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どっかで一度は見たことある人たち「SixTONES」のメンバーを紹介する

この記事は、Thank you my idols Advent Calendar 2022の22日目です。

社のアイドルオタクたちがすなるアドベントカレンダーといふものを我もしてみむとてするなり。いつもお世話になっております、ジャニオタです。

長年にわたり関ジャニ∞一筋で生きてきた私がSixTONES(ストーンズと読みます)にドハマりして早3年が経ちました。ここまで己の中でのブームが長期化してくるとは正直……思ってましたね。なぜならSixTONESは期待を裏切らないグループだからです。楽曲もライブもラジオも個人仕事も全部イケ散らかしてる。いい意味で期待を裏切らないし、逆にいい意味で期待を裏切ってくる。その点ではどこにも負けていません。
(関ジャニ∞も相変わらず好きなのでそのうち何か記事を書きます)

にもかかわらずですよ、最近ネイルサロンに行った際、向こう(施術者)から推しを聞かれて答えただけなのに「ホクト?誰?(笑) 知らな~い(笑)」と軽く小馬鹿にされて心の中でパチキレ申したので、やり場のない憤りを成仏させるべく、謹んでこの場を借りてメンバー紹介をさせていただきたい。すでに誰?とか言ってる場合じゃないくらい「どっかで一度は見たことある人たち」が集まってるグループなので、よろしくお頼み申します。解釈違い・記憶違いがあるかもしれませんが温かい目でお読みいただけると助かります。

(それと、6000000(中略)000000%ないとは思うけど万が一北斗さんご本人が上の動機をお読みになって自己肯定感が低まってしまったら不本意なので念のため補足しておきますが、たまたま私がその日当たった人の接客がちょっとアレだっただけです。他のお店ではだいたい通じるし、たとえ知らなくても話を盛り上げてくれる人にしか会ったことありません……)

ジェシー

じぇしー
1996年6月11日生まれ(26歳) 東京都出身
愛称「ジェシー」「ジェス」「ジェっさん」など

グループのセンター、長身スタイルおばけ、手脚が恐ろしく長い男。SixTONESを見て「こいつが一番でかいな」と思ったらそれがジェシーだ。京本大我とのツインボーカルの一翼を担う。アメリカの血をひくバイリンガルで、パフォーマンスの煽りや英語詞の楽曲などがバキバキに映える。日本語は少々苦手としているがそのへんはご愛嬌。最近は多忙でなかなか来れないがヒロミの手下としてリフォーム現場での下働きもこなしている。

性格はとにかく陽気で明るくピュアで、メンバー全員が彼に絶大な信頼を寄せている。若手ジャニーズ随一のギャガーとしても活躍。グループいちの酒豪でもある。大勢が集う場にいても彼のアメリカンで独特な笑い声は「Ahahahahaha!」とよく響く。あの『ジャにのちゃんねる』の面々からも事務所きっての陽キャとして認識されており、たびたび名前が挙がる。誰かがしょうもないダジャレをつぶやけば「ジェシーの偽物みたい」と言われる始末。丸山隆平 (関ジャニ∞) とは同じギャガーとして馬が合うのか先輩後輩の枠を超えたマブダチ的間柄で、しょっちゅう一緒に飲んでるし、ジャニーズカウントダウンでは一緒に踊り狂っていた。

ジャにのちゃんねる #132 より

まだ成人もしていないジュニア時代から木村拓哉や堂本剛などにガンガン絡みに行っていた、と言えばジャニオタには彼の強心臓・コミュニケーションおばけっぷりは秒で理解してもらえるだろうが、今や彼の人間関係は事務所どころか国境すら越えており、YouTubeで人気の「相関図」企画では驚くべき人脈の広さが明かされるので、ぜひ見ていただきたい。

京本大我

きょうもと たいが
1994年12月3日生まれ(28歳)一番先輩 東京都出身
愛称「きょも」「大我(くん)(ちゃん)」「坊っちゃん」

ジェシーと並んでSixTONESのツインボーカルの片翼として活躍する男。どこまでも突き抜けるようなハイトーンボイスがグループの楽曲に唯一無二の彩りをもたらす。下のMVでは右から3人目、高身長でガタイのいい男が揃うグループで唯一無二の中性的なビジュアルを特徴としている(実際は京本も普通にデカいのだが、SixTONESにいると小さく見えがち)。

苗字からお察しの通り父親は京本政樹氏。母親もかつてはアイドルだった。
美肌と端正な顔立ち、優雅で上品な立ち居振る舞いおよび天然をしっかりと受け継ぎ、誰もが一目見てハッとするほど美しく育つ。二世芸能人には親の七光りなどという言葉がついて回るものだが、彼の場合は父の存在があったからこそ人の何倍も遠回りして努力を重ね、特にダンスは激しい自主練により家の絨毯を毛玉だらけにするほどだったそう。歌唱力も本格的で洗練されており、ミュージカル『エリザベート』や『ニュージーズ』で活躍。若い世代からは政樹のほうが「きょものパパ」と言われることも増えてきた。

そんな彼の特徴は天性の愛され力。過去に共演した山崎育三郎さんや井上芳雄さん、尾上松也さん、事務所内では生田斗真や戸塚祥太 (A.B.C-Z) などから取って食われそうな勢いでかわいがられている。また、彼を語る上で外せないのがオタク気質。遊戯王パック開封やポケモンGOの進捗をよくブログで教えてくれるが、ほとんどのファンはその内容を深く理解できぬまま「きょもが楽しそうでよかった😊」と聖母のまなざしで見守っている。その他、名探偵コナンやマーベル作品のガチ勢でもある。

グループ内では一番先輩だし、上述のとおり非常に高度なパフォーマンススキルを持っているにもかかわらず、自他ともに認める運動音痴、カップラーメンの作り方をよく知らない、ファッションに頓着しない、パンツをそこらに脱ぎっぱなす、厨二病、興味本位でスプーンをコンセントに挿そうとする(髙地に止められた)などの華々しい実績により、メンバーからは世間知らずの坊っちゃんとして扱われている。YouTubeでは彼の突飛を極めた一挙一動にコミカルなSEがつけられがち。しかし後述する田中と並んで言葉選びがうまかったり、読みやすく丁寧な文章作りに長けた一面も持つ。

松村北斗

まつむら ほくと
1995年6月18日生まれ(27歳) 静岡県出身
愛称「北斗」「ほっくん」「ほくちゃん」、ラジオリスナーからは「松村(さん)」

ドラマ・映画・雑誌モデル・エッセイなど多方面で八面六臂の活躍を見せるグループのエース。『ViVi』の名物企画・国宝級イケメンランキングで殿堂入りを果たし、文字通りの国宝と化した。NHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ (雉真稔役) 』、新海誠監督作品『すずめの戸締まり (宗像草太役) 』、岩井俊二監督作品『キリエのうた (潮見夏彦役) 』などでの好演により、ここ数年まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで全世代にファンを増やしている。今後アイドルとしても役者としても本格的に大成していくと思われるのでぜひ注目されたい。

その実態は自他ともに認める陰キャで、友達は2人。グループ結成当初は陽キャだらけのメンバーにうまくなじめず、楽屋ではイヤホン付けて読書(のフリ)をしながら5人の会話を盗み聞きして静かに笑いをこらえるという教室の隅っこによくありがちなこじらせムーブを極め、滅多に喋ることもなかったという。他のメンバーが揃ってコミュ強かつ優秀なドッグブリーダーだったことが幸いし、今ではグループで一番おしゃべり好きな犬になった。国宝犬、めちゃめちゃ喋るしよく吠えるし、イジられるとすごい嬉しそう。とはいえグループになじんだ今もこじらせ陰キャっぷりは相変わらずなので、深夜ラジオのリスナーからは仲間認定されている。

仕事に対してはクソがつくほど真面目でまっすぐな男。入所以来一度もブレることなく「尊先 (尊敬する先輩) 」として山下智久の名前を挙げつづけ、山下智久の退所後は事務所内の他の誰かを選ぶことなくあえて大泉洋の名を挙げる義理堅い一面も。昔から水曜どうでしょうフリークであり、大泉をはじめとするTEAM NACSへの愛も強火。NHK紅白本番で大泉の魅力について質問され、本人の前で完全に語彙力を失ってしまうガチオタである。

髙地優吾

こうち ゆうご
1994年3月8日生まれ(28歳)最年長 神奈川県出身
愛称「コーチ」「こちゆご」、田中のみ「ダディ」

高地でも高知でもなく髙地(はしごだか)。イジられ役としてもツッコミ役としても活躍する男。SixTONESのメンバーはグループ内での先輩・後輩関係を普段ほとんど意識しておらず、他のグループと比較しても極めてフラットな関係性が特徴なのだが、これは彼の最年長にして一番の後輩という少々特殊な立ち位置が影響として大きいのではないかと思う。メンバーの間では「困ったときはとりあえずコーチ」的な風潮(?)が根付いており、バラエティ番組の流れで初代(名誉)リーダーに任命されたこともある。SixTONESって「髙地」と「髙地を愛する5人」で構成されてるグループなので……。

ちなみにSixTONESには元来リーダーが存在せず、現在は「毎年1月1日にジャンケンで勝った者」をその年のリーダーに任命する制度が採用されている。年の初めに最も運のいい男がグループを牽引する極めて合理的な運用だ(実際引っ張る機会はないし、引っ張っても誰も従わないので本当に形だけ)。

そんな髙地、元はと言えば日曜お昼の『スクール革命!』オーディションで応募総数1,300人の中から選ばれて入所したラッキーボーイ。
しかし本人にしてみれば友達が勝手に応募しただけのことであり、「一切やる気がないのになぜか勝ち残ってしまった」という漫画のような展開での入所を果たす。これを読むあなたも一度想像してみてほしい、知らんオーディションになぜか合格し、年下の子どもたちと鬼の振付師に睨まれながら連日ダンスレッスンに通う苦痛を。当然苦しい時期が続いたが、両親の説得もあり「初めていただいた仕事 (スク革) が終わるまではジャニーズを続ける」と決めて活動していたのは彼らしい男気エピソード。幸いスク革は2022年現在も放送が続く日テレの長寿番組となりつつある。一生終わるな……。
その後、気心知れたジェシーの誘いでグループを結成するにあたり「 (事務所ではなく) SixTONESに就職する」と、人より少し遅れて芸能界に身を置く覚悟を決めてからの成長速度は常軌を逸している。

彼の注目ポイントは内村先生のもとで培われた確かなバラエティスキル
若手らしい妙なガツガツ前のめり感を出さず、気の利いたコメントをサッと放り込めるので、ワイプ芸・街ブラ・グルメロケなどで手堅く爪痕を残す。またSixTONESでは珍しく尺を気にしながら時間ピッタリで話せるため、冠ラジオでも一定の信頼を得ている。ソロキャンプ、料理、バイク、温泉、サッカー、革細工など多趣味かつ手先が器用で、仕事に生かされる機会も多い。

森本慎太郎

もりもと しんたろう
1997年7月15日生まれ(25歳)最年少 神奈川県出身
愛称「シンタロー」「慎ちゃん」「モリ」「たろ」

あるいは「鉄腕DASHのシンタロー」と表記するほうが通りがいいのかもしれない。見た目そのまま元気いっぱいなグループの末っ子。
グループ内最年少でありながら2番目に先輩というポジションで、ある意味髙地と対をなす存在。入所当時はまるでヒメグマのように愛くるしい天使のビジュアルで人々を魅了し、ちびジュ(ジャニーズJr.の中でもまだ小学生くらいの子)としてというより、“その世代の子役”として売れていたと聞く。愛菜ちゃんとか福くんが出てくるより少し前の話である。

小学生でありながら高校生の取り巻きを従え、誰もが恐れる「ジュニアのドン」として君臨するも、成長とともに気遣い上手で礼儀正しい好青年となり、時折繊細な一面も覗かせる。
と同時にサーフィンで肉体改造され、リングマのようにイカつい別人のビジュアルに育った。最近はDASH島の開拓や農作業にも精力的に参加しており、最終形態のガチグマになる日も近い。作業で鍛わった逞しい体でデカいおにぎりなどをうまそうに食う姿が微笑ましく見守られている。

ポケモンずかん より

大抵のことを器用にこなすので、本人曰く「公文式で無双していた」幼少期の名残りか暗算が異様に早かったり、業務上必要が生じた重機や船舶の操縦免許をシュッと取ってきたりする(鉄腕DASHあるある:免許取得までの道のりは全カット)。こうした生来の万能さに加えて芝居のポテンシャルも高く、ここ最近は俳優業もかなり順調。事務所内でも数少ないガッチリ体格がいい感じの差別化につながっている気がする。

孤独とプレッシャーに押しつぶされて毎日泣いていたというドン時代を経て、初めてできた「対等に話せる仲間」=SixTONESへの思い入れは深く、メンバーを食事に誘うのはだいたい彼だし、だいたい断られてもいる。

田中樹

たなか じゅり
1995年6月15日生まれ(27歳) 千葉県出身
愛称「じゅり」「じゅったん」、ラジオリスナーからは「田中」

グループのMC兼ツッコミ役。冠ラジオ番組「SixTONESのオールナイトニッポン サタデースペシャル」ではメインMCを担当しており、田中樹+毎週交代でメンバー1名の体制でトークを繰り広げている。丁寧かつ慎重な言葉選びに定評があり、可燃性の高い話題に接しても鮮やかに火種をかわし、さりげなく消し止めさえするクレバーな策士にしてグループの参謀。
どちらかといえば彼も本来はボケたがりなのだが、周りがあまりにもフリーダムなので彼が牧羊犬のように走り回ってメンバーを誘導することが多い。たまにというかけっこうな頻度で彼が率先してボケだすといよいよ収拾がつかなくなり、6人のトークが無双状態に突入する。それが一番おもしろい。

音楽面ではラップを担当。ラジオ企画で本格的なご当地ラップを全国34局ぶん作ったこともある。大好きなCreepy Nutsとのコラボを数日後に控えた放送回では「連絡先を交換したい///」と相談タイムを設けるなど、強気でヤンチャそうに見えてチキンかつ小物臭ただよう一面がラジオリスナーから大いにイジられている(というかイジられの余地をうまく作るところに一軍陽キャみを感じる)同じく陽キャの菊池風磨 (Sexy Zone) とは同期かつ親友。

若手ジャニーズとしては珍しく「ギャル好き」を公言、中でもみちょぱこと池田美優さんのことを心からリスペクトしている。ギャルマインドの何たるかについてR-指定氏と熱く語り合うラジオは必聴。路上で繰り広げられてる男女の痴話喧嘩の解像度が異様に高かったり、「誰か一人に絞れないから結婚はできない」と言い切ったりする、今時の男性アイドルにはないワルさと “リアルに遊び慣れてる感” 、一方で礼儀とコンプライアンスを重んじる姿勢とのギャップが人気の秘訣であり、ジャニオタの間でも「田中樹」という概念・現象そのものがおもしろがられている印象。

一軍陽キャコミュ強なだけあって「後輩力」がめちゃめちゃ高く、最近はレギュラー番組で共演中のダウンタウン浜ちゃんに可愛がられているほか、事務所内では松岡昌宏 (TOKIO) や大倉忠義 (関ジャニ∞) 、河合郁人 (A.B.C-Z) 、桐山照史 (ジャニーズWEST) などとも交友が深い。



さいごに

あの日のネイリストへの怒りをキーボードに込めていたら、気付けば記事を一本書き上げてしまいました。いつもは遅筆な私に火をつけ、6,700字超えのパッションを与えてくれたあの人にそろそろ感謝すら生まれてきたところで、僭越ながらニューアルバムの宣伝をさせていただきます。

📣 SixTONES 3rdアルバム『声』2023.01.04 発売!!!!!!

事務所内でも音楽性に定評のあるSixTONESが、新年早々3枚目のアルバムを出します。名刺的立ち位置の1枚目『1ST』、大人っぽくチルな楽曲が多い2枚目『CITY』に対し、本作は「みんながSixTONESに求めるSixTONES」が詰まった一枚だと感じます。パリピでワルで遊び人で治安が悪い。かといって単純に調子こいてるヤンキーじみた存在感とは違って、不思議な上品さ・切なさをも併せ持つ彼らの魅力が存分に味わえる新作となっております。

現時点でYouTubeで公開されている収録曲の動画を本記事に貼っておきますが、公式サイトでも試聴が可能です。残念ながらSixTONESにはサブスク解禁の波がまだ行き届いておらず、物理的にCDを手に取っていただく以外で気軽にフルを聴ける手段が現状ありません。
これを読んでいる弊社の方でSixTONESにご興味のある方はお気軽にお声掛けください。発売され次第すぐに押し付け貸し出します。初回AもBも通常も過去の作品もすべて貸し出し可能です。もしご自宅にCDを取り込む手段がない場合は「外付けドライブ」も一緒に、です。私がいつでもあなたのTSUTAYAになります。ここまで読んでくれてありがとうございました。


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