【2〜3日目】スプーンで指を火傷した
前回の記事は前置きが長かったけど今回からは手短にやっていく。
前回書いた電気炉が届いたのでさっそく試してみたところ、やっぱり圧倒的に扱いやすかった。キャンドルと比較して若干溶けが遅い気がするが、別に急ぐわけでもないのでそこは構わない。煤が出ないぶん後始末も楽で、炉の凹みに垂れたワックスを拭き取るだけで済む。
ヘッドの大きさに対してワックス6粒だと若干多い感触があったので、5粒で試したらなんかちょうどよさそうだった。少し味気ないが単色でいくつか練習して少しずつ真ん中に捺せるようにはなってきた。小さく円を描くようにしながら捺すと、フチが半端に仕上がらなくてよさそう。
私は極端な右利きなので左手は基本お飾りというか、おそらく世の右利きの人よりも左手の扱いが不器用な部類だと思っている。シーリングスタンプというスピード勝負においても右手で垂らしてすぐに右手で捺さねばならず、その焦りにまだ慣れてこない。
ここでひとつ足元の確認ってわけでもないけど、今の経験値で試してみたらどうなるんだろう?と思い、応用技に挑戦してみることにした。ダイヤモチーフのやつを一つ捺し、ダイヤの部分だけをハサミでカットして再度ヘッドに装着。別の色の上からまた捺し直すというものである。
なるほど〜〜〜美しくはないなという感じ。
見るからに空気が入ってるしダイヤがやけに浮いて見える。YouTubeでプロ(?)がやってるやつはもっと自然に溶け込んで、きれいに背景と馴染んでいる。おそらくダイヤを生成する際にもう少し薄くしておく必要があるのだろうな。理想を言えばヘッドの溝にだけワックスを残しておくくらいがいいのかも。当面できる気はしない。
で、3日目の今これを書いているのだが、まだスプーンの扱いに慣れておらず、ワックスを拭き取る際にスプーンの柄で指を火傷した。熱すぎる!
休日だからたっぷり時間使って楽しむぞ〜と思ったら2つ目でこの有様。書いてる間にだんだん指も水脹れになってきたから今日はおしまいです。ワックス自体は溶けた蝋燭と同じなので大して熱くないんだけど、金属はそれより熱くなることをまったく考慮していなかった。愚かである。そもそも考え事をしながらやっていたのもよくない。集中したほうがいい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?