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深夜航空「香港」0日目

仕事を終え足早に家に帰る。チェックインは既にアプリで済ませている。羽田空港には22時に着けば良い。深夜便は体力勝負だが9時5時スケジュールが軸となっているサラリーマンにはちょうど良い。若さだけが頼りだ、

自宅で野菜炒めを山盛りに乗せた味噌ラーメンを食べる。これが出国前最期の晩餐だ。昔は羽田空港の吉野家が定番だったのが懐かしい。

22時。予定通り羽田空港第3ターミナル着。オンラインチェックインを済ませていたのと、なぜか優先レーンでの案内がオプションでつけられていたためあっけなくカウンターでの発券が終了。列に並ぶのは全く苦にならない性分だけど流石にこのスムーズさに快感を覚えずにはいられなかった。U-firstありがとう。

その後は一旦2階の到着ロビーに降りて外貨交換。1万円札を香港ドルに変えてもらおうとしたが、結局は8,000と少しで400香港ドルに。なんとなく心細いので追加で100香港ドルを入手。カウンターで係の人が「出張ですか?」と聞いてきた。そういえば自分は今スーツを着ているから海外出張にしか見えないのだろう。帰ってきた時日本円に戻す時にレートが良くなるクーポンとか貰えるのかと期待して元気よく「はいそうです」と答えたけれど特に何もなかった。あの質問はなんだったのだろう。

再び3階出国ロビーへ行き、とりあえず見ておくかって事で展望デッキへ。もう見飽きたと言ってもいい景色、行き飽きた場所だけどなぜか来てしまう。ここは旅に出るためのゲン担ぎの場所なのだろう。

出国ゲートをくぐり手荷物検査。毎度のごとく異常なし。パスポートには忘れずにスタンプを押してもらう。旅が始まる。

今回の旅の目的地は香港。実は5年ほど前に行こうとしたのだが民主化デモで戒厳令が出されて断念をしてしまったのでリベンジの旅となる。キッカケは、仕事の縁で招待された業界関連のイベントと晩餐会。働いている業界ではアジア最大のイベントということで躊躇う事なく行く事にした。(本当は会社の出張にしたかったけどそんな予算もなく、断念)

ゲート通過後は電話で友人と出発前の雑談をし、今はクレジットカード会社ラウンジで携帯を充電にながらnoteを書いている。ラウンジって昔はめっちゃステータス高い人しか使えないものだと思ってたけどクレジットカードでゴールドだったらみんな使えるって割と対象者多くない?というのが個人的な感想なのだが、まあ無料で飲み物飲めるし充電できるしちょっとした雑誌なんかもあってリラックスできるから好きだ。ビールが無料ならなお良しなんだけどな…諦めのミニッツメイドも悪くない。

いよいよ搭乗開始。今までは西洋文化圏、つまりはアルファベットが基本言語体系になっている国に行くことがほとんどだったので今流れているアナウンス中国語?は耳に馴染まない。何言ってるか分からないから気にしなくていいんだけど耳に突っ掛かる感じがして少しストレス。しかしこれもまた旅の一興なのだろう。対して英語が聞こえると柔らかいソファに座り込んだ時のような落ち着きを感じる。

さあ、いよいよフライト。目的はただ一つ

「寝る」

追記
U-first凄い。搭乗も優先してくれて30人くらい一気に抜かした。箱根駅伝出れるんじゃないかこれ。

さらに追記
席狭い!LCCだから割り切っていたけどこれはマジか。詰め込みすぎじゃないかこれ。1クラス40人超えの高校時代の机の配置の方が余裕あったぞ。こういうのチェホンマンみたいな人とかどうするのだろう。

寝る。

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