人によってはトラウマレベルの画かもしれない。なにより目の前で同士達のモモやらムネやらが売られていくニワトリ達の気持ちを考えるとやるせない。今度からは食材にちゃんと感謝してから食べよう

それから香港は多くの場所で足場が竹。そんなに竹が余っているのか、はたまた鉄で足場組めないのかよく分からないけれど万が一の労災とか失業保険とかしっかり整っている事を願うばかり。ちょっとやってみたいけど。

10時半。昼?から飲むビールは美味いのはどこの国に言っても同じ。日本で見た事ないビール。スッキリしてライトすぎてスッキリ流し込んでしまった。いくらでも飲んでしまう。9香港ドル。

早めの昼ごはん。チャーシューオムライスとレモンティー。日本でチャーシューっていうとラーメンとかに乗せる煮込みチャーシューを想像するがこっちでは燻しただけのハードなものが一般的らしい。オムライスに乗せるって要するに他人丼だけどこれまた絶妙な組み合わせ。白飯がどんどん進む…日本帰ったらやろう。

そしてこの間に業界のイベントに参加した。それについてはまた別のnoteで。

17時。遅めのおやつ。パイナップルバーガー。香港のローカルって聞いて試してみたかったやつ。ただいくら間でもパイナップルなんて出てこないなって思ってたらバンズにパイナップルのテイストが含まれているらしい。半分詐欺じゃないかこれ。挟まれているのはトマトと卵。23香港ドル。

一旦ここで終了。1日目の仕事関連パートはまた別のnoteで。こっちもこっちで濃い経験でした。

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