見出し画像

会社を辞めた話

7月末日をもって、退職することと相成った。

退職の挨拶が我ながら名文であるので、ここに一部引用する。


お世話になった皆様方へ

お疲れ様です。横浜支店の〇〇です。

大変恐縮ではございますが、このたび一身上の都合により7月末日で退職することと相成り、本日が最終出社日となりました由、ご報告申し上げます。

本来であれば直接皆様のもとヘご挨拶にお伺いすべきところ、メールでの挨拶にて大変失礼を致しますこと、先にお詫び申し上げます。

私は、2013年4月に東京支店へ配属されて以来、〇〇支店、本社営業部、横浜支店他にて勤務し(中略)、その後の営業現場で出会った様々な方々とのつながりや、優秀な後輩を教えるという機会に恵まれた事は一生の宝であり、一生の誇りであり、一生の自慢です。

入社以来、数多くの優秀な方々と仕事を共にすることが出来、またかけがえのない経験を得る事が出来ました。

私にとって、かつて在籍した全ての事業所が特別な場所であり、またそこで出会った皆様が特別な人達です。

今の私がありますのも一重に皆様のおかげです。大変感謝申し上げます。

また、これまで私の在職中に皆様方へ対してお掛けした、ご迷惑やご面倒、非礼の数々につきまして、この場を借りて深くお詫び申し上げます。

特に上長の方々へ対しては、私のせいでさぞ「胃の痛い思い」をさせてしまったでありましょうから、それに対しては素直に詫びる次第です。

唯一の心残りといえば、皆様方から受けた数々の恩に対して報ずること叶わず、志半ばにして社を離れることであります。

よしんばこの先、旧恩に報いる機を得る事がありましても、今はただただ慙愧の念に堪えません。

8月からは同じ会社の一員ではなくなりますが、皆様と共に働いた時間は私にとって何物にも代え難く、何よりも大切な財産です。

願わくばまた皆様と仕事をご一緒できましたら、これ以上の幸せはございません。

最後になりますが、皆様方のご健康と益々のご活躍をお祈り申し上げます。
最大限の敬意と感謝、そして誠意を込めて。

引用終わり。

というわけで、7月末日をもって退職である。
一ヶ月の有休とは、なんとも言えない長さだ。だが、あっという間だろう。

さて、やらねばならぬことが数多ある、数多ある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?